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2013年


高円寺ショウボート ギンガギンガvol.8  
高円寺ショウボート ギンガギンガvol.8  
高円寺ショウボート ギンガギンガvol.8  
高円寺ショウボート ギンガギンガvol.8  
高円寺ショウボート ギンガギンガvol.8  
高円寺ショウボート ギンガギンガvol.8  
高円寺ショウボート ギンガギンガvol.8  
高円寺ショウボート ギンガギンガvol.8  
高円寺ショウボート ギンガギンガvol.8  
高円寺ショウボート ギンガギンガvol.8  
高円寺ショウボート ギンガギンガvol.8  
高円寺ショウボート ギンガギンガvol.8  
高円寺ショウボート ギンガギンガvol.8  
高円寺ショウボート ギンガギンガvol.8  
高円寺ショウボート ギンガギンガvol.8  


 

2013.12.22
『高円寺ショウボート ギンガギンガvol.8』

出演 オグラ&ジュンマキ堂バンド、しゅう&宇宙トーンズ、ペリカンオーバードライブ、アネモネーズ(オープニングアクト)
今年の廻し納め、ギンガギンガ8年目。

たくさんのご来場ありがと〜!

みなさん良いお年を!

荻原魚雷くんが嬉しいライブレポート書いてくれてます。『2013/12/24ギンガギンガvol.8

高円寺ショウボート、おんださん、よださん、スタッフのみなさん、荒井さん(写真提供)、真琴(写真提供)、ぎょら、そして、来てくれたすべてのお客さん、以上の方、ひとりひとりに深い感謝と銀河の握手を送ります。

それから、今年も様々な人の協力で廻し屋家業つとめることができました。

『このHP管理人篠田さん、AKIさん、かずみさん、沼津SpeakEZ、店長さん、スタッフ&PAさん、出演者のみなさん、小田原はなことば、館長さん、スタッフ職員のみなさん、お父さん、伯父さん、上のお姉さん、下のお姉さん、あざみ野KARUTA、店長津山さん、朋子さん、スタッフ従業員のみなさん、きっしゃん、中沢さん、大阪十三シアターセブン、店長さん、スタッフのみなさん、大阪難波Mele、ムコハマさん、スタッフの皆さん、京都まほろば、和田さん、スタッフの皆さん、扉野さん、金沢ポッケマーと、矩さん、スタッフの皆さん、たかさん、奥さん、林くん、安威くん、高円寺Salon de VAMP、店長ナオちゃん、レオさん、山梨大野山 福光園寺、鈴木さん、住職さん、お母様、岩崎けんちゃん、チャンティさん、夏花さん、寺乃音スタッフの皆さん、根岸さん、静岡UHU、シンヤさん、テツさん、ケイスケさん、ユミコさん、住田さん、亜矢乃さん、茨城取手ダンデライオンカフェ、悟さん、ちくわくん、ユカさん、茨城戸頭ハコカフェ、店長さん、奥さん、まりこちゃん、愛知蒲郡VOODOO LOUNGE、きんちゃん、柏川さん、小島くん、名古屋なんや、ぷよさん、G子さん、Bicky☆さん、岐阜高山 ピースランド、中神さん、奥さん、ウミワハハさん、ガロさん、静岡 騒弦 ノダフルタさん、小田原ジーズキャフェ、ジョージさん、デミさん、ガンちゃん、スタッフのみなさん、近藤金吾さん、湯原麻利絵さん、藤枝TOKAIケーブルネットワーク、池谷さん、石田さん、山中さん、ファジーのお二人、スタッフの皆さん、広島ヲルガン座、ゴトウイズミさん、スタッフのみなさん、マサル一家、岡山ORiON☆NORi☆さん、神戸三宮、太陽と虎、店長さん、スタッフのみなさん、京都 わからん屋、池野さん、島さん、山梨韮崎、肴やくうかい、店長さん、奥さん、小澤さん、スタッフのみなさん、まなぶさん、カズマさん、馬橋盆踊り実行委員会、高円寺北中通り商栄会、馬橋北自治会、馬橋南自治会、新生会、楽友会、馬橋小学校同窓会、大場通商和会のみなさん、「コクテイル」狩野さん、かおりさん、「猫の額」木村さん御夫妻、斉藤会長、薮蕎麦親分、ボランティアの皆さん、馬場さん、とめさん、「ペリカン時代」マスちゃん、原マダム、斉藤くん(ex細胞文学)、サリー、隆盛、助六、たださん、えまQスタッフチーム、ななちゃん、岡さん、フラダンスの皆さん、八幡さん、横浜中華街socosoco、店長さん、アラタ君、佃島、相生の里、あいおい文庫、砂金さん、職員、スタッフのみなさん、おじいちゃん、おばあちゃん、GB、藤崎さん、PA&スタッフのみなさん、Naoちゃん、暢ちゃん、荒井さん(写真提供)、与那原恵さん、ザビエルさん(写真提供)、金谷ん、サっチゃん、アラケン、いわきバロウズ、店長花澤さん、PAさん、関野さん、三ヶ田さん、福島リアコースティック、店長さん、福島 あづまの郷、館長さん、スタッフ、職員の皆さん、斉藤さん、衰退羞恥心まこっちゃん、京子ちゃん、伊東 天使の遊viva、毛利さん、静岡UHU、モリさん、伊豆土肥 龍泉寺、城さん、娘さん、キイさん、伊豆土肥 CRAZY SPOT 31、tomoさん、静岡 騒弦 、JIMMYさん、雨々、香川 三豊 ブギナイト 湯口さん、奥さん、母上様、スタッフさん、島津くん、香川 高松 ラフハウス 今城さん、PAさん、JUDYさん、まあさん、徳島 寅家 寅さん、友部さん、スタッフのみなさん、ジミスギターズのみなさん、まどかちゃん、塩尻 On the Rode 直美さん、FUKUちゃん、丸山さん、雄司君&彼女、長野 はくなまたた その子さん、娘さん、the APPLAUZ、Icchieさん、松本 韓国食堂 Music Court HANA 崔さん、スタッフのみなさん、荒井さん(写真提供)、むぎほさん、アルメリさん、ましゅまろまま、真美さん、真彩さん、関さん』

みなさんほんとにありがとう!Great Big Kiss!






松本 韓国食堂 Music Court HANA  
松本 韓国食堂 Music Court HANA  
松本 韓国食堂 Music Court HANA  
松本 韓国食堂 Music Court HANA  
松本 韓国食堂 Music Court HANA  
松本 韓国食堂 Music Court HANA  


 

2013.12.15
『松本 韓国食堂 Music Court HANA』

出演:オグラ&ジュンマキ堂、ましゅまろまま with 関 謙一

さあ、今年のツアー最終日。実に一年半ぶりのごぶさたでしたMusic Court HANA。

ジュンマキ堂も松本へ初上陸。東京から荒井さんの車に乗りやって来た。

昼一時半という早いスタートだったがお客さんは続々と詰めかけてくれた。お客さんから林檎やワインの差し入れをもらい、FUKUちゃんも登場。そしてなんと塩尻でご一緒した丸山俊治さんも来てくれた。

ましゅまろままは「スーダラ節」をカバー。「わかっちゃいるけどやめやれないもの」でオリジナル三番を歌い会場をわかせていた。

そして僕らの出番。通常こういった場合、少し関連した事を言うと喜ばれるので、わかっちゃいるけどやめやれないものをMCに取り入れてみた。

「まずマキちゃんは…男でしょ、ジュンちゃんは…やっぱり麻薬かな」

これが結構ウケた。みんな笑っていたがジュンマキ堂の目の奥から軽い殺意を感じたので、次の曲へ逃げたのだった。

松本は毎回、ヒジョーに盛り上がる。『廻せ廻せ!』ニューバージョンでは豆太郎手ぬぐいをふり廻しての大乱狂。

関さん、素晴らしいツアーを組んでくれてありがとう!

僕たちもっともっとがんばります。まずはマキちゃんとジュンちゃんに男と麻薬をやめさせることからですね!

ライブ終了後、関さん、荒井さんと共に、古着屋へ行きたいというジュンマキ堂につき合った。僕らも中へ入ったが、所在なく、すぐ下へおり、外で待機。

先に飲み屋へ行ってようかということになり、その旨を伝えるべく上がっていくと「マキ、これどーかな」とジュンちゃんはもう全身ワンピースに着替えていた。「で、ではごゆっくり」とおじさん連中は酒場へ。

古着屋で一泊するつもりかなと思っていたが、ずいぶんたってから荒井さんに手袋、関さんにはアクセサリーというクリスマスプレゼントを手にあらわれた。「オグラさんがすねるといけないから」ということで僕にもでっかい安全ピンを買ってくれた。

ああ、本当に優しいジュンマキ堂…あれさえやめてくれれば…。

松本 韓国食堂 Music Court HANA 崔さん、スタッフのみなさん、ましゅまろまま、真美さん、真彩さん、関さん、荒井さん(写真提供)、むぎほさん、アルメリさん、FUKUちゃん、丸山さん、そして、来てくれたすべてのお客さん、以上の方に深い感謝と男と麻薬の握手を送ります。






長野 はくなまたた  
長野 はくなまたた  
長野 はくなまたた  
長野 はくなまたた  
長野 はくなまたた  
長野 はくなまたた  
長野 はくなまたた  


 

2013.12.14
『長野 はくなまたた』

出演:オグラ、the APPLAUZ、Icchie

関さんの車へ乗せてもらい、長野市へ向かう。

遠くに、うっすら雪化粧した山々が見える。わお、版画みたい!

本日も初めてのお店「はくなまたた」。スワヒリ語で「くよくよするな」という意味だそうな。全然くよくよしていない感じの美しいママ、その子さんが迎えてくれた。

昨夜はCDも売れ、快調な滑り出しと思われたが、今日は土曜日だというのに客三人。ひえ〜、人気なくてすいやせん!

しかし、ここはくよくよするなという店。最後は真美さん、Icchieさんのピアノ、関さんのピアニカでいつものようにセッション。

演奏しながらみんなで店を出てゆくというアホらしいエンディング。客よりも演奏者のほうが多いというのに。酔っぱらったママさんまでついてきてしまう始末。酒強そうだったなー。

帰りはまた関さんの車で松本へ戻った。初めて買ったレコードや落語の話をしているうちに松本インターを通り越し塩尻まで戻ってしまった。

じゃあ明日はまた塩尻On the Rodeからスタート。永遠に終わらないループツアーになるところであった。

the APPLAUZの『犬も食わない』というデュエット曲がよかった。

長野 はくなまたた その子さん、娘さん、the APPLAUZ、関さん、真美さん、Icchieさん、そして、来てくれた三人のお客さん、以上の方に深い感謝と版画の握手を送ります






長野 塩尻 On the Rode  
長野 塩尻 On the Rode  
長野 塩尻 On the Rode  
長野 塩尻 On the Rode  
長野 塩尻 On the Rode  
長野 塩尻 On the Rode  
長野 塩尻 On the Rode  
長野 塩尻 On the Rode  


 

2013.12.13
『長野 塩尻 On the Rode』

出演:オグラ、丸山俊治、FUKU

中央本線で長野へ出発。

昨夜、久々に「ガンバの冒険」を見た。タイトルバックが出ただけで、もう目頭が熱くなってしまった。

陽気なオープニング曲だけど、僕は知っている。これからめちゃくちゃヘヴィな冒険が始まるんだ。48になった今でもガンバの魔法はとけない。

♪架空の冒険者たちよ〜僕らもつれっててくれよ〜♪なのだ。

僕もノロイ島へ行きたい。船に乗り込んだらこう自己紹介するつもりさ。

「お前がんばりやのガンバだろ、オレはマイペースのマイペ。よろしくね」

するとガンバは答えるだろう

「ずいぶん年くってるみたいだけど大丈夫かい」

「ああもちろん!まずは一曲聴いてくれ。♪〜♪」

「ギャハハハ、なんだいそのへんな楽器」

「え、おかしいかな…あはは…」

一同「アハハハハ、ギャハハハ…」

冒険者たちとの楽しい語らいを夢想していたらいつのまにか塩尻へ到着。関さんプレゼンツ「オグラとクリスマス」信州ツアーのスタート。

駅から関さんの車で初めての店On the Rodeへ。

久しぶりにFUKUちゃんとも再会。一年ほど前、酔っぱらった僕は彼女の歌を、自意識が過剰だと言ったそうな。それもボソボソ声で。本人は結構気にしていたらしく、そんなMCをしていた。まったく根性ワルなおじさんだが、全然覚えていない。しかし一年ぶりに見たFUKUちゃんの歌はとても強くなっているような気がした。

そしてもう一人の出演者、丸山俊治さんは65歳から突如歌い始めたという経歴の持ち主。二年前『70歳になったのだ』というCDを出されている。70代とは思えない若々しさで、戦争体験や御自身の老い、ちょっと人をくったような歌などをユーモラスに歌っていた。その静かなエンターテイメントにお客さんはグイグイ引き込まれていた。

僕マイペもいい感じ。最後はFUKUちゃん、丸山さん、関さんピアノで『ゆっくりサンシャイン』をセッション。ここでも丸山さんの独特なギターソロが光っていた。

光っていたといえば、On the Rodeのママ、直美さん。調子に乗ってソロをふると、キラキラのタンバリン片手にカウンターの中を走り回ってくれた、ノリ良すぎますよ。

塩尻 On the Rode 直美さん、関さん、真美さん、FUKUちゃん、丸山さん、雄司君&彼女、そして、来てくれたすべてのお客さん、以上の方に深い感謝とマイペな握手を送ります。






徳島 寅家  
徳島 寅家  
徳島 寅家  
徳島 寅家  
徳島 寅家  
徳島 寅家  
徳島 寅家  
徳島 寅家  


 

2013.11.23
『徳島 寅家』

出演:オグラ、ジミスギターズ

高松駅のじゃこ天うどんをすすり、ジャニスジョップリンを聴きながら、JRうずしおで徳島へ。

駅を出て歩いて行くと、さすが徳島、あちらこちらに阿波踊りの銅像がある。店先に飾られたポスターの「無敵の二拍子」というコピーが実にカッコいい。

今回の四国ツアーはすべて寅家の寅さんが組んでくれた。今年の春、友部さんのライブを見に行った時の事「このまえ誰かが、オグラくんなにしてるかなあって言ってたよ、あれどこだっけ?」という友部さんの一言がきっかけとなった。

「誰ですか、どこですか?」と訊いてるうちに寅家の寅さんだということが判明。寅さんはその昔「大阪、春一番」で800ランプを見ていて、おぼえていてくれたのだった。早速、電話するとふたつ返事で引き受けてくれた。誠にもって有り難い。

ちょっと遅刻して寅家へ到着。寅さん、ジミスギターズのみなさんとご挨拶。ジミスギターズのリーダー加藤さんは、ギターの先生でもあり阿波踊りの連長さんでもある。アコギ二本、カホンという編成でVoのるりさんがジャジーな歌声を聴かせてくれた。

自分の方は、ケータイ写真詩なんかもふんだんに披露して、いい感じだったが、本編最後で三弦が切れてしまった。固めのピックを使ったせいか…無念…。それでもアンコールをもらい、CDも結構売れた。

打ち上げで特筆すべきは寅さんの少年時代エピソード。モグラを食べたり弓矢を作ったり、おまけに部屋が木の上にあったという。「それ、ほんとですかー」を連発しまくったが、細部にいちいちリアリティがあり、表情は屈託のない真顔、どうやらウソではなさそうだ。

弓矢を作るには竹を二本使い、熱を加えて曲げる。そしてそれを反対側へ曲げて糸を張るといいらしい。

人差し指を突き出し「これもんでな…」などと説明する寅さんは、間違いなく徳島のハックルベリーフィンなのであった、天晴。

徳島 寅家 寅さん、友部さん、スタッフのみなさん、ジミスギターズのみなさん、まどかちゃん、そして、来てくれたすべてのお客さん、以上の方、ひとりひとりに深い感謝と「これもんでな…」の握手を送ります。






香川 高松 ラフハウス  
香川 高松 ラフハウス  
香川 高松 ラフハウス  
香川 高松 ラフハウス  
香川 高松 ラフハウス  
香川 高松 ラフハウス  


 

2013.11.22
『香川 高松 ラフハウス』

出演:オグラ、JUDY

高松のネットカフェで昼すぎまでのんびり過ごし、シャワーを浴びてゆっくり身支度。

ライブ後の打ち上げはたいてい深夜になってしまうので、なるべくネットカフェに泊まりたい。ホテルは10時に追い出されてしまうのでせわしないのだ。

繁華街をぶらぶらし、立ち食いうどんならぬ、セルフうどんを食ってラフハウスへ。「どーもはじめまして」「こんにちは〜」ガラガラっとした野太い、いい声のマスター今城さんと握手をかわし、共演のJUDYさんともご挨拶。

「はじめまして、JUDYさんもお近くにお住まいですか」「オヒサマから来ましたよ」「オヒサマ…っていうと…何県?」「県ではありません、お日様です」「…あ、生まれがお日様って事……じゃあ…熱かったでしょう」「太陽は熱いけど、お日様はポカポカしてますよ、ウフフフ」

なかなか手強い共演者である。しかし、そのキャラクターとはうらはらに、まっすぐで音程のしっかりした歌声に驚いた。JUDYさんはボイストレーニングの先生でもあるそうな。

自分のほうは二部構成、ズカッとたっぷり。二部では今城さんから「夏は来ぬ」のリクエストもあった。CDに入ってる曲もほとんど出来て、アンコールはJUDYさんのピアノと「ゆっくりサンシャイン」で終演。

昨日につづき今日もまた、実に楽しい打ち上げ。今城さんは気さくな人で、初めてなのになぜかとても打ち解けてしまった。「オグちゃん、歌声大きいのに、話声ちっちゃいよ」と言うので「まあ、よく言われるけど…」「え、なんて?」「よく言われるけど、BGMでかすぎるんじゃないの?」「え?」なんて調子で唱歌からジャニスジョップリンまで、音楽話に花が咲いた。

後半(たぶん)は今城さんの誕生日ライブ映像などを見せてもらった、まったくズルいくらいのいい歌声で、地元球団、香川ガイナーズの公式ソングなども手掛けているバリバリのミュージシャンでもあった。

最後のほうはあんまり憶えてないが、岡山☆NORi☆さんの友達であり、JUDYさんの生徒でもある、まあさんの車で宿へ送ってもらった。

香川 高松 ラフハウス 今城さん、PAさん、JUDYさん、☆NORi☆さん、まあさん、そして、来てくれたすべてのお客さん、以上の方、ひとりひとりに深い感謝といい声の握手を送ります。






香川 三豊 鉄板食房ブギナイト  
香川 三豊 鉄板食房ブギナイト  
香川 三豊 鉄板食房ブギナイト  
香川 三豊 鉄板食房ブギナイト  
香川 三豊 鉄板食房ブギナイト  
香川 三豊 鉄板食房ブギナイト  


 

2013.11.21
『香川 三豊 鉄板食房ブギナイト』

出演:オグラ、島津田四郎

初めて行く四国の香川。道中長いだろうと、これまた初めて読む、織田作之助著「夫婦善哉」を熟読しながら、今回ばかりは深夜バスぢゃあ、さすがに楽器が心配だと、女房のカードで安く予約してもらった新幹線で贅沢、気ままに岡山まで移動。

岡山からJRマリンライナーで瀬戸大橋を渡り、さらに坂出で乗り換え高瀬駅へ到着。車掌がホームに降りてきて切符を回収、岡山から千三百円乗り越し賃を払い改札を出た。

とっぷりとした田舎駅。駅前にはチェーン店もなけりゃ、コンビニもない。人っこひとり歩いておらず、いるのは足のない旅行者を待つタクシーの運ちゃんだけ。「のんびりしてていいなあ…」ガラゴロ、カートを転がしていくと、スクーターにまたがった猛スピードの農婦とすれちがった。

店に電話を入れ、向かっている事をつげると、店長の湯口さんが、歩きですか?!と驚いていたが、地図があるから大丈夫ですと、それでも強情に歩いて行くが、大雑把な地図だったせいか、歩いても歩いてもなかなか店に着かず、犬に吠えられ、日もだんだんに落ちて、途方に暮れかけたところで、湯口さんが車で迎えにきてくれた。はじめましてと握手をかわし荷物を積み込む。

しばらく走ると田んぼの真ん中にぽつんと一軒ブギナイト。店内はこざっぱりした掘りごたつの小上がりがある鉄板食房だが、小さなステージが設けられていて、PA音響機材も充実している。木曜のド平日だったせいか、お客さんは四人だったが、それでもCDは3枚売れた。

打ち上げは、共演の島津くんと湯口さんの同級生、男ばかり五人で、もつ鍋をかこみ、女子会ならぬオス会。湯口さんは頭の回転が早く、実に面白みのある人物であり、同級生お二人もそれぞれにキャラがたっていた。酒が進むにつれ、男ばかりで気兼ねがいらないということも手伝ってか、話は徐々にエロの方向へ盛り上がり、最終的に「レイプもの」ではヌケないという全員一致の結論で幕引き。酒が呑めない島津くんの車で高松へ送ってもらった。

香川 三豊 ブギナイト 湯口さん、奥さん、母上様、スタッフさん、島津くん、そして、来てくれた四人のお客さん、以上の方、ひとりひとりに深い感謝と「夫婦善哉」風文体の握手を送ります。






2013.11.17
『オグラ文化祭 第三部 ダイジェスト』


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2013.11.16
『オグラ文化祭 第二部 ダイジェスト』


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静岡 騒弦  
静岡 騒弦  
静岡 騒弦  
静岡 騒弦  
静岡 騒弦  
静岡 騒弦  
静岡 騒弦  
静岡 騒弦  
静岡 騒弦  


 

2013.11.10
『静岡 騒弦』

出演:オグラ&ジュンマキ堂、雨々(rainman)、JIMMY

雨の降る中、AKIさんの車で、ジュンマキ堂と静岡へ移動。全員、猫を飼っているので、車内は猫話でニャーニャー。

富士川を過ぎたあたりでAKIさんが、この先に美味しい和菓子の店があるという情報を教えてくれた。ジュンマキ堂が食い付いていたので、僕もごく普通に「へ〜」と言ったつもりだったがAKIさんいわく「興味ない時の返事すぐわかるよ…」だそうな。

「美味いもんにも興味ないし、温泉もきらいだもんね」といわれ「いやいや、温泉きらいってゆーより、シャワー好きなんだよ」と変ないい訳をしてしまった。

雨はあがり、陽もさしはじめ、三時まえに騒弦到着。店内のトイレに貼ってある、うにあわ社のステッカーにまたもやジュンマキ堂が食い付いている。「うわー可愛い〜、これがAKIさんちの猫ですか?」

ステッカーにはうにとあわのベストショットが。「よかったらあげるよ」と二枚ジュンマキに手渡すAKIさん。そして、もう一枚を手にとり、じっと僕の顔をうかがっている。

「あっ、ほしいほしい、興味あるよ」「ホントに…?」

まったくAKIさんの表情読み取り能力にも困ったもんである。

そうこうしてるうちにJIMMYさん、雨々登場。雨々のtomo君とはペリカン時代で何度も会っている。東京でも共演のお誘いをうけていたが本日やっと実現。

雨々のお客さんは全員が酔っぱらい。異様に盛り上がっていた。負けてられないよと、僕らもぐるぐるぐるぐる、ドンチキチキドンドン。

最後はまたもや打ち合わせなしで全員を呼び上げ「ゆっくりサンシャイン」。ソロ回しで はJIMMYさんがカズー、tomo君はもちろんブルースハープ、たむさんカホン、そしてdaisukeさんはなんと即興の歌、さすがフロントマン。

打ち上げもめちゃくちゃ楽しかった。帰りは車で来ていた荒井さんに乗っけてもらい、ジュンマキ堂と東京へ。車内は打ち上げムードがつづき、どういう流れでそうなったのか「オグラ&ジュンマキ堂、弱音ユニット」の構想を話し合った。

ちーさい手廻しオルガンとちーさいチンドン、ゴロス作って、小さい声で歌う。小さな音だからお客さんにもぎゅーっと寄ってもらって…。

お、なんかいーじゃん、わくわくするぜ!

静岡 騒弦 ノダフルタさん、スタッフのみなさん、AKIさん、JIMMYさん、雨々、荒井さん(写真提供)そして、来てくれたすべてのお客さん、以上の方、ひとりひとりに深い感謝と興味のある握手を送ります。






伊豆土肥 CRAZY SPOT 31  
伊豆土肥 CRAZY SPOT 31  
伊豆土肥 CRAZY SPOT 31  
伊豆土肥 CRAZY SPOT 31  
伊豆土肥 CRAZY SPOT 31  
伊豆土肥 CRAZY SPOT 31  
伊豆土肥 CRAZY SPOT 31

 

2013.11.9 夜
『伊豆土肥 CRAZY SPOT 31』

出演:オグラ&ジュンマキ堂(ワンマン)

昼間のお寺ライブを終え、夜は一年半ぶりクレスポ31。

完全ワンマン、1部、2部にわけてオリジナルメニューを披露。ジュンマキ堂とチンチキドカドカ。お客さん少なかったけど、今回も手作りうちわ持参の御婦人方、前回誕生日だった淑女も来てくれた。

ここは毎回恒例が多い場所だ。2ステージ目には、出ました「呑ませ女高生」。またもや日本酒を運んでくる。

風邪気味でのどをかばっていたが、もうしょうがねぇ、呑んじゃうよ。

2部は珍しくギターの弾き語りでスタート。イスに座っての「冬とバケモノ」アルペジオバージョンなんかを歌い終え客席を見ると、ジュンマキ堂も呑んじゃってる。呑ませるね〜、呑ませ女高生。

「見てるからもうちょっとやってて」なんて実にリラッスクムード。店内はライブというより小さなパーティーといった雰囲気。

そいじゃあってんで、予定してなかった曲をたっぷり弾き語り。本来廻し語りの自分ではあるが、これが意外と面白かった。持ち時間がたっぷりあると遊べるから面白い。

後半はほろ酔いのジュンマキ堂と共に激しめの曲をチンチキドカドカ。最後は練り歩きで退場、ステージ横の表扉からもう一度入ろうと思ったが、惜しいことに閉まっていた。
常日頃、人を楽しませずして自分が喜んでてどうするんだ。と思っていたが、この日はずいぶん楽しんでしまった。でも、ほっこりしたいいライブできたと思う。

打ち上げには鍋が出てきて、一杯一杯また一杯。tomoさん、城さんたちと打楽器の話でもりあがった。

伊豆土肥 CRAZY SPOT 31、tomoさん、城さん、娘さん、スタッフのみなさん、そして、来てくれたすべてのお客さん、以上の方、ひとりひとりに深い感謝とほっこりした握手を送ります。






伊豆土肥 龍泉寺  
伊豆土肥 龍泉寺  
伊豆土肥 龍泉寺  
伊豆土肥 龍泉寺  
伊豆土肥 龍泉寺  
伊豆土肥 龍泉寺  
伊豆土肥 龍泉寺  
伊豆土肥 龍泉寺  


 

2013.11.9 昼
『伊豆土肥 龍泉寺』

出演:オグラ&ジュンマキ堂

朝6:45新宿小田急線乗り場でジュンマキ堂と待ち合わせ。

すでに到着しているマキちゃん。遠くの方からキャスケットをかぶったジュンちゃんも登場。水色のシャツに赤いネクタイでカツカツ歩いてくる。

朝からずいぶんはりきってるなあと手をふったら鉄道職員のおばさんだった。失礼、帽子やカートがそっくりだったもんで…。

沼津でAKIさんの車にひろってもらい伊豆半島へ。

以前、沼津ライブにも来てくれた城さんのお寺、龍泉寺に呼んでもらった。ありがたい。

着くなり手作りシャツのプレゼント。キラキラした派手な着物生地、サイズもぴったり、早速ステージ衣装として使わせていただいた。

午後1時半、開演に先立ち、お寺の娘さんが袈裟に着替えてご挨拶。近所のお年寄りや子供らの前で、唱歌やラジオ歌謡を披露。

ジュンマキ堂の衣装がかすむくらいの派手で奇麗な本堂。天井に反響してチンドンもゴロスも実にいい音色だった。

オリジナル曲は「お弁当つくって」の他、めったにやらない「近所の寺で涼んでいたら」も披露。ベタではあるが、お寺では必ずやることにしている。かなり古い曲だけど次回のアルバムには入れようかな。

ジュンマキ堂がCDの売り子をすると、お客さんが抵抗なく寄ってきてくれる。こういう所だとやっぱり『廻転唱歌』がよく売れる。三人でサインもたくさんした。

夜までちょっと時間があったので宇久須で遅い昼ご飯。風邪気味でのどが痛かったが、元祖小アジ寿司でかる〜く一杯。

伊豆土肥 龍泉寺、城さん、娘さん、キイさん、tomoさん、そして、来てくれたすべてのお客さん、以上の方、ひとりひとりに深い感謝とキラキラの握手を送ります。






高円寺北中通り音楽祭  
高円寺北中通り音楽祭  
高円寺北中通り音楽祭  
高円寺北中通り音楽祭

 

2013.11.3
『高円寺北中通り音楽祭』


馬橋盆踊りの立役者、古本酒場コクテイルの狩野さんにたのまれ「第一回北中通り音楽祭」に急遽出演。

斉藤会長のあいさつの後、午後一時スタート。最初に演奏する杉並学院吹奏楽部のみなさんの横で、賑やかしにひと廻し。

おなじみ猫キャラのとめちゃんもとなりで踊ってくれた。猫にしてはキレのいいダンスが可愛らしかった。

北中通りは四十店舗しかない杉並区で一番小さな商店会。東京へ来て初めて住んだ場所でもある。

この商店街とは盆踊りから色々と関わりが深くなっていて、最近では通りの立て看板もたのまれ、作ったりした。

ご存知「馬橋ホーホツ音頭」のホーホツノーノーエとは馬橋村に伝わる雨乞いの言葉。盆踊り当日、雨は大丈夫だったが、数日後の豪雨で、自宅が床上浸水してしまった。区役所にポンプを借りたりして大変な目にあった。

しかし、写真家の矢幡さんからは「曲が成就したんだからミュージシャンとしてはいい事」だといわれ納得。なるほど、言われてみれば確かにそうだ、ハハハ、やったぜベイビー♪…なのか。

高円寺北中通りのみなさん、狩野さん、かおりさん、斉藤さん、スタッフのみなさん、以上の方、ひとりひとりに深い感謝と馬橋の握手を送ります。






2013.11.3
『オグラ文化祭 第一部 ダイジェスト』


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静岡 UHU  
静岡 UHU  
静岡 UHU  
静岡 UHU  
静岡 UHU  
静岡 UHU  
静岡 UHU  
静岡 UHU  
静岡 UHU  


 

2013.10.20
『静岡 UHU』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演:モリクン&ケースケ、オグラ&ペリカン時代(G増岡謙一郎(ペリカンオーバードライブ)Key原めぐみ)、タダセンパイ、Akashic Records、望月康平

「レッツゴーヤング Vol.1 モリクン50th Annversary R&R Party」と題されたモリさん生誕50周年を祝うイベント。

モリクンという芸名なのにモリさんと言ってしまう僕は静岡の後輩なのであった。

その昔、僕は、モリさんが運転するグレリチの機材車に乗せてもらい上京したという過去を持っている。モリさんやマモルさんに出会わなかったら、自分は今、東京にいないんじゃないかと思う。

1984年。19才の僕らは高速道路の壁をよじのぼり、清水のインターチェンジで、ツアー帰りのグレリチ車を待っていた。まだ携帯電話はない時代「だいたい深夜の1時頃」というアバウトな口約束。

2時をすぎても車は現れない。おせーなー。なんて言いながらタバコを飛ばし、ふざけながら待っていた。この話を人にすると「よくのんきに待ってたね」と驚かれるが、その頃の僕らはヒマを膨大に持て余してしたのだ。

そんなこんなで4時ちかく、さっそうと現れた一台のワンボックスカー。野球帽をかぶったモリさんが「お待たせ〜♪」と運転席から顔をのぞかせた。「遅くなったから、もう帰っちゃったと思ったよ」なんていいながら車に乗せてくれた。

その時のモリさん21才。あれから29年、野球帽の先輩は50歳になろうとしている。

モリさんとケースケさんによる『家を出た』では、熱いものが込み上げてきた。何のあてもなく家を出て都会へ来たすべての人、僕らの歌だ。友人の物書き、荻原魚雷くんもこの歌が大好きなのである。

今回急遽作ったユニット、オグラ&ペリカン時代では青ジャージの曲やペリカンオーバードライブの『ロクデナシの唄』なんかを演奏。モリさんに捧げるカバーはもちろんフィンガー5の『上級生』、モリさん上級生だからね。

最後は出演者全員でセッション。これまた青春時代を題材にしたケイスケさんのブルース、商店街をフルチンで走った、という『裸でラリー』を。そして、最後はグレリチの名曲『パワーアップ』。モリさん、ケイスケさん、マスちゃんや原と『パワーアップ』をやるなんてサイコーにハッピーなひとときであった。

あと、30年ぶりのつれ、ハムが来てくれて、バカうれしいっけ。


静岡UHU、シンヤさん、テツさん、AKIさん、田中さん、モリさん、ケイスケさん、荒井さん(写真提供)、出演者のみなさん、そして、来てくれたすべてのお客さん、以上の方、ひとりひとりに深い感謝と祝!50thの握手を送ります。






伊東 天使の遊viva  
伊東 天使の遊viva  
伊東 天使の遊viva  
伊東 天使の遊viva  
伊東 天使の遊viva  


 

2013.10.19
『伊東 天使の遊viva』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演:オグラ

昼、沼津駅でAKIさんと合流、車に乗せてもらい伊東へ出発。

今回は実に2年半ぶり、天使の遊viva。久しぶりに毛利さんと再会。お客さんはみんな高齢の方々ということで9割がたラジオ歌謡、唱歌のカバーライブ。

高齢といっても介護施設のおばあちゃんたちよりもうんと若い70代前後の人たち。シャンソンや演歌もメニューに入れてみた。伊豆なので『天城越え』なんかもソウルフルに歌わせていただいた。

終わったあと、品のいい老紳士が、手廻しオルガンをスゴく気に入ったといい、記念撮影。沼津あたりの昔話を聞かせてくれた。

終演時間が早かったので、AKIさんと回転寿司で晩ご飯。運転のため呑めないAKIさんを尻目に、しっぽりすっかり酔いどれてしまった。べろろろ〜、ほつかれさまれした〜。


伊東 天使の遊viva、毛利さん、AKIさん、そして、来てくれたすべてのお客さん、以上の方、ひとりひとりに深い感謝と天使の握手を送ります。






福島 高齢者総合休養村 あづまの郷  
福島 高齢者総合休養村 あづまの郷  
福島 高齢者総合休養村 あづまの郷  
福島 高齢者総合休養村 あづまの郷  


 

2013.10.14
『福島 高齢者総合休養村 あづまの郷』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演:オグラ

今日も福島はお祭りでにぎやか。

一年ぶり、あづまの郷でひと廻し。前回、ここを紹介してくれた斉藤さんが、退職したのにもかかわらず手伝いに来てくれた。誠にもってありがたいの一言である。

いつものようにラジオ歌謡、唱歌を歌ううちにまたもやいました。「いーわよ〜!」のおばあちゃん。一曲終わるたびに「いーわよ〜!」と声援を送ってくれる。今年は「ステキよ〜!」もいただいた。去年の「いーわよ〜!」はコチラ

終わったあと、各部屋へ帰るおばあちゃんたちをお見送り。泣いたり笑ったりしている顔と握手をかわす。ほとんどの人が車椅子なのでしゃがみ気味に。

インチキな偽善者みたいだけど、こういう事に抵抗がなくなった。どう思われたっていいじゃないか、どうせはじめっからインチキなんだから、呵々大笑。

「来年まで生きてるから、また来て」とか「おら、シビれちまった」という嬉しそうな顔を見てると、こっちが救われる。

人々を楽しませる事で、自意識を溶かすのだ。ありがとー、また来年!


福島 あづまの郷、館長さん、スタッフ、職員の皆さん、斉藤さん、まこっちゃん、京子ちゃん、そして、おじいちゃん、おばあちゃん、以上の方、ひとりひとりに深い感謝といーわよ〜!の握手を送ります。






福島 リアコースティック  
福島 リアコースティック  
福島 リアコースティック  
福島 リアコースティック  
福島 リアコースティック  
福島 リアコースティック  
福島 リアコースティック  
福島 リアコースティック  


 

2013.10.13
『福島 リアコースティック』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演:オグラ、衰退羞恥心、ハラキリ@Robotz、Black comet club band

カナディアンイビキで寝不足だったが、朝はやく、まこっちゃんの車で移動。

眠いね…。なんていいながら高速を走っていると、まこっちゃんが無口になってしまったので「しりとりやろう!」と提案。

「あ、いーすよ。」

「じゃあ、この車窓から見えるもので。まずは木」

「き、き、き、き…えー?きなんてありますか?」

こっちのほうが「え〜!?」である。一回目でもうないの…。「き」なんていくらでもあるじゃないか。たとえば…き、き、き…あれ?「き」ねーな。

僕らふたりには「希望」が見えていなかった。

福島に着くと、町はどこもかしこもお祭り一色。リハまでの時間、屋台やお化け屋敷を冷やかしてヒマつぶし。

夜はまこっちゃんがブッキングしてくれた初めてのお店、リアコースティック。まこっちゃんのコール&レスポンスのMCが良かった。「俺が歌ったら、みなさんも歌って下さい」ではなく「俺が歌ったら、みなさんも歌います」

まこっちゃん、いーの見つけたなあ。


福島リアコースティック、店長さん、まこっちゃん、出演者の皆さん、そして、来てくれたすべてのお客さん、以上の方、ひとりひとりに深い感謝と「き」の握手を送ります。






福島 いわきバロウズ  
福島 いわきバロウズ  
福島 いわきバロウズ  
福島 いわきバロウズ  
福島 いわきバロウズ  
福島 いわきバロウズ  


 

2013.10.12
『福島 いわきバロウズ』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演:オグラ、衰退羞恥心、geru、マリコ、daisuke wanna go

午前中に東京を出発、常磐線でいわきへ、1年ぶりのバロウズ到着。

前日、石巻にいた衰退羞恥心、まこっちゃんも現れ久しぶりの再会。若いミュージシャン達にかこまれ、中年ド真ん中、トリを務めさせていただいた。

アンコールは『ゆっくりサンシャイン』。例によって、なんの打ち合わせもなく、出演者を突然ステージにあげての大セッション。みんな最初はとまどうが、簡単だから誰でも入れるのだ。実はこの曲、セッションために、Aメロもサビも間奏もすべて同じ3コードで作られている。

打ち上げでちょっと面白い話をきいた。数年前、いわき女子高生の間で、キティちゃんの毛布を腰に巻くというスタイルが流行したそうな。理由は「ミニスカートは冷えるから」だそうだが、なかなか興味深い現象だ。

本末転倒という言葉ではくくりきれない何かがある。あくまでもミニスカートは絶対であり、毛布は本来の防寒として使われている。しかし無地では面白くないという訳でキティちゃん柄。

毛布を腰に巻いた女子高生がみんなで駅前に座っている。なんとも奇妙な光景だ。キティちゃんって平べったい印象があるけど、もっと潰したかったのかな…。

いずれにしても冷えは万病の元、いい流行だと思った。

結局、まこっちゃんたちと店へ泊めてもらった。カナダから来たハードコアバンドも一緒に雑魚寝。明け方、下水がつまる音で目がさめた。

ズボボボボ〜ひゅるるるる〜ンゴゴゴゴ〜ひゅるるるる〜。

ちがう下水じゃない、イビキだ。カナダバンドはイビキも爆音だった。


いわきバロウズ、店長花澤さん、PAさん、関野さん、三ヶ田さん、まこっちゃん、出演者の皆さん、そして、来てくれたすべてのお客さん、以上の方、ひとりひとりに深い感謝と毛布の握手を送ります。






2013.10.6
『吉祥寺 ROCK JOINT GB』
〜インチキ手廻しオルガンソロ11周年記念『オグラ文化祭』〜

出演:オグラ(インチキ手廻しオルガン)、青ジャージ(Vo&AGオグラ、key原めぐみ、Dr中安哲郎)、ジュンマキ堂(チンドン西里純子、ゴロス黒田牧子)、ContraBass新井健太(from東京ローカル・ホンク)、増岡謙一郎(ペリカンオーバードライブ)、イトウサチ、林漁太(ミックスナッツハウス)、とどろき豆太郎、まむし由美、Nao(ぷよぷよすくい)Nobu&Miko(CDすくい)
総合司会:金谷ヒデユキ(地獄のスナフキン)

みんな〜、たくさんの御来場ほんとにありがとー!!!!!

ツアーでお世話になっている人たちも各地から駆けつけてくれ感無量。

ペリカン時代で知り合った、ノンフィクション作家の与那原恵さんからは、沖縄より祝電をいただいた。

三部構成、3時間半のもりもりな内容。

金谷んの開会宣言につづき一部「青ジャージ」ステージ。1984年当時の曲を演奏。てつと原、この二人がいなかったら自分の音楽はなかっただろう。マキちゃんが楽屋で「青ジャージってロックだったんだね」なんて驚いていた。

「もしもオグラ楽曲をこの人が歌ったらのコーナー」では、金谷んが『永遠の酒』を熱唱。熱いものが込み上げてきた。金谷んと出会わせてくれた、今はなきR&Rギタリスト小島君に感謝だ。サっチゃんは『夢の中には水がこぼれている』をカバー。完璧なアレンジ&自分の歌に仕上げていてビビった。もってくね〜。自分のライブでも是非やってもらいたい。

そして増岡vo、金谷Bass、イトウサチDrの強敵バンド「赤ジャージ」あらわる!金谷んはこの日のために密かにベースを練習していたのだ。「はなわじゃないよ」なんて言いつつはねまくりのベースを弾いていた。なつかしのレパートリー『10円』を2回半も演奏するという大胆不敵なステージをかまされ、人々の脳内に♪じゅーえ〜ん、じゅーえ〜ん♪というコーラスを植えつけたのであった。

二部はおなじみ「オグラ&ジュンマキ堂」。今回のみのスペシャルバージョン『それゆけ!貧乏紳士&貧乏淑女』のメドレーでニセ札とチョコレートを盛大にまいた。「オグラ三弦楽団」は予想外の好評価をいただき、このバンドでツアーへ行きたくなってしまった。アラケンの弓がベリークールに決まり、原ピアノの豊かさが場内をしっとりと包んだ。

三部は「オグラ文化祭バンド」。『ビル風と17才』や『次の迷路へ』完全バージョン、『かたちたち』『Mr.オルガの嘆き』などをバンド編成でズカっと決めた。そして、ミックスナッツハウスの林王子を迎え、出演者全員で新曲『夕焼けの中の酔っぱらい』をセッション。ステージ上からお客さんの写真撮ったりして、サっチゃんの浮かれっぷりがヒジョーに面白かった。

最後は客席のイスをとっぱらい、お客さん&出演者入り乱れて盆踊りを踊るという、なんだかよくわからないエンディングで終演。マスちゃんの振り付けがここでも大好評。「ライブハウスで盆踊りなんて初めてです」と口々に言われたが、僕もこんなストレンジな経験初めてだよ。ははは、ライブハウスでなにやってんだか…しかし、GBの店長さんは圧巻の光景に感動した。と言っていた。

CDすくい、ぷよぷよすくいも大いに健闘してくれた。そのまま軽く打ち上げとなり、高円寺へ戻ってもう一軒ハシゴしたが、さすがにみんな疲れていて、すぐに解散とあいなった。豆太郎、まむし由美も、ぐったり。

様々な人の協力、良質なミュージシャンたちに支えらてここまで来ました。これからもインチキ手廻しオルガンのオグラ、益々のご鞭撻、ご指導のほどよろしくおたの申します!

いろいろあるけど、なるべくふざけて暮らそうぜ〜。

GB、藤崎さん、PA&スタッフのみなさん、Naoちゃん、暢ちゃん、みーこ、荒井さん(写真提供)、与那原恵さん、AKIさん、毛利さん、関さん、真美さん、真彩さん、住田さん、亜矢乃さん、ザビエルさん(写真提供)、原めぐみ、てつ、ジュンちゃん、マキちゃん、マスちゃん、金谷ん、サっチゃん、アラケン、林くん、小島くん、そして、来てくれたすべてのお客さん、以上の方、ひとりひとりに深い感謝と11年分の握手を送ります。


オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭 オグラ文化祭










インチキ手廻しオルガンを廻し続けてはや11年。いったい今まで何回、ハンドルを廻したのか…。

計算してみました。

45分1ステージで平均64回廻したとして、今までのライブ本数をかけると、ざっと1万2000回転。

ワンマンもあるから数はそれ以上でしょう。まったくなんという無駄な回転。…ではなくどうせならコーヒーを挽いておけばよかった。…でもなく1万2000回転の中にお客さんとお世話になった店長さんたちの顔が渦まいております。

という訳で、皆さんへの感謝を込め『オグラ文化祭』やります。

青ジャージが一夜限りの復活。ジュンマキ堂はもちろん、東京ローカルホンクからアラケンをウッドベースに迎え一日だけのスペシャルバンドも披露。CDすくい、盆踊りコーナーなど、内容も盛りだくさん。総合司会はボキャブラ天国で「地獄のスナフキン」と恐れられた元祖ギター芸人、金谷ヒデユキ君がつとめてくれます。

さあ、みんな、言葉と音楽で秋の夜長を楽しんでくれたまえ。ズカズカっと行くぜ〜!ヨロシクどうぞ。

オグラ(インチキ手廻しオルガン)

【今回当日券には限りがあります。予約はお早めにお願いします。お名前、人数をご送信下さい。既に予約済みの方は了解しています。】






佃島 介護施設 相生の里  
佃島 介護施設 相生の里  
佃島 介護施設 相生の里  
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2013.9.8
『佃島 介護施設 相生の里』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演:オグラ&ジュンマキ堂

今年もこの季節がやってきた、あいおい納涼祭。プロレスあり、御神輿ありのにぎやかな祭典。

あいおい文庫、砂金さんの提案で、今回は野外で演奏。おばあちゃんたちも下まで降りてきてくれた。外に来られない人はベランダからも見ていた。空模様が怪しかったけどライブ終了までもなんとかもちこたえた。

いつものように唱歌、戦前戦後のラジオ歌謡を披露。ジュンマキ堂とともに一時間ズカっといきました。

名曲「星の流れに」を歌っていると、サビの♪こんな女に誰がした♪の部分で横の旦那さんをつつく御婦人がいた。3番まであるので旦那さんは3回もつつかれていた。2番でやめておけばよかったのか、ない4番を歌った方がよかったのか…カカカ、ひと事じゃないか。

毎年、僕らをよび続けてくれた砂金さんは、残念ながら今回で職場を移られることになった。おばあちゃんたちの前で歌うきっかけをあたえてくれた彼に心から感謝している。普通の人の前でやっているだけではわからない事を、たくさん教えてもらった気がする。本当に淋しいかぎりだけど、次の場所でもおばあちゃんおじいちゃんの笑顔を増やし続けてくれるだろうと思う。ひとまず、お疲れさまでした、ベリィベリィありがとー!

帰りは恒例のもんじゃ焼き屋で乾杯。今年もマキちゃんがたこ焼き職人となり、真剣な汗を光らせていた。

店に入ったころから降り出した雨は、どんどん激しくなり、やらずの雨となった。じゃあ、もう一杯、もう一杯と盃を重ねていくうちに、あとひき上戸が完成して、雨だか酒だかわからない始末。

相生の里、あいおい文庫、砂金さん、職員、スタッフのみなさん、おじいちゃん、おばあちゃん、荒井さん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、もんじゃの握手を送ります。






横浜中華街 socosoco  
横浜中華街 socosoco  
横浜中華街 socosoco  
横浜中華街 socosoco  
横浜中華街 socosoco  
 
 
 


 

2013.9.7
『横浜中華街 socosoco』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
企画展『ナツのカタチ。アキのイロ。』
キヨハラアラタ/田中重遠/保光敏将/山川直人

今回は古い友人、アーティストのキヨハラアラタ君によばれ、企画展の会場でひと廻し。

横浜でライブをやるのは実に7年ぶり。友部さん主催のポエトリー・リーディング「LIVE! no media 2006 草原編」の時、以来。

リハを済ませ公園のほうへ言ってみるとカップルだらけ。さすが山下公園…でも、多すぎねえか。

警備員なんかもいるし…「ここはペッティング行為禁止地区です」なんて見張ってるのかなと思ったら、花火大会だった。かるく一杯ひっかけて、さあいよいよという時、自分の出番。

花火がはじまる前の高揚感だけ味わい店へ戻った。絵や立体の作品にかこまれ、自分の作品を奏でた。

アラタ君が作った箱のコラージュをみていると「これ、オグラがレディージェーンでやった時のチケットだよ」なんて教えてくれた。アートのことはよくわからないけど、その箱がちょっと身近に感じた。

久しぶりにヒカちゃんにも会えたし、懐かしい気分で中華街をあとにした。

socosoco、店長さん、アラタ君、出展者のみなさん、栗原さん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、芸術的な握手を送ります。






2013.8.14
『馬橋盆踊りの写真』〜撮影:荒井真治さん〜




「コクテイル」狩野さん、かおりさん、「猫の額」木村さん御夫妻、斉藤会長、薮蕎麦親分、ボランティアの皆さん、馬場さん、とめさん、「ペリカン時代」マスちゃん、原マダム、ジュンマキ堂、斉藤くん(ex細胞文学)、サリー、隆盛、助六、たださん、「ハチマクラ」みどり「Salon de VAMP」ナオちゃん、えまQスタッフチーム、ななちゃん、岡さん、フラダンスの皆さん、荒井さん、八幡さん、与那原恵さん、根岸さん、ぎょら、ともちゃん、まこと、のぶちゃん、マツコさん、きぼりお、しまやん、ハラくん、ケンジ、マリちゃん、西井、瀧上、かおりちゃん、りょう、サッちゃん、アラケン、剛くん、チカちゃん一家、高野江一家、トモくん、きっさん、メロンちゃん、ゆかさん、柏川さん、中田さん、谷藤さん、伊藤ちゃん、木原さん、ラッキーくん、そのほか大勢集まってくれたすべての人たち。以上のかたひとりひとりに深い感謝と握手を……というより

おもしろかったね〜、また来年!!

主催:馬橋盆踊り実行委員会、高円寺北中通り商栄会
協力:馬橋北自治会、馬橋南自治会、新生会、楽友会、馬橋小学校同窓会、大場通商和会







2013.8.9
『第一回 馬橋盆踊り 本番』映像

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山梨 韮崎市 肴やくうかい  
山梨 韮崎市 肴やくうかい  
山梨 韮崎市 肴やくうかい  
山梨 韮崎市 肴やくうかい  
山梨 韮崎市 肴やくうかい  
山梨 韮崎市 肴やくうかい  
山梨 韮崎市 肴やくうかい  
山梨 韮崎市 肴やくうかい  
山梨 韮崎市 肴やくうかい  


 

2013.7.28
『山梨 韮崎市 肴やくうかい』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演:オグラ&ジュンマキ堂、YURIKA

「肴やくうかい15周年パーティーイベント」
甲府の城でヒマつぶし。

お城好き、なぜなら広いから。…歴史的な事さっぱりわからず。

今日は初めてのお店、肴やくうかい。昨年「音の道Project」の蔵乃音ライブを見ていた店長さんから是非にと声がかかった。有り難や。

甲府駅で待っていると、くうかいの車に乗せてもらいジュンマキ堂が東京から到着。車内は早くもウキウキモードでふたりとも完全に浮かれている。

まなぶさんとカズマさんの案内で走る事40分あまり、広い道の横に人だかりが見えてきた。

「肴やくうかい」というでかい看板、目の前には川が流れ、店のまわりにはたくさんの人人人。お客さんは年配者だと思い込んでいたが、みんな若くてびっくり。こりゃパーティーというより夏フェスだ。

厳つい格好のお兄さんからセクシーなおねえちゃん、そして、若いお父さんお母さん&大勢の子供たち。「15」と印刷されたTシャツを来ているスタッフの皆さん。

店長さんの人柄がうかがえるようなとってもホットでピュアなフェス。ネオな町内をかいま見た。

真面目な曲もやるつもりだったけど、2ステージ目でメニュー変更。途中で子供たちが上がってきて飛んだり跳ねたり、ゴロス用のマイクでしゃべり出す子供たち。

「もっとでっかい声で言ってごらん」などとあおったら止まらなくなってきた。マキちゃんは演奏しながら子供とマイクの取り合いをしていた。

ははは、こうなったら『テキーラ』だ。ジャッジャッジャッジャッジャッジャッ、テキーラ!

ステージ前の屋台からホントのテキーラが運ばれてきた。…まあ、そりゃそーなるわな。全員をたっぷり楽しませたとはいえない出来だったけど、実にハッピーな気持ちになった。

飲食の他にもいろんなお店が出ていて、ジュンマキはバッグやら有機野菜やらどっさり買い込んでいた。あんたらおばちゃんやろ…。

全国隅々まで行ってるわけじゃないけど、こういう場所がたまにある。まわりに何もないような所に、よくこんな多くの人が集まってくるなあ。と感心していると、そこには必ず人徳のある店長さんと、それを支えるホットな仲間がいるのであった。

肴やくうかい、店長さん、奥さん、小澤さん、スタッフのみなさん、まなぶさん、カズマさん、出店者のみなさん、YURIKAさん、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、テキーラの握手を送ります。






山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺  


 

2013.7.27
『山梨 大野山 福光園寺』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演:オグラ、岩崎けんいち

『なんか妖怪ライブ!
イワケン対オグラ〜小学42年生とインチキ手廻しオルガン奏者の夏の夢〜』
中央本線でのんびり移動。

カレンの真似してミニミにぎり作ってみた。

石和温泉駅へ着くと、観光客に無料で桃を配っていた。なんて気前のいい人たちなんだ…僕にはくれなかったけど。やっぱ怪しいだか?

今回は今年春にも来たお寺。死者だけでなく生者との関わりを大切にしている福光園寺でけんちゃんと妖怪対決。僕らは死者でも生者でもないのだ、ふふふ。

けんちゃんは「妖怪へーわばか」、僕は「妖怪おぐらさん(オイワさんの発音で)」という妖怪パンフレットまで作られていた。

けんちゃんは、妖怪パンフレットの他にも、いろんな舞台美術を作ってきた。「妖怪へーわばか」というより「妖怪こまめ」なんじゃなかろうか。

晴れたり曇ったりの微妙な天気だったが、演奏は外の境内でやることになった。リハーサルを始めると、遠くで雷がなり出した。

鐘楼の真下、若住職さんによると、ここはよく雷が落ちる場所だという。年末にも落ちて木が裂けたらしい…だ、大丈夫だか?

しかし、けんちゃんは「山田かまちになっちゃうかもね」なんて笑っている。さすが「妖怪へーわばか」…というより「妖怪危機管理能力ゼロ助」なんじゃなかろうか。

年配のお客さん多かったけど、けんちゃんの歌はそんな人たちも「置いてけぼり」にしない優しさに満ちていた。

同い年のせいか、なんだか昔から友達だったような錯覚に陥ってしまう。けんちゃんのファンから「世界が近い気がします」なんてアンケートももらった。そりゃそうさ、僕らはこの世のもんじゃないのだから、うひょひょひょひょ。

幸いなことにライブ中は雨も降らず、雷も落ちずでアンコール終了とともに大粒の雨が降ってきた。

『廻転唱歌』を毎日聴いてくれているというお寺のお母さん「今日はずいぶんお洒落してますね」というと「恥ずかしいわ、ほほほ」なんて逃げていった。僕の帽子についている黒い紙の切れ端を大切に持っていてくれているそうな。

帰りはけんちゃんのミニクーパーで甲府まで送ってもらった。車って便利だなあ。どこでも寝れるし、ちょっと欲しくなってしまった。

大野山 福光園寺、鈴木さん、住職さん、お母様、けんちゃん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、ドロドロドロ〜の握手を送ります。






2013.8.1
『とどろき豆太郎 等身大てぬぐい&サントラ盤、完成!』

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『とどろき豆太郎 サントラ盤』
税込定価¥1,000(税込価格)
レーベル:廻詞Record
品番:MWR-004 2013年発売

収録曲
1.とどろき豆太郎マーチ
 オープニング

2.とどろき豆太郎のさんぽ道

3.まむし由美の子守唄

4.とどろき豆太郎音頭

5.とどろき豆太郎のきもち
 エンディング

番組もないのにサントラ盤、堂々完成!!
♪豆太郎のきもちは だれにもわからない♪ 
なぜなら豆太郎の内面はワタだから。
ところで…とどろき豆太郎ってなに?






馬橋ホーホツ音頭
<※クリックすると大きくなります>
  ※8/3馬橋盆踊り会場のみで販売します。
  通販はできません、スミマセン。

『馬橋ホーホツ音頭』/オグラ&ジュンマキ堂

制作 高円寺北中通り商栄会
\500(税込価格)

収録曲
1.馬橋ホーホツ音頭

2.馬橋ホーホツ音頭(カラオケ)
   
さあ、踊ろう!ぼくらはみんな百姓だった。

♪ 昔々の馬橋村にはきれいな田んぼがありました♪

高円寺村と阿佐ヶ谷村にはさまれた馬橋村。
今もわずかに残る「馬橋」という地名を残そうと、
新たに盆踊りの歌が作られました。
サビの♪ホーホツ、ノー、ノーエ♪とは
馬橋村に古くから伝わる雨乞いの言葉なり。







 
 
 
 
 
 
 
 


 

2013.7.22
『高円寺、馬橋盆踊り〜
 馬橋ホーホツ音頭〜ができるまで』

古本酒場『コクテイル』のマスター、狩野さんが突然あらわれたのは、春まだ浅い2月の終わりでございました。

「魚雷さんからきいたのですが、盆踊りに興味がおありだそうで?」

「そういわれると困りますが、盆踊りっていいなあと思います」

数年前、偶然、小さな盆踊りに遭遇したことがございました。なつかしいなあと見ているうちに、いつのまにか輪に入っている自分に気づいたのでございます。盆踊りの振りは短いくり返しなので、誰もがすぐに踊れてしまう。われわれ日本人のいい所でありわるい所である「みんなおなじ」が、ここでは最良にいかされている。とあらためて思い知ったのでございました。

「実はこの夏、北中通り商店街主催でやろうと思ってまして、もしよければオグラさんに曲を作っていただけないかと…」

「やります、やります!」

という訳で作られたのが『馬橋ホーホツ音頭』

馬橋とは、北中通りあたりの古い地名で、その昔、高円寺村と阿佐ヶ谷村にはさまれて存在した馬橋村。しかし、今は小学校、信号機、神社などにその名を残すのみ。そこで是非『馬橋音頭』を作ってほしいとの旨。

わかりました、よろこんで。と数日後、図書館で郷土資料などめくっておった折、狩野さんから衝撃的な事実を告げられたのでございます。

なんと『馬橋音頭』なる曲はすでに存在しているとの事。馬橋小学校の運動会で踊られているというのでございます。という訳であらたに『新、馬橋音頭』を依頼されたのでございます。

…ございます口調に、いい加減つかれてきたのでございます。

狩野さんから借りた『杉並風土記』を読み進むうち、このあたりは昔、水で苦労したということがあきらかになった。桃園川の水源は涌泉だったが、阿佐ヶ谷村などの山林開墾につれ、湧き水量がへり、雨が降らなければ田植えが出来ない、いわゆる天水場という地帯だったそうな。

その雨乞いのかけ声「六根清浄、ホー、ホーノーホイ、ホーホツ、ノー、ノーエ」

という文字を見た瞬間、田園風景が眼前に浮かび、頭の中にメロディが鳴り出した。

♪馬橋音頭でホー、ホーノーホイ 馬橋音頭でホーホツ、ノー、ノーエ♪

また資料には『馬橋村は郡の東の方にあり。江戸日本橋より行程3里半余。民家56軒…』とある。日本橋より3里半…なんてメロディアスな言葉なんだ。

♪雨がふらなきゃ田植えはできぬ 日本橋より三里半♪

サビの土着的なマイナーメロディに対し、歌い出しはカラッとしたメジャーでいくことにした。

タイトルは『新、馬橋音頭』から『馬橋ホーホツ音頭』に変更。とにかく現代や流行をとりいれたくなかった。「今」をとりいれるな「今」は必ず古びてしまうから。

さらに、興味深いのは馬橋村、村名の由来。いくつかあるようだけど、桃園川の湿地帯を軍勢が通ったとき、馬を橋代わりにして渡ったので、その名がついたという説がある。

ということはリズムはギャロップ。イントロはお椀の音からはじまる。

チンドン&ゴロスはもちろんジュンマキ堂、コーラスには地元を問わずたくさんの子供たちが参加してくれた。和楽器の音がもっとほしいという事で『抱瓶』の華村灰太郎くんが三線を貸してくれた。

振り付けは『ペリカン時代』のマスター、マスちゃん。謎のマークや絵が入った独自のダンス譜面を見た時はビビったが、実際の動きは、歌詞にそったわかりやすく面白い振り付け。

自分が子供のころは、各町内あちこちに盆踊りがあって、夜、外へ出られるという面白さから盆踊りのハシゴをしたものだった。先日、打ちあわせで小学校の先生にきいた話だが、最近は運動会や防災訓練などにも苦情が来るらしい。なにか深い事情があるのかもしれないけど、そんな人にこそ盆踊りへ来てもらいたい。

大きな祭りではなく、小さな盆踊り。近所のみんなが顔をあわせる絶好のチャンス。僕らが子供の頃味わったあの感じを今の子供にも是非…。

という訳で町内が立ち上がりました。時は8/3(土)、場所は高円寺馬橋小学校。ポスターはQ.B.B(久住昌之さん、久住卓也さん兄弟)が描いてくれた。もちろん妻店『ハチマクラ』も『ペリカン時代』も全面協力。『Salon de VAMP』のナオちゃんもポスターを貼り宣伝してくれている。

寄り合いへ何度か顔を出すうちに北中通りの人たちとも仲良くなった。自分は音まわりを担当してるだけだけど、『コクテイル』の狩野さんはじめ、実行委員の人たちのご苦労は察するにあまりある。

小さな、小さな町内の盆踊りが、三十年ぶりに復活です。どなたでも参加できるので是非踊りにきてください。浴衣ならなおケッコー♪

目標は「たのしく踊る」。よろしくおたの申します!

末筆失礼

●8/3(土)
第一回 馬橋盆踊り
東京 高円寺 馬橋小学校グラウンド

15時半〜フラダンス
16時〜岡大介、オグラ&ジュンマキ堂、ミニライブ
17時〜20時まで、盆踊り

★高円寺北中通り商店街主催の盆踊りです。
オグラ作曲の「馬橋ホーホツ音頭」「とどろき豆太郎音頭」初お披露目!
焼きそば、かき氷、わたあめなど、屋台も盛りだくさん。
入場無料、みなさん浴衣で踊りに来て下さい♪(※雨天の場合は翌日8/4)


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2013.7.20
『個人』という詩を書きました。


「個人 その1」

個人と個人がキスをして
恋人になった

恋人同士が結婚して
夫婦になった

夫婦に子供ができて
家族になり

家族が集まり
町内ができて

町内が集まり
都になり道になり府になり県になり

それらがまとまり
国となった

国は個人でできている

世界は個人でできている

国家って誰だ?

ーーーーー
「個人 その2」

個人と個人がケンカした

恋人が夫婦が町内がケンカした

国は棒を手に取ろうとした

その時

「最強の武器は言葉だ…」

と言い

初老の詩人が 坂道でコケた

「意味わかんねえよ…」

と思いながら

杖を拾ってやったのは

個人

ーーーーー
「個人 その3」

もう、ほんとに、自分のことを、考えよう

犠牲的精神ではなく、誰かのためではなく

自分の本性を、つきとめよう

正義感なんか、みくびっちまえ

自分のことが、わからない人は

人のとこを、考えるのも、ヘタだ


…きみと僕のことだよ

ーーーーー
「個人 その4」

死んだら絶対にイヤだ

と思えるまわりの人を

本気で数えてみる

10人、50人、100人位?

それ以外の人のことは

もう、わからない

つながりは…

本当はどこかで切れている


いいじゃないか

その切れ目は

個人個人でちがうのだから…

ーーーーー
「個人 その5」

ぼくらは庶民 大衆じゃない

ぼくらは個人 大衆じゃない

愛する友よ

そっちへ行くな









滋賀 さきらミュージカルオーディション  
滋賀 さきらミュージカルオーディション  
 滋賀 さきらミュージカルオーディション  


 

2013.7.6
『滋賀 さきらミュージカルオーディション』

夏快晴〜!

久々にグリースのサントラ盤聴きながら移動。中学の頃見た映画音楽を48で聴いてるとは思わなかった。

最終日は、来年、音楽を担当する市民ミュージカルのオーディションに参加。すごく広い敷地と立派な建物に驚いた。

打ち合わせと親睦会をかねていたので、オーディションには同席するだけと聞いていたが、歌唱部門だけガッツリ審査に加わることになった。

市民ミュージカルとはいえ、応募者の皆さんの迫力に圧倒された。失礼のないよう本気で審査させていただいた。

若い頃、バンドでコンテストへ出た事あったけど、反対側に座ってみてちょっとわかった。試されてるのは資質と本気度、間違えたっていいのかもしれない。

親睦会では少々、酔っぱらいすぎてしまった。アホですが、みなさんヨロシクおたの申します♪

これで全行程終了、久しぶりに長いツアーだった。今回もいろんな人たちの協力のおかげで回る事ができた。ありがとうございました!






京都 わからん屋  
京都 わからん屋  
京都 わからん屋  
京都 わからん屋  
京都 わからん屋  
京都 わからん屋  
京都 わからん屋  
京都 わからん屋  


 

2013.7.5
『京都 わからん屋』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演:オグラ、森裕次、よこちゃん

阪急電車で京都へ移動。

ずいぶん女ばっかり乗ってくるなあ。と思ったら女性専用車両だった。ゆってよ〜!おばさんじゃないだから…。

河原町で降りると、いいタイミングで扉野さんから電話。時間があったら寺に寄ってほしいとの事。じゃあ行きます。と二つ返事で徳正寺へ。

お久しぶりです、いらっしゃい、と中へ通され本堂奥の座敷へ。座るなり、酒やらチーズやらが運ばれてくる。

「いやいや、これからリハですから」なんて言ってると、扉野さんの母上、章子さん登場。座るか座らないかの間に「オグラさん、面白い話してあげましょうか」という導入部にビビった。父上、等さんも袈裟姿で現れた。

扉野さん、潤ちゃん、妹さんなんかも交えみんなで乾杯。何度か僕のライブを見にきてくれている等さんは「オグラ」をちゃんと発音してくれる。「モグラ」ではなく「モスラ」の発音で。

「この前、スー・チーさんおみえになられて…」と写真をさし出す章子さん。「アウンサン・スー・チーさんですか?」と冗談で言ったら、なんと本物だった。す、すごいお寺だ。

せっかくなので本堂でひと廻しさせていただいた。

ライブにはノライヌカフェのまりこちゃん、元広島着物ガールズのとみーちゃんなんかも来てくれた。

ライブ終了後、扉野さんに連れられいった酒場でMIDIレコードの社長にバッタリ。「なんでオグラがここにいるんだ?」と数年ぶりの再会にビックリ。大蔵さん相変わらず元気だった。

「大蔵さん、オグラBOXでかすぎですよ〜」「君が作りたいっていったんだろーが!」なんて話で盛り上がった。

京都 わからん屋、池野さん、島さん、共演者のみなさん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、モスラの握手を送ります。






大阪 難波Mele  
大阪 難波Mele  
大阪 難波Mele  
大阪 難波Mele  
大阪 難波Mele  
大阪 難波Mele  
大阪 難波Mele  
大阪 難波Mele  


 

2013.7.4
『大阪 難波Mele』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演:オグラ、傷心の松、ポーの一族、後藤明、UpperSixx、塩嵜直人

豊中からバスに乗り、御堂筋線で難波へ。

今日の対バンはそれぞれ個性的で面白かった。店長ムコハマさんの手腕に感謝。

中でも、傷心の松さんは見応えたっぷりで、親近感をおぼえた。カトリーヌ・ソバージュのSEで登場し、口上をのべ、見栄をきり、江戸時代へタイムスリップするという内容の曲を歌う。

よっ、傷心の松!

一人語りが、あんまり上手なので、講談かなにかやっていたのか、たずねてみたが独学だそうな。いろんなミュージシャンがいるもんだ。

UpperSixxの旦那さんのほうはサリーの古い知り合いだった。

あと、よく「それなんですか?」ときかれるのがギター裏のピックケース。

ピックってすぐなくなっちゃうからギターの裏へケースを貼り工夫している。誰でもやってると思い込んでいたが、あまり見かけたことがない。で、演奏中は予備のピックを客側から見えないようにボディーにはさんでいる。

よくマイクスタンドにピックを一列にはさんでるのを見かけるが、あれ、なんだかスゴく抵抗感がある。野暮というか、見せちゃいけないものというか…。ピック落としたらどーしよう。ってすごく心配性の人みたいにも思えてくるのであった。

自分が変なのかな…まあ、どうせそうだろう、カカカ、呵々大笑。

難波Mele、ムコハマさん、スタッフのみなさん、共演者のみなさん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、よっ!の握手を送ります。






神戸三宮 太陽と虎  
神戸三宮 太陽と虎  
神戸三宮 太陽と虎  
神戸三宮 太陽と虎  
神戸三宮 太陽と虎  
神戸三宮 太陽と虎  
神戸三宮 太陽と虎  
神戸三宮 太陽と虎  


 

2013.7.2
『神戸三宮 太陽と虎』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演:オグラ、THE BEAM、響心SoundsorChestrA、FOX GENIUS、planet in door

前日、鈍行で神戸へ移動して激安ホテルへチェックイン。

翌日、ホテルに荷物をあずけ、三宮を散策。

異人館や南京町をふらつき、メリケン波止場でお昼ご飯。街灯がずいぶん傾いてると思ったら、阪神淡路大震災の爪痕だった。

復興の様子なども写真パネルで展示されていて、自然の力と人間の力にあらためて驚愕…。

今回はじめて出させてもらう店、太陽と虎。

う〜ん、あんまりいいステージできなかった。持ち時間の使い方間違えたか…。お客をキョトンとしたまま終わらせてしまった。…自分にキック!

他の対バンは全員若いバンド。音でかいハードな感じで、みんな気合い入っていた。

若い客にまじって、あきらかにノリのちがうおばさんがひとりいた。

歳の頃なら60後半。話を聞いてみると、旦那さんが亡くなった後、バンドにはまり、今では毎日どこかのライブハウスへ通っているそうな。とても生き生きしている。

ぴょんぴょん跳ねながら、タオルを頭の上でクルクル廻す姿はまさにヘリコプター。あんまり激しく振り廻すので、そのまま飛んでいってしまうんじゃないかとヒヤヒヤした。

翌日はまたもやオフ日。妻の親戚の家でやっかいになる。おばちゃん80代、おじちゃんは90歳の夫婦ふたり。近くのレストランで晩ご飯をごちそうになる。

レジで会計するおじちゃんの後ろで立っていると『おごれおごれサギ』のようだ…。

夜は戦時中の写真などを見せてもらい床へついた。

太陽と虎、店長さん、スタッフのみなさん、共演者のみなさん、そして、来てくれたお客さん。豊中のおじちゃん、おばちゃん、以上のかたひとりひとりに深い感謝と、ヘリコプターの握手を送ります。






岡山 ORiON  
岡山 ORiON  
岡山 ORiON  
岡山 ORiON  
岡山 ORiON  
岡山 ORiON  
岡山 ORiON  
岡山 ORiON  


 

2013.6.30
『岡山 ORiON』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演:オグラ、よっちゃん、オープス

山陽本線でのろのろ移動。やっぱり旅は鈍行にかぎる。

空いてるし、移動してるんだなぁ。という実感が強い。

夕方近く岡山到着。

一年半ぶり、移転してからはじめて行くORiON。よっちゃんが駅まで迎えにきてくれた。今回はちょっと地味だったが、蝶ネクタイは相変わらず。

「もうすぐそこです」なんて言いながらも、夢中で喋っているので店を通り過ぎるよっちゃん。さすが…。

ステージでは、様々な手作り楽器(?)を披露し、オゲレツファンタジーを繰り広げてくれた。

二番目はオープスのみなさん。竹さんが独奏したブルースハーブでのタンゴが素晴らしかった。タングブロック奏法というそうだが、和音が鳴っていた。

自分もいいライブできたと思う。アンコールでは店長☆NORi☆さんのピアノと『蒸発&ランデヴー』をセッション。彼女はこの曲を気に入ってくれている。

あと、初めて『区民プール』聴いた時、泣きそうになったそうな。夏だしやればよかった…。

翌日はオフ日。町はずれのコインランドリーで洗濯。ヒマなのであたりをうろうろ。

いい感じにひなびた食堂があったので、のぞいてたらお婆さんに戸を閉められた。おまけに閉店の看板まで。やっぱ怪しいだか…。

さらに、

いい感じの空き地があったので写真を撮ってたら、小さな女の子三人がじっとこっちを見ている。「こんにちは」と声をかけると「こんにちはー!」と言いながらダッシュで逃げていった。…それほどまでか…。

ORiON、☆NORi☆さん、共演者のみなさん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、怪しい握手を送ります。






広島 ヲルガン座  
広島 ヲルガン座  
広島 ヲルガン座  
広島 ヲルガン座  
広島 ヲルガン座  
広島 ヲルガン座  
広島 ヲルガン座  
広島 ヲルガン座  
広島 ヲルガン座  


 

2013.6.29
『広島 ヲルガン座』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
「ヲルガン座ディナーショー」プレゼンター:ゴトウイズミ
出演:オグラ

今回は、来年作曲を担当する市民ミュージカルの打ち合わせもかねたツアー。

まずは二年ぶりの御無沙汰、ヲルガン座。

楽屋へ入ると豆太郎より痛みの激しいヤツ発見。顔がパカっとはずれていて、脳みそが見えている。というか、中のウレタンが、いい感じに脳を模していた。

ヲルガン座ディナーショーということで、店長のゴトウイズミさんがプレゼンターをしてくれる。僕が弾く3コードにあわせテキトーに歌いはじめる。

♪今夜は、当店、ヲルガン座ディナーショーに、お越し下さり、ありがとう、ござい〜ます〜(中略)…インチキ、手廻しオルガンって、いったいなんだろう〜♪

なんて感じ。よっ!アドリブの女王、イズミちゃん。

そして1ステージ目の始まり。一元のお客さんが多いので、心配だったが、みんなじっくり見いっていた。質の良いお客で良かった。でも十把一絡げで感じちゃダメか。ひとりひとりバラバラ。

イズミちゃんのアドバイスで2ステージ目に派手な曲を持ってきた。それが功を奏したのか、チップもたんまり入り、CDもよく売れた。

初めて見る人たちがCDを買ってくれるのは、スゴク嬉しい。音楽が届いた証拠か。もちろん新譜が出るたびに買ってくれる人には、お中元持ってまわりたい位なんだけど。

広島着物ガールズ、まーくんには『それ行け!貧乏淑女』も作って。なんていわれた。いーね、それ。

会場にはマサル一家も来ていた。ルネ、カレンも大きくなっていて、アネモネとマサル夫婦はユニットを始めたらしい。次回は是非一緒にやりたい。

夜はマサル家へ泊めてもらい、酒盛り。朝起きたらおにぎりまで用意してくれていた。紙袋にはカレンのメッセージが。

『おぐちゃんたべてね おにぎりとたまごやき おねえちゃんとままとおとうさんでつくったよ』…くー、泣けるぜ。

写真撮ろうとすると、すぐに顔をふせてしまう。カレンは写真嫌いになっていた。

昼頃、ワラジを履き平和記念公園へ。おにぎりを食べながら思う…。歳をとると、友達がみんな親戚みたいになってくるなあ…。

ヲルガン座、ゴトウイズミさん、スタッフのみなさん、マサル一家、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、平和の握手を送ります。






2013.6.28
『散歩』映像

『MUSIC PARTY』の映像より。



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ケータイ写真詩『投票箱』  
 
 
 
 


 

2013.6.18
ケータイ写真詩『投票箱』

この箱へ紙を入れる、誰かの名前を書いて

さて、だれの名前をかこうかな

好きな人の名前? 尊敬する人の名前?

それとも、信頼できる人?


でも、この世に信頼できる人なんているの?

自分のことだって信用できないのに


この箱へ紙を入れる、誰かの名前を書いて

面倒くさくて、ちょっと怖い


「ホントにこれでいいのか」という 怖さと

「考えがまとまってしまう」という 怖さ


だったらいっそのこと、誰の名前も書かないで

願いごとでもしたためようか

「僕みたいなアホに 武器もたせないで下さい

ぜったいに…使っちゃうから」






藤枝 オーレ藤枝  
藤枝 オーレ藤枝  
藤枝 オーレ藤枝  
藤枝 オーレ藤枝  
藤枝 オーレ藤枝  


 

2013.6.6
『藤枝 オーレ藤枝』

TOKAIケーブルテレビ『MUSIC PARTY』の収録へ行ってきた。

司会は30年来の友人、TIMESLIPの近藤金吾さん。「ゼヒゼヒアーティスト」というコーナーのゲストに呼んでくれた。

もう、こ汚いおじさんなのでなるべく引きの絵でお願いします。とリクエストしたが、結構寄られてしまった。

金吾ちゃんは「そんな注文するゲストはじめてだよ」と笑っていた。

きれいな夕暮れっぽい照明の中『散歩』を歌った。

トークは相変わらずダメだったけど、ケータイ写真詩もできたしCDの宣伝もしてもらったしありがたいことこのうえなし。

打ち上げで僕のあいほんをみたもうひとりのMC、湯原麻利絵さんから「そのガムテープ、黒のほうがいいんじゃないですか?」というアドバスをもらった。さすが、アイドルは目のつけどころがちがう。

近藤金吾さん、湯原麻利絵さん、TOKAIケーブルネットワーク、池谷さん、石田さん、山中さん、ファジーのお二人、スタッフの皆さんありがとうございました。

O.Aは6/16〜30日までリピート放送だそうです。

MUSIC PARTY

ネット局 青森ケーブルテレビ(青森県)・花巻ケーブルテレビ(岩手県) ・JCN熊谷(埼玉県) ・いちはらコミュニティネットワークテレビ(千葉県) ・イースト・コミュニケーションズ(千葉県) ・横浜ケーブルビジョン(神奈川県) ・厚木伊勢原ケーブルネットワーク(神奈川県) ・LCV(長野県) ・射水ケーブルネットワーク(富山県) ・伊豆急ケーブルネットワーク(静岡県) ・トコちゃんねる静岡(静岡県) ・TOKAIケーブルネットワーク(静岡県) ・御前崎ケーブルテレビ(静岡県) ・ケーブル・ウィンディ(静岡県) ・豊橋ケーブルネットワーク(愛知県) ・稲沢CATV(愛知県) ・アミックスコム(岐阜県) ・よさこいケーブルネット(高知県) ・高知ケーブルテレビ(高知県) その他「Cチャンネル」と「チャンネル700」でも放送中。






小田原 ジーズキャフェ  
小田原 ジーズキャフェ  
小田原 ジーズキャフェ  
小田原 ジーズキャフェ  
小田原 ジーズキャフェ  
小田原 ジーズキャフェ  
小田原 ジーズキャフェ  


 

2013.6.2
『小田原 ジーズキャフェ』

出演:オグラ、衰退羞恥心

ジュンマキ堂と別れ、AKIさんとまこっちゃんとラーメン屋へ。AKIさんの実家跡地の近くにある古くからの老舗、すごくうまかった。

ジーズキャフェに着くと、またポスターを作ってくれている、ホントにありがたい。

リハを済ませると、恒例の前打ち上げ。車二台で古いソウルミュージックがかかるスナックへ移動。そこになぜが、今日来るお客さんも集まり、ホントの打ち上げみたいな雰囲気。

あれ?まだライブやってないような気が…。

ジョージさんから突発性難聴の話をきいた。突然片耳が聴こえなくなったそうだが、大島へ行く予定があったのでそのまま向かったという。

大島の病院で色々検査して今は良くなっているというが、片耳聴こえないまま、船乗っちゃうなんて、ボス、タフすぎますぜ。

まこっちゃんは初めての出演。ここでも人柄のいいMCでお客さんと溶け込んでいた。河鹿夫妻も車で駆けつけてくれた。

僕は久々の『パッソルと向日葵』でスタート。ケータイ写真詩の新作『投票箱』と『妻帰宅』も披露。見にきたお客さんへお願い。『妻〜』のほうは内緒にしといてね。あんな写真使ったのがバレたら……身の危険を感じます。鶴亀鶴亀。

ライブ終了後、おいしいまかないをいただき、まこっちゃんは奥さんのデミさんたちとホントの打ち上げ。自分は予定があったのでその日のうちに帰京した。

小田原ジーズキャフェ、ジョージさん、デミさん、ガンちゃん、スタッフのみなさん、AKIさん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、内緒の握手を送ります。






小田原 はなことば  
小田原 はなことば  
小田原 はなことば  
小田原 はなことば  
小田原 はなことば  
小田原 はなことば  
小田原 はなことば  
小田原 はなことば  
小田原 はなことば  
小田原 はなことば  
小田原 はなことば  


 

2013.6.2
『小田原 はなことば』

ピロリロリン、ピロリロリン〜♪と電話の音。

「ん、なに?」「もしもし、そろそろ起きないと電車間に合いませんよ」

昨夜、万が一に備え、マキちゃんにモーニングコールをお願いしていたのだ。もしもしも言わず、いきなり「ん、なに?」と電話にでる人を初めてみたそうな。

その声でまこっちゃんもケイスケさんも起きだした。ヌンチャクとコーヒー片手にしょぼしょぼトーク。

「鰻はいいの食ったほうがいーよ」とケイスケさん。「いい鰻ってどんなのですか?」とまこっちゃん。「いい鰻っつーのは、いい鰻だよ」とケイスケさん。

なんだこの会話…でも、名言だ。四の五の言うな、いい鰻とはいい鰻だ。

ケイスケさんに駅まで送ってもらい、ジュンマキ堂と合流、小田原へ移動。AKIさんの車で「はなことば」へ。

今年の一月にはじめて来た介護施設に、また呼んでもらった。前回は2号館でやったのだが、今回は広い1号館で合同開催。

自分のような怪しい奴が介護施設に出入りできるのも、唱歌のおかげ。前回の写真でポスターも貼っていてくれた。「この方がインチキおじさん様です」というナイスなコピーも。

はじめはひとりで出るつもりだったが、せっかくなのでジュンマキ堂も急遽出演。まこっちゃんもスタッフをしてくれた。広い食堂にチンドンとゴロスが響き渡った。

たくさんのおじいちゃん、おばあちゃんに囲まれ最初はちょっと緊張したけど、唱歌、ラジオ歌謡、オリナルも入れて一時間。全力出しきった。アンコールももらい、またなにか貴重なバトンを手渡された思い。

唱歌を歌うパクパクあく口をみていると熱いものが込み上げてくる。ホントにもらっているという思い。

「身体が悪くてどこへも行けない」というおばあちゃんの言葉からできた『お弁当つくって』。その御本人が来ていた。「古い歌をきくと親を想い出すよ」と言っていた。ありがとう、ありがとう、また来るよ。

この施設は各地にあるので、そっちへも出演オファーがきた。ありがとうございます、呼んでくれればどこへでも行きます。

AKIさんのお姉さんたちも来ていて、なんとハンドメイドのカバンをプレゼントされた。前回あった時、仰っていたが、まさかホントに作ってくれるとは!ポケットがいっぱいついていてスゴク使いやすい。インチキおじさんのおばさん度もアップ!。

はなことば、所長、吉水さん、狩野さん、スタッフ職員のみなさん、AKIさん、お父さん、上のお姉さん、下のお姉さん、ケイスケさん、まこっちゃん、そして、集まってくれたおじいちゃんおばあちゃん。さらに、優れた名曲を残してくれた作詞作曲者先生。以上のかたひとりひとりに深い感謝といい鰻の握手を送ります。






静岡 騒弦  
静岡 騒弦  
静岡 騒弦  
静岡 騒弦  
静岡 騒弦  
静岡 騒弦  
静岡 騒弦  
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静岡 騒弦  
静岡 騒弦  
静岡 騒弦  
 


 

2013.6.1
『静岡 騒弦』
〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜

出演/オグラ&ジュンマキ堂/竹原ピストル/衰退羞恥心

11:50分、新宿のホームでジュンマキ堂と待ち合わせ。

今回は翌日行く介護施設の会場が広いため、CRATEのアンプ持参。ちんどん、ゴロス、手廻しオルガン、ギター、衣装…オレたち荷物多すぎら。

小田原から東海道線に乗り換え。向かい合わせの席でお弁当。マキちゃんはお弁当をわすれたので、僕の手作りべちょべちょチャーハンおにぎりをあげたりした。

次回から旅のしおりでも作るかな。『13:30 車内で昼食。各自お弁当を忘れずに』なんて。

軽い曇天の中、定刻通り静岡到着。

店は駅から歩いてすぐ。さっそくリハを始めると、福島から衰退羞恥心のまこっちゃん、静岡ツアー中の竹原さん到着。

3000円というチケットにもかかわらず、店内は満席のお客さん。

まずは、衰退羞恥心のまこっちゃん。『前座の心得』なんて曲を歌い、人柄のいいMCで自分は前座だという事を強調していた。

てことは、僕らは2番なので、落語家でいうと二ツ目だ。 初めて「方位自転車」をギター1本で歌った。10分ある曲のエンディングでジュンマキ堂、練り歩きの登場。

二ツ目だったが激しめのメニューで一時間、ズカズカッとできました。CDもたくさん売れたぜ!

そして真打ち、竹原ピストル登場。繊細ででっかい歌だなあ。会場にいた全員が歌に打ちのめされていた。というか、なでられたのかな?この音楽の腕力は決して相手にとどめをささない優しさに満ちあふれていた。

shake!の住田さん御夫婦、ケイスケさんも来てくれて、打ち上げもサイコーに楽しかった。まこっちゃんとふたりでケイスケさんの家に泊めてもらい、さらに深酒。壁に貼ってあるストーンズのポスターに年季が入っていた、流石。

静岡 騒弦 ノダフルタさん、AKIさん、かずみさん、住田さん、亜矢乃さん、ケイスケさん、ユミコさん、出演者の皆さん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、二ツ目の握手を送ります。






2013.5.23
『廻転唱歌、完成!』

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☆『廻転唱歌』/オグラ&ジュンマキ堂
税込定価¥1,000(税込価格)
レーベル:廻詞Record
品番:MWR-003 2013年発売

収録曲
1.おぼろ月夜
2.夏は来ぬ
3.旅愁
4.冬景色
5.故郷を離るる歌
6.お弁当つくって(オリジナル)
7.冬の星座
オグラ唱歌を歌う!インチキ手廻しオルガンとちんどん太鼓で奏でられる唱歌アルバム。唱歌にはアイアムがない。自己顕示を抑えた歌詞とモダンなメロディ、実はとても新しい音楽なのではないか…。「身体が悪くてどこへも行けない」という介護施設で出会ったおばあちゃんの言葉からできたオリジナル曲『お弁当つくって』もあわせて収録。


ツイッターなどを見ていると、夥しい自己顕示が流れてくる。

「今日は○○で○○○」「○○○できました、みなさんお待ちしてます」等々…わかったわかった、見てるだけで疲れちゃうよ、ふぁ〜あ…と、画面をスクロールしていると

「今宵は○○○、夜7時スタート、はりきって廻します!」なんてつぶやきが流れてくる。

わお、これはまぎれもない己れの自己宣伝。しまった、自分もその一部だった!

個性の時代なんてささやかれてから久しく、集団よりも個が尊重されるようになってきた。それによりいい部分は沢山あったけど、一方で『自己表現』というガラクタが大量に出現した。

みんなが似たような音、色、文字を並べ、ミュージシャンだ、絵描きだ、詩人だ。といい出した。そして誰もが自分だけは特別なんじゃないかと心密かに思っている。もちろん僕もそうなのだが…。

「いい音楽はもう沢山あるんだから才能ないやつがどーでもいい内容の歌つくんなくたっていいじゃないか、…まあ、僕の場合は違うけど」

と自分を特別視してしまう。

とはいえ、本気でそう思わなければこの歳まで音楽を続けてこれなかったともいえるけど…。

閑話休題

長年ライブ活動を続ける中で、ある時、介護施設の出演依頼がまいこんだ。

自分はある年代をターゲットに曲を作ったことはない。ある人種…というよりも、人間の中の、ある部分に向けて作ってるという所はあるが。

なので、子供でも年配者の前でも、こだわりなく歌える。届く人には届くし、届かない人には年齢かかわらず届かないだろう。

介護施設ライブをふたつ返事で引き受けたはいいが、さてどんなメニューでいくか。向こうの意向を聴いてみるとオリジナル曲の他、なにかカバーをやって欲しいということだった。

普段やっているカバーは古い曲が多いのでもってこいだ。で今回は唱歌も取り入れることにした。僕は祖母の家で育ったので、小さな頃からおばあちゃん仲間が口ずさむ「夏は来ぬ」なんかを耳にしていた。

で、実際のライブはというと、オリジナル曲無反応。対して唱歌ではノリノリの大合唱。おばあちゃんたちのうれしそうな顔顔顔。そして涙を流すシワにうまった瞳、瞳、瞳。

俺は今までなにをやってきたのか、自分の歌は本当に特別なのか…。音楽で、ここまで人をよろこばせたことがあるだろうか。

大きなショックと感動をいっぺんに味わった。唱歌の偉大さを知り完全になにかを受けとってしまった。唱歌とは多くの日本人が知る超ロングセラーヒット曲なのであった。それでいてとても奥ゆかしい。

例えば「おぼろ月夜」。とにかくスゴくいいメロディ。三拍目からはじまる優れた作り。僕の場合アレンジにナインスコードを取り入れている。このメロディにはナインスがしっくりくる。

そして、歌詞はといえば、山や田圃といった日本の風景が織り込まれ、人々も登場するが、決して自己を感じない。つまり「I am」がないのだ。

特に二番♪里わの火影も森の色も、田中の小路をたどる人も、蛙のなくねも、かねの音も、さながら霞めるおぼろ月夜♪

すべてをかすめてしまう月夜という歌詞は月の視点のようにも思える。

自己顕示をおさえた歌詞とモダンなメロディ、唱歌とは、じつはスゴく新しい考え方の音楽なのかもしれない。

という訳ではじめてカバーアルバム作りました『廻転唱歌』。

若いころ、なんか変な方向行っちゃったなあ。と思う年寄りミュージシャンがいたけど、こんな感じだったのかな?

とはいえ主観寄りな曲作りはなおりそうもないので、オリジナルは相変わらずだと思うよ。

次回6/1(土)静岡 騒弦のライブで初売りします。

末筆失礼









岐阜 高山 ピースランド  
岐阜 高山 ピースランド  
岐阜 高山 ピースランド  
岐阜 高山 ピースランド  
岐阜 高山 ピースランド  
岐阜 高山 ピースランド  
岐阜 高山 ピースランド  
岐阜 高山 ピースランド  
岐阜 高山 ピースランド  
岐阜 高山 ピースランド  
岐阜 高山 ピースランド  
岐阜 高山 ピースランド  


 

2013.5.12
『岐阜 高山 ピースランド』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜

出演/オグラ、ウミワハハ

やっと晴れた!

鵜沼から高山線に乗りかえると、席ガラガラ、一両貸し切り。鈍行サイコー、のろのろ行くぜ。

高山駅へ着くとそこはもう観光地。リュック姿の外国人がうろうろしている。

鍛冶橋にさしかかった所で豆太郎の先祖発見! 足なげー! で、反対には手の長いのもいる。なんだなんだー? 

出雲神話に登場する足名稚(アシナヅチ)と手名稚(テナヅチ)だそうな。しかもこのふたりが夫婦というからさらに驚き。

今回初めて行くお店は、ピースランドという絵本屋さん。店長さんは昔、友部さん主催のポエトリーリーディングで僕のライブをみたことがあるそうで、快く引き受けてくれた。しかも、地元の新聞にライブ告知もうってくれていた。

しかし新聞社の人に「インチキ」という言葉はのせられないと言われたそうで、ただの「手廻しオルガンミュージシャン」になったらしい。

お手数おかけしてすいやせん、でも、手廻しオルガンは本物じゃないので、インチキは本当でして、逆にいうと「手廻しオルガンミュージシャン」のほうがインチキになってしまうのです。

というめんどくさい説明をするのもめんどくさいので、感謝の念をお伝えするにとどめた。

で、ライブはというと…またもや出ました! 各地にいる変なおじさん。

帽子に大量の造花をさし、自分と同じような格好をさせたクマのぬいぐるみを抱えた御年配。

歌詞やMCに「いぇぃ…」とつぶやくように反応し、時折なにかメモしながら、後ろのほうで踊りまくっている。

終わったあと、こわごわ近づいていくとメモを手渡された。そこには謎の文面が…。

『あやしの 世界。 夢野 きゅう 久作 

あやし の 世界 

(※ここにコップのイラスト)

裏 影 陰 暗』

さらにアンケートには

『○魑魅魍魎 ○シュールレアリスティックなのだろうか ○歌詞間にtheアナザーの感性。 ベストソング 1、貧乏紳士 2、方位自転車 3、あなたの暗闇』

名前はハングル文字で書かれており、年齢は64才。メールアドレスの欄には『ナシ(梨)有り』

むむむ、強敵あらわる!

名前はガロさんといい、店長さんとは古いつきあいのようで、自分はダンサーだといっていた。僕の写真を見て今日は絶対に来なければと思ったそうだ。クマのぬいぐるみについてたずねると「家にあと16頭いるよ」ということだった。

打ち上げで色々話してみると、意外にもというか、やはりというか、インテリジェンスあふれる紳士であった。負けず嫌いな所もあり、理由は忘れてしまったが、なんか頭に来て、今モーレツに韓国語を勉強しているらしい。

打ち上げの途中、一瞬いなくなったと思ったら、大量の紙吹雪を持ってあらわれた(この時点で帽子が変わっている)。その紙吹雪は少し変わっていて二枚の紙に糸が通してある。

ある日、クラブで紙吹雪をまいたら、若い店員に注意されたので、頭にきて工夫したという…。「これなら床にくっつかないから掃除が楽」だそうな。

共演のウミワハハさんたちが帰った後も、店長さんとガロさんと朝まで呑み明かした。『美しき町内』をすんなりわかってくれるガロさん、こんな人がもっといれば売れるのになあ……でも、こんな人がたくさんいたら大変か。

「明日10時ぐらいに起きます」といい、店の二階で寝かせてもらったが、翌日、目覚めると午後1時をまわっていた。

あわてて下へおりていくと店長さんとガロさんがコーヒーを飲んでいる。

「オグちゃん、早く帰っちゃうと思ったから、早起きして来たよ」というガロさんの帽子には巨大な矢が貫通していた。

高山 ピースランド、中神さん、奥さん、ウミワハハさん、ガロさん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、ガロガロ握手を送ります。






名古屋 なんや  
名古屋 なんや  
名古屋 なんや  
名古屋 なんや  
名古屋 なんや  
名古屋 なんや  
名古屋 なんや  
名古屋 なんや  
名古屋 なんや  
名古屋 なんや  


 

2013.5.11
『名古屋 なんや』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜

出演/オグラ、Bicky☆

昼ごろ、目覚め外へ出ると、そこは蒲郡競艇場。

また、雨か…こりゃレースないな…しょうがねえワラジを履くとしよう。

なんて、ギャンブルレスな自分だが、幼い頃、親父につれられよく来たもんだ。ありがとう蒲郡、おらあ行くぜ。本日も鈍行乗りつぎ名古屋まで。

寒い…蕎麦でも食ってあったまろう。と思いきやラーメン屋しかない。仕方がないのでコンビニ弁当買って電車内ランチ。

空はどんより、冷たそうな雨がぶつかってくる。そういえばこの前も雨だった…。

今日は二年ぶりのなんや。前回は台風直撃の日、合羽で来てくれた人もいたがさすがにお客さん少なかった。

さて今宵はどうだろう?…とふたを開けてみてニッコリ。せまい店内にギッシリのお客さん。

なんやはツアーの原点。ソロになり、はじめてツアーに来たお店。その時、対バンだった発条仕掛さん、エコエコサイクルズの山川くんも来ている。もちろんいつものみんなの顔も。

今回の共演者、Bicky☆さんは最近歌いはじめたというシンガー。横には小さな息子カホン。はじめて見る形体だ。男の子はギターも弾き歌もうたっていた。なんやのお客はんやんやの大喝采。

オッケー、2番手いかしてもらいます!僕のほうはというと、これまた、なんやのお客はんやんやの大喝采。今夜もばっちり!ゆーことなし。

帰りぎわ、Kちゃんに「オグラさんなんでもっと売れないかホントに不思議。って、なんやではみんな言ってるよ」といわれた。思わず「ですよね〜」と受け入れてしまった。

『方位自転車』も好評。こういう所も実になんやなんだよなあ…。あ、あとエコエコの初代マネージャー、だぼさんにも会ったよ、懐かしかった〜。

なんや、ぷよさん、G子さん、Bicky☆さん、そして、来てくれたみんな。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、ですよね〜の握手を送ります。






愛知 蒲郡 VOODOO LOUNGE  
愛知 蒲郡 VOODOO LOUNGE  
愛知 蒲郡 VOODOO LOUNGE  
愛知 蒲郡 VOODOO LOUNGE  
愛知 蒲郡 VOODOO LOUNGE  
愛知 蒲郡 VOODOO LOUNGE  
愛知 蒲郡 VOODOO LOUNGE  
愛知 蒲郡 VOODOO LOUNGE  
愛知 蒲郡 VOODOO LOUNGE  
愛知 蒲郡 VOODOO LOUNGE  


 

2013.5.10
『愛知 蒲郡 VOODOO LOUNGE』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜

出演/オグラ(ワンマン)

前の晩、3時までスタジオ入っていたので、ねむねむ。

おにぎりこさえて、荷物ぶらさげ、表へ出ると太陽はカンカンとして明るい…あたりはもう夏になっていた。

いつものように東海道線でのんびり出発。根府川あたりで雲行きがあやしくなり、蒲郡へ着くころには完全に雨。

今回は「真面目な歌と不真面目なMC」で有名な朋友、きんちゃん(きんばらしげゆき)が地元でオープンしたお店で初ライブをつとめさせていただく。

とても居抜きとは思えないきんちゃんテイストバリバリな店内。ずいぶんきれいなので内装やりなおしたのかと思うほど。

リハを終え外へ出ると、雨はますます強くなっている。初めての土地、蒲郡…予約ちょっとしか入ってないけど大丈夫だか…。

しかし、本番直前店へもどると、結構な本降りの中、お客さんは集まっていた。ありがとうはじめまして〜、オグラです!

きんちゃんと初めて会ったのは20数年前、今はなき高円寺の居酒屋すえひろ。ペリカンオーバードライブの小島くんが引き合わせてくれた縁。

という訳で久々に『永遠の酒』。カウンターの中できんちゃんにハープを吹いてもらった。

初めての店なので『Mr.オルガの嘆き』など2ndと3rdをおりまぜての選曲、2部構成、ワンマンショウ。

アンコールではついにきんちゃんをカウンターから引っぱりだし二人で「ゆっくりサンシャイン」。

いいライブできた!お客さんめちゃくちゃホットだったし、オグラBOX売切れたし、ゆーことなし。持つべきものは友、きんばらしげゆき。

それにしても、さすがミュージシャン、照明やSEのタイミングがバッチリ。きんちゃんも長い間ライブやってきたんだなあと感慨深かった。

帰りは現代詩&スピード狂の御婦人に、オープンカーで宿まで送ってもらった。小雨がぱらつく中、屋根全開。うひょひょひょひょ〜。♪ボニー&クライド〜、ボニー&クラ〜アア〜イ♪

これからふたりで銀行強盗しようじゃないか。保安官や警官を撃ち殺し、そして最後は死のダンスを踊るのさ…。

しかし、銀行は閉まっていたので、急遽、三河塩津駅へ変更。ごま油の香りとともに蒲郡の夜は更けていった。

VOODOO LOUNGE、きんちゃん、荒井さん、柏川さん、小島くん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、ギャングな握手を送ります。






茨城 戸頭ハコカフェ  
茨城 戸頭ハコカフェ  
茨城 戸頭ハコカフェ  
茨城 戸頭ハコカフェ  
茨城 戸頭ハコカフェ  
茨城 戸頭ハコカフェ  
茨城 戸頭ハコカフェ  
茨城 戸頭ハコカフェ  
茨城 戸頭ハコカフェ  
茨城 戸頭ハコカフェ  


 

2013.4.6
『茨城 戸頭ハコカフェ』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜

出演/オグラ、ちくわ朋彦

昨夜はライブ終了後、ハコカフェへ前のり。店長さんが手がけた天井まで漆喰というオシャレな店内。店長さんをまじえ、みんなで前夜祭的打ち上げ。

ちくわくんは幼いころお母さんに「どうして赤ちゃんは生まれるのか?」とたずねたところ、「24才になったら誰でも生まれる」といわれたそうな。

スパッとしたいい答えだ。

ちくわくんはその他にも、興味深い話をもっていて、思春期のころ母親に半裸の自慰行為を見られてしまったさい、「なにしてるの!?」の返答に「掃除だよ!」と力まかせないい訳をしたことがある。

そんなこんなで二時ちかくまで呑んでしまい、これでちくわくんとの会話は合計三時間半ぐらいにふくれあがったのだった。

店の二階に寝床を用意してもらい、ぐにゃぐにゃに熟睡。

翌朝目覚め、店へおりていくと、「もっとこっちこっち!」なんて勇ましい声。五人の男がトラックからアップライトピアノを降ろそうとしている。

「あ、もうひとり増えたぞ」なんていわれ、寝ぼけ眼でピアノ運びを手伝った。店長がどこからかいらないピアノをもらってきたようで、地域のおじさんたちとの交流をかいま見た。

あいにくの天気だったが、雨はまだ降っていなかったので、近所を散策。

どの家も大きくて敷地面積に圧倒される。犬をたくさん連れたおばあさんと話したり、クジャクがいたりとなかなか愉快な散歩。

利根川まで歩いてみるとでっかい水門があった。こ、これはどこかで見たような…鳥男が飛んだやつじゃん。

「とべ、飛ぶんだあ おら 胸が熱くなり涙がぽろぽろこぼれた…」(つげ義春「鳥師」)ってあれだ。実は飛んだんじゃなくて水門から落ちて死んだのだ。

最後のおかみさんのセリフがしみる。「やれ奥が深いの浅いだの、あんたたちのやってることは一体何の役に立っているの!」

自分にいわれているようなセリフだ…彼女はチョコレートウーマンなのかもしれない。

役に立っているのかいないのかわからない。でもリズムの回転に乗っかって本音を歌うのだ。

本日も一時間半、ズカッと歌いました。

アンコールは「夢の中には水がこぼれている」。密かに練習していたピアノを弾いてみた。

なぜか今日もまた小学生の女の子がいた。この子に音楽は届いただろうか…。

戸頭ハコカフェ、店長さん、奥さん、ちくわくん、ユカさん、まりこちゃん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、24才の握手を送ります。






茨城 取手ダンデライオンカフェ  
茨城 取手ダンデライオンカフェ  
茨城 取手ダンデライオンカフェ  
茨城 取手ダンデライオンカフェ  
茨城 取手ダンデライオンカフェ  
茨城 取手ダンデライオンカフェ  
茨城 取手ダンデライオンカフェ  
茨城 取手ダンデライオンカフェ  


 

2013.4.5
『茨城 取手ダンデライオンカフェ 』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜

出演/オグラ、ちくわ朋彦

去年のクリスマス、高円寺ノライヌカフェで知り合ったちくわくんとのツーマンライブ。

開演時間が遅いので、夕方のんびり出発。

日暮里から常磐線の快速に乗り換え、あっというまに取手駅。初めて茨城へ降り立った。ちくわくんが車で迎えに来てくれた。

「どーもよろしくです」なんて車内で他愛もない会話をかわすと、これまたあっというまに店へ到着。

初めて会ったクリスマスにはふたりとも酔っぱらっていて10分ぐらいしか喋っていない。その後の日程調整などはすべて電子メールでやりとりしていたので、ちくわくんとの会話は全部で15分となった。

ちくわくんの生歌を聴くのははじめて。友部さんのカバーや絵本の読み聴かせなども取入れた内容。ガットギターの音色と声がとてもあっていた。

僕のほうはいつもながらのインチキ廻し屋。アンコールではちくわくんと「ゆっくりサンシャイン」をセッション。

調子にのり、歌いながら外へ出てゆくというアドリブをかました。そのまま歩きながら歌っていたら、止まらなくなってきた。

「ちくわくん、ギターソロ!」なんて、路上ライブに発展。通行人も不審なまなざしで見ていたらしい。

♪明日もお日様はゆっくり照らすだろう〜♪のサビをくり返し、あやうくそのまま電車に乗って帰るところであった。

強じんな精神力でセッションをやめ、店へひきかえし、かるく一杯。ドアーズとシャングリラスとポーグスが好き。なんていうイカしたロック姉さんとひともりあがり。ナイスなチョイス、いいス。♪ Give him a great big kiss、ワオ!♪

ライブを見にきていた10才の女の子のアンケートが可愛かった。

『歌声がむねにひびきました。

はげしい歌や、やさしい歌がありました。

音色もきれいでした。

お母さんがクルマで聞いていて、

かんどうしてライブに来ましたが、

本物の方がやっぱりいいと思いました。』

そして、好きな曲は「道徳の屋上」だそうな。グレイトな小学生だぜ!

取手ダンデライオンカフェ、悟さん、ちくわくん、ユカさん、荒井さん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、great big kissと握手を送ります。







静岡 UHU  
静岡 UHU  
静岡 UHU  
静岡 UHU  
静岡 UHU  
静岡 UHU  
静岡 UHU  
静岡 UHU  
静岡 UHU  
静岡 UHU  
静岡 UHU


 

2013.3.31
『静岡 UHU』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜

出演/オグラ&迷ローズ(key原めぐみ B晃 Dr福島紀明)、ペリカンオーバードライブ(Vo増岡謙一郎 Dr大嶽智孝 key斉藤エンジン)、ましゅまろまま、石田チビオヤジ

昨夜はAKIさん号で山梨から静岡へ移動。

今日は東京から迷ローズ、ペリカンオーバードライブがやってくる。

ツアーでバンド出演なんて何年ぶりだろう? 800ランプ最後のツアーは「富士アニマルハウス」だったと記憶。ソロになってからもつるさんにはお世話になった。

今回は初めてのお店、静岡UHU。壁や天井に落書きがほどこされているが、どこかこざっぱりとした雰囲気の店内。

3時頃入ると、ハラマス、晃くん、福島くん、タケちゃんなど見慣れた面々が到着している。そしてお久しぶり!R&Rピアノマン、エンジン師匠登場。ここがどこだかわかんなくなってくる。

天気悪いしお客さんどうかな?なんて思ったけど大盛況、たんと来てくれてありがと〜!

おまけに「静岡パンクの創始者」といっても過言ではないギタリスト、ケイスケさんも御来店。嬉しいっけ。

オグラ&迷ローズ、ロックテンションでズカっと1時間半。久しぶりにギターの弦切れたよ。アンコールはペリカンとともにゆるゆるの「ゆっくりサンシャイン」で終演。

AKIさんめちゃくちゃ喜んでたし、関さんも店長さんも嬉しそうだったし、ゆーことなしの一夜だった。また来ますバンドで!

翌日は、駿府公園でお花見。午前中から赤ワインでへろへろ。

ああ、天気いいし、桜ぴかぴかだし、死ぬならこんな日がいいなあ…なんて、安らかな気分。

地面に心臓つけてみる、どくどく、どくどく、音響く、共鳴…誰と?わがんね…地球だきしめる。

静岡UHU、シンヤさん、テツさん、AKIさん、かずみさん、ケイスケさん、住田さん、亜矢乃さん、出演者の皆さん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、ロックな握手を送ります。






山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺  
山梨 大野山 福光園寺


 

2013.3.30
『山梨 大野山 福光園寺』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜

『音の道Project 寺乃音』
出演/牧野憲人、大久保俊臣、マリナーズ、El Camino、よよよゐ、ましゅまろまま、河田ケンイチ、岩崎けんいち、オグラ

朝6時に起き、電車で出発、ふわぁ〜わ〜あ〜、眠い…。

中央線のきしみもあいかわらず情けなく嘆いている。うぅ〜ん、ふぇ〜ん、あぁ〜ん…。

高尾から中央本線に乗り換えウトウト……落花生のカラが顔にぶつかってくる。という夢から目をさますと、車窓に桃の木が飛んでゆく。曇天の下、天然ピンキー、あでやかナリ。

9時半、石和温泉駅到着。AKIさんの車に拾ってもらい、福光園寺へ。

「音の道Project」のイベント、前回の酒蔵につづき今回はお寺。門前には桜並木が満開、境内のしだれ桜もおみごと。

閑話休題。去年、葬儀の手続きなどにかかわった際、葬儀屋費用の高さに驚いた。棺や祭壇にランクがあるという現実。商売なんだから当たり前なのかもしれないけど、そこで親世代とのギャップを感じた…。

葬儀とはいったい誰のためにあるんだろう?

今回の福光園寺ホームページには『現在のお寺は死者に対する関わりが多く、生者に対する関わりが少ない…』と憂いている一説がある。

『人の一生に寄り添い、関わることのできるよう取り組んでいきます』という言葉の通り、落語会、音楽会、勉強会などを実践している開かれたお寺。なんとPA、スピーカーまで所有しているという本気度。

楽屋も畳部屋で実に落ち着く。

まだ眠かったので、衣装をひっかぶり、寝転がってると、ましゅまろままの真彩さんから「蛇に呑まれてるみたい…」とおつな形容。

アルパニストの彼女は最近ソロでも歌いはじめている。是非とも『蛇に呑まれた男』という新曲をつくってほしいものだニョロ。

昼2時スタート。山梨、長野、静岡等のミュージシャン10組が出演。手作りケーキや豚汁なども用意され、それとは別に、日本酒、炊込みご飯などの差し入れもいただいた。

途中休憩には、若住職さんによる境内お寺案内まであるという行き届いたイベント内容。

出番前、ハーパーズミルの岩崎けんちゃんと記念写真。AKIさんが言うには、タメの僕ら、どこか同じニオイがするそうな。

今回はひさしぶりに『陽気なプリン』をかけてみた。貧乏紳士では左右のポケットを間違えてしまい、ニセ札と一緒に本物もバラまいてしまった。

6時間におよぶイベント、みなさん長丁場おつかれさまでした。

大野山 福光園寺、若住職さん、お母様、御家族の皆さん、AKIさん、かずみさん、チャンティさん、関さん、夏花さん、寺乃音スタッフの皆さん、荒井さん、アルメリさん、根岸さん、出演者の皆さん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、スネーク握手を送ります。






高円寺 Salon de VAMP  
高円寺 Salon de VAMP  
高円寺 Salon de VAMP  
高円寺 Salon de VAMP  
高円寺 Salon de VAMP  
高円寺 Salon de VAMP  
高円寺 Salon de VAMP  
高円寺 Salon de VAMP

 

2013.3.23
『高円寺 Salon de VAMP』

〜オグラワンマンリサイタル〜

満員御礼、沢山集まってくれてありがと〜。

いきつけの酒場「VAMP」がロックバーからサロンに変わりリニューアル。今年初めての東京ライブ。

今回はツイッターやfacebookで予告したとおり、青ジャージ、800ランプ時代の曲をたくさんおりまぜてみた。 2部構成、アンコールもいただき、全編3時間ちかく、たっぷりしたワンマンショウとなりました。

ツアーへ出ると、どうしても最新アルバムの曲が中心になってしまう。東京だし、ワンマンだし、なんか違う選曲にしたかった。

やる側と聴く側の新鮮味がいっちするかどうか。という永遠の問題。古い客と新しい客、両方を楽しませる選曲のむずかしさ…ってほどでもないけど。メニューと曲順はいつも悩む。

中には、若いころ作った曲は、歌いたくない。という人もいるが、自分の場合、いい歳こいて成長がないというかなんというか、あんがい抵抗なく歌えてしまう。

歌はそれが作られた時の背景や気分みたいなものをまといつづけてくれる。鳴らしたとたん、すぐそこへ行けるタイムマシーンのようなものなのかも。

「われちゃったもの」「白い朝」「午前2:20」「架空の冒険者」「南口駅前広場」「左目にコインをのせて」などふだんはあまりやらない曲+新しい曲。

昔の歌のほうがいいね。なんて声もたまに聞くけど、今の曲だって時間がたてば昔の曲になるのよ。良さがわかってもらえるまで、もう少し時間が必要なようね。新しい歌はあなたの中で、今静かに熟成しているのよ、豊穣なワインのようにね…オホホホホ。

なんて、ギザなことを言ってみたいおばさん。じゃなくておじさん。

本番前、レオさんからウクレレをプレゼントされた。アンコールはそのウクレレで歌いながら、舞台横にある謎の階段をのぼりロフトへ消えるというバカバカしい演出でグランドフィナーレ。

長丁場の中、定員の倍ちかくお越しいただき、ありがと〜&きゅうくつでメンゴ。

Salon de VAMP、店長ナオちゃん、レオさん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、豊穣な握手を送ります。






金沢 表参道商店街ポッケマーと  
金沢 表参道商店街ポッケマーと  
金沢 表参道商店街ポッケマーと  
金沢 表参道商店街ポッケマーと  
金沢 表参道商店街ポッケマーと  
金沢 表参道商店街ポッケマーと  
金沢 表参道商店街ポッケマーと  
金沢 表参道商店街ポッケマーと  
金沢 表参道商店街ポッケマーと  
 

2013.3.17
『金沢 表参道商店街ポッケマーと』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演/オグラ、半バナナ(ミックスナッツハウス)、
   Asanogawa Session、よこっちょBAND

林くんたちと、扉野さん宅へ泊めてもらい、朝5時の在来線で金沢へ向かうというハードスケジュール。もちろん全員寝過ごしたので特急サンダーバードでいざ出発。

半バナナとともに男3人旅がはじまった。林くんが「シェアできるように」と3種類のお弁当を選び、席も向かい合わせて、和気あいあいと学生気分。いつもひとりだからいつになく楽しい。朝からビールも飲んじゃうアホなぼくら。

ウトウトしてたらあっという間に金沢到着、最高にいい天気。商店街イベント、ポッケマーと、すごい人!たくさんのお店も出店している。

まずは噂の移動ステージを確認、完成度が高くて驚いた。安定感もなかなかだ。

スタッフの人に転がされ市中引き回しの刑。「オーシャンゼリゼ」をポッケマーとの替え歌で歌っていると、ノリのいい女性がビール片手に乗り込んできた。おっけ〜、ダンスダンス♪人生とはダンスだ。

その後、山門前メインステージで演奏。またもや二人の女性ダンサーが盛り上げてくれた。いいとこだ〜。初めての金沢、たくさんの人に見られて良かった。

ライブ終了後は近江町市場で打ち上げ。林くんの友人たかさんがのど黒という高級魚を頼んでくれた。その後、家にまで招待してくれ、うめー酒をゴチになった。

どこをどう帰ったものか、翌日ホテルで目覚めると外は強風。特急はくたかが運休していた。在来線で越後湯沢方面へ乗り継ぎ、新幹線でやっとこさ帰京。さすがに長かった〜、疲れたぜ。

矩さん、ポッケマーとスタッフの皆さん、たかさん、奥さん、林くん、安威くん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、ダンサブルな握手を送ります。






京都 まほろば  
京都 まほろば  
京都 まほろば  
京都 まほろば  
京都 まほろば  
京都 まほろば  
京都 まほろば  
 

2013.3.16
『京都 まほろば』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演/オグラ、半バナナ(ミックスナッツハウス)

酔っぱらい、その場のノリで顔中、赤と緑の刺青を入れてしまった。嗚呼、もうカタギの仕事はできない…非常に後悔している。いったいどんな職業についたらいいのか真剣に悩む。

というアホな夢で目覚めた。あ〜、夢でよかった。さあ、今日も時間はあるし京都まで歩こう…無理ら。

大丸で円谷ヒーロー展をやっていたのでちょっと寄り道。ウルトラマンがいて、ミラーマンがいて、ファイヤーマンがいて、トリプルファイターまでいる。昭和心がきゅんとするなあ。

数年前、親戚の子供におもちゃを送ってやろうと店へいくと、歴代のウルトラマンがずらーっと並んでいた。こんなにいるのか〜と驚いていたら、小さな男の子が「あ、コスモスだ、なつかしいな〜」と小生意気な感想をもらしていた。

東京から送ってもらったCDをメリーゴーランドへとりに行き、林くんたちと合流。3年ぶりのまほろばライブ。いや〜お客少なかった〜。やっぱり毎年こないと駄目だね。

扉野さんがレイアウトした友部正人イラスト集を購入。面白いなあ、友部さんは絵も詩だ。

扉野さん、和田さん、スタッフの皆さん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、スペシュウム握手を送ります。






大阪 難波Mele  
大阪 難波Mele  
大阪 難波Mele  
大阪 難波Mele  
大阪 難波Mele  
大阪 難波Mele  
 

2013.3.15
『大阪 難波Mele』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演/DURAN、あうんさん・すうじぃ、THE HOT TiMES、
   オグラ、月ニ吠エル

昨日は、あまり呑まずに寝たのですっきり。今日も時間あるし難波まで歩こう。活気づいてるなあ、お好み焼きのヘラが空中に浮いてます、特撮だね。

携帯電話だとツイッターやfacebookのタイムラインがよく見れない。写真画質あらいし、あいほんにしたほうがいいだか。

今日の対バンはみんな男。昨日もお客はなぜかほぼ男性、しかも、おっさんばっか。しかし、40代の冒険ソング『次の迷路へ』がすごくはまったような気がする。全編、ていねいに歌えたし。

皆さん貧しいのか、ニセ札ばらまいたらちょっと減ってた。自分もビンボーに見えるのか見にきたお客さんが色んなお土産をくれる。

Mele着いて荷物整理してたら、シャンプーがなくなったので、買い物へ。大きさと機能でポーチ選んだらこんなガラ(写真)になってしまった。おばさんのようなおじさんといわれるゆえんか…。

半年ぶりのMele。ライブの持ち時間短かったけど、「ケータイ写真詩」の新作などもまじえ、テンポよくできた。啖呵売も少ないながら確実に売れました。

ムコハマさん、スタッフの皆さん、共演者のみなさん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、おばさんのような握手を送ります。






大阪 十三 シアターセブンBOX3  
大阪 十三 シアターセブンBOX3  
大阪 十三 シアターセブンBOX3  
大阪 十三 シアターセブンBOX3  
大阪 十三 シアターセブンBOX3  
大阪 十三 シアターセブンBOX3  
大阪 十三 シアターセブンBOX3
 

2013.3.14
『大阪 十三 シアターセブンBOX3』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演/オグラ、新堂彩、松井恵子

小雨の中、夜10時50分、夜バスで出発。

ぎゅうぎゅうに混んでるし荷物沢山だし、気が滅入る、きつい旅だぜ……アウシュビッツよりマシか。

しかし、遮光カーテンを窓側にすっぽりかぶるという工夫で、プライバシーゾーンを確保、これはいいアイデアだ!こっそり持ち込みの焼酎呑んでたら雨もあがってきた。

足柄SAで休憩、あたりは夜霧で真っ白。夜霧のハニーです。♪誰かが呼んでるハニー〜♪のとこのメロディとコードチェンジさいこー。隣の人に言いたくなってきた。ねえねえ、すごいと思いませんかこのメロディ…なんて。

早朝、大阪駅到着。どっかでヒマつぶそうと思ったら、ギターケースの肩ベルトとれはった。ベンチで縫い物。ツアー出るといつも裁縫してる気がする。男の旅に裁縫道具はかかせない、海賊のようにね。ビリーボーンズの船員鞄の中にも入っているんだ。

時間はたっぷりあるし十三まで歩く。そういえば、青ジャージの頃、初大阪ツアーは十三だった。機材車から降りたつと、小学生の女の子がなにか必死に話しながら歩いている。生の関西弁を聞こうと耳をすましたら、なんと…うどんの話をしていた。

こ、こんな昼間から女子小学生がうどんの話をしてるなんて…恐るべし大阪、とビビったもんだ。

今日のライブは古くからお世話になってるきっしゃんの企画。共演は浪速の美女お二人。今回もラスト前に「CD啖呵売コーナー」実施。

「2500円のところを、今回にかぎり…にせん…きゅうひゃくえん!」というネタのところで、クレバーな刺客があらわれた。

「2500円のところを、今回にかぎり…にせん…」「買った!」

しまった!その手があったか。やられました。敵ながら天晴。くう〜、しかしライブ終了後も定価で何枚か売れ、初日はまずまずの成果。

きっしゃん、中沢さん、シアターセブン、店長さん、スタッフのみなさん、共演者のみなさん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、うどんの握手を送ります。






2013.3.9
『新曲PV』

新曲『お弁当つくって』PVできました。



YouTubeで見る


「お弁当つくって」


お弁当つくって でかけましょう いくところなんて ないけれど

古いメロディー口ずさみ 遠い昔へでかけましょう

つくしめし 花菜漬 雨が降ったあとの神社の匂い
 
まぶたをとじ あの思い出に くるまって


お弁当つくって でかけましょう いくところなんて ないけれど

荷物ほったらかして 薄着して 遠い昔へでかけましょう

入道雲 木下闇 ボラの子 飛び跳ねる 巴川

まぶたをとじ あの思い出に くるまって


お弁当つくって でかけましょう いくところなんて ないけれど

今日は ちょっとだけ おしゃれして 遠い昔へでかけましょう

かふぇてらす 並木道 口紅ちょいとひいて 寝待ち月

まぶたをとじ あの思い出に くるまって


自分の中から 一歩だけ外でて 遠い昔へでかけましょう

古いメロディー口ずさみゃ 遠い昔へひとっ飛び

懐かしや 恥ずかしや ああ、過去だけが美しい

まぶたをとじ あの思い出に くるまって

泣きましょう










神奈川  あざみ野 KARUTA  
神奈川  あざみ野 KARUTA  
神奈川  あざみ野 KARUTA  
神奈川  あざみ野 KARUTA  
神奈川  あざみ野 KARUTA  
神奈川  あざみ野 KARUTA  
神奈川  あざみ野 KARUTA  
神奈川  あざみ野 KARUTA  
神奈川  あざみ野 KARUTA  
神奈川  あざみ野 KARUTA
 

2013.2.10
『神奈川 あざみ野 KARUTA』

〜ぐるぐるスクリューツアー2013〜
出演/オグラ(ワンマン)

マイペースながら、今年のツアー始動!

まずは古いつきあいになる和風創作料理のお店、KARUTAからスタート。2011年の地震でライブが中止となり、実に4年ぶりの出演。

ツアー、一発目ということで、ここ一番という時にしか履かない靴で出発。これは昔、古道具屋で買った絶品。サイズもぴったり、まるであつらえたような靴だった。

「おじさんこれいくら?」「あ、それ?300円でいーよ」「わお…」。かかとが高すぎたのでノコで切って履いているが、10年たった今もまだまだへらない。靴にかかとっているかなぁ…?

そんな思い出にふけり、KARUTA到着。『今宵、インチキな扉はコチラ』なんて、粋な開場案内も用意され、夕方4時半という開演にもかかわらず時間通りに集いしお客さん達。

いきなり新曲でスタート。前回、介護施設で「身体がだめでどこへも行けない」といったおばあちゃんの言葉からできた歌『お弁当つくって』。

♪お弁当つくって 出かけましょう 行く所なんてないけれど

古いメロディー 口ずさみ 遠い 昔へ出かけましょう〜♪

ちょっと残酷な歌い出しではあるが、メロディーは古いラジオ歌謡風に仕上げた。無責任な希望よりも、ひとときの現実逃避を。音楽はそんな風でいいと思う。

久しぶりのワンマンだったので、休憩なしの一時間半、ズカっとした演奏できました。今回は引っ越した友達からもらったF穴ギターを使用。得体の知れないメーカーだけどすごく弾きやすいっけ。

で、こないだから密かに企んでいた「CDの啖呵売(たんかばい)」(叩き売り)も実践。結構まけちゃったけどその場で売れました。まだまだ研究と練習が必要だけど、これいけるぜ!

CDの宣伝って何年たってもうまく言えない。ところが「啖呵売」というかたちをとると照れずに言えちゃうから恐ろしい!

「あとの後悔先に立たず、日本の経済見通し立たず、価格破壊のご時世に、まけなきゃ売れねえこのCD!本日にかぎり…」なんて、どんどんインチキ度が増してきたぞ。元ジャンボジェット機の機長さんまで買ってくれるという御愛嬌。

打ち上げはゴルゴンゾーラ蕎麦とうまい酒。久々にゲレンにも会え、店長の同級生とはリズムの話で盛り上がった。ちなみに、元機長さん、ゲームセンターでは全然うまく操縦できないそうな。元CAの奥さんくればーでした。

店長の津山さんが、僕との出会いやライブ後記などKARUTAブログに書いてくれてます。そちらも是非。

KARUTA、店長津山さん、朋子さん、スタッフ従業員のみなさん、そして、来てくれたお客さん。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、ケレンミたっぷりな握手を送ります。






神奈川 小田原 はなことば  
神奈川 小田原 はなことば  
神奈川 小田原 はなことば  
神奈川 小田原 はなことば  
神奈川 小田原 はなことば  
神奈川 小田原 はなことば  
神奈川 小田原 はなことば  
神奈川 小田原 はなことば  
神奈川 小田原 はなことば  
神奈川 小田原 はなことば
 

2013.1.26
『神奈川 小田原 はなことば』

AKIさんのお父さんが入居している介護施設、はなことばでのライブ。

控え室でチューニングしてると、今回の立役者、AKIさんのお姉さん二人が入ってきた。「今日は遠い所ありがとうございます」「いえいえAKIさんにはいつもお世話になってます…二人ともお姉さんで…?」「叶姉妹です〜」「……」「あ、不可能姉妹だったね、おっほっほっほ」「おっほっほっほ」

な、なかなかの導入に尿漏れしてしまった。

きれいで明るい館内のあちこちに、写真付きで今日のライブポスターを貼ってくれている。有り難や有り難や。

本番前に司会してくれる職員のかたと打ち合わせ。「よろしくお願いします。で、このお名前なんですが…インチキ手廻し…ホントにこの通りでいいんですか?」

どこへ行ってもたいがい聞かれる質問だ。やはり「インチキ」って言葉はいいにくい御様子。だけど「手廻しオルガンは本物じゃないので、インチキは本当なのです」というややこしい説明をしてライブスタート。

「東京から来てくれました、お名前がちょっと変わっています。インチキ手廻しオルガンのオグラさんです〜」

一曲目は「一杯のコーヒーから」。事前に歌詞を配ってくれていたのでみんな元気に歌い、好意的な反応。「唱歌でめぐる春夏秋冬の旅コーナー」など曲が進むにつれ、泣き出す人も出てくる。今回は『旅愁』だった。♪恋しやふるさと、なつかし父母♪メロディーもすごくいい、すげーよオードウェイ。

「昔の歌はいい歌が多くて泣けてくるよ」とワンコーラスが終わるごとに話しかけてくるおばあちゃん。前列ノリノリで聴いていたAKIさんのお父さんも『蘇州夜曲』で落涙。♪今宵うつしたふたりの姿、消えてくれるないつまでも♪の所でこぼれる涙をふいている。あやうくつられそうになった。わかります、 ここいいよねえ〜。歌詞をしっかり聴いてるんだなあ…。あたりまえだけど。

「『東京の花売り娘』いこう!」というアンコールもかかり、さっきやったばかりだけどもう一回。いーんだいーんだ、忘れたよそんな昔のこと。

終わってからも号泣してるおばあちゃんがふたり。「もう、体が動かなくてどこへも行けないよ」…返す言葉につまってしまった。

でも、歌がいろんなところへ連れてってくれるじゃない。言葉とメロディーがなつかしい菜の花畑や田中の小道へ連れてってくれる。そこへ行ったから泣いたんでしょ?過去があるってすごい事だよ!

そして、また今回も思い知った。恐るべし唱歌の力。

終わったあとAKIさんのお父さんの部屋で兵隊の頃の写真などを見せてもらった。昼間は足柄刺繍で有名な、AKIさんの伯父さん「上田菊明傘寿の業」という刺繍展を見に行き、伯父さんにもご挨拶。なんだか今日一日でずいぶん上田家に入り込んでしまった。いっそのこと養子にしてもらうか。

はなことば、館長さん、スタッフ職員のみなさん、AKIさん、お父さん、伯父さん、上のお姉さん、下のお姉さん、そして、集まってくれたおじいちゃんおばあちゃん。さらに、優れた名曲を残した作詞作曲者先生。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、不可能姉妹の握手を送ります。






静岡 沼津 SpeakEZ  
静岡 沼津 SpeakEZ  
静岡 沼津 SpeakEZ  
静岡 沼津 SpeakEZ  
静岡 沼津 SpeakEZ  
静岡 沼津 SpeakEZ  
静岡 沼津 SpeakEZ  
静岡 沼津 SpeakEZ  
静岡 沼津 SpeakEZ  
静岡 沼津 SpeakEZ  
 

2013.1.25
『静岡 沼津 SpeakEZ』

『ACOBATTLE☆COVERS』
出演:H&Sadd4/Tacaco&鈴木英敬/ひみこ/オグラ

「さあ、天気もいいし凧上げ行くか〜」と思ったら今日はライブだった。

リハーサルの入り時間が遅いのでのんびりと出発。湘南新宿ラインに乗り、小沢昭一編集の『日本の放浪芸』を聴く。大阪の「洋服のたたき売り」が面白い。「フランスのデザイナー、ポールゴーグレの背広が上下で2800円。純毛だっせ」ポールゴーグレって誰やねん…。

と、ここでひらめいた!

ライブ中、CDの叩き売りをやったらどうだろう。いつもCDの宣伝をつい忘れてしまう。アンコール前かなんかに「さあ、ここにとりいだしたる一枚のコンパクトディスク。通称しーでぃーと、皆さんが呼んでおるあれでございます。オグラ3rdアルバム『次の迷路へ』!そこにでもあるここにでもあるというCDとはCDが違います。町のレコード屋なんか探しても絶対においてないという珍品中の珍品!オリジナル迷路も付いて、今回なんと…」

い、いける!舌先三寸に一発をかける渡世、カッコイイぜ。

なんて事を思ってると、ねぶかわあたりで水平線に残照がこぼれだす。沼津駅に着くころにはとっぷりと日も暮れて冷たい風がビュービュー吹いてきた。いい風〜、凧もってくりゃよかった。

今年一発目のライブはACOBATTLE☆COVERS。カバー曲ばかりのイベントに呼ばれた。

実はカバーイベントに出るのは初めて。普段から一曲はメニューに入れているけど、全曲カバーっていうのはやったことがない。悩むなあ、誰もが知ってる曲と、あまり知られていない名曲、年代もバラバラで、かたよらず、それでいて一貫性があるという、そんな選曲はないものか…。

結局『月光価千金/ヘレン・ケイン』『ダーリン/宍戸留美』『マックザナイフ/ブレヒト&ヴァイル』『冒険者たちのバラード/ガンバの冒険ED』『You Know I'm No Good/Amy Winehouse 』『君は薔薇より美しい/布施明』『空が落ちて来る/友部正人』など、アンコール入れて計11曲を歌わせていただきました。

AKIさん、沼津SpeakEZ、店長さん、スタッフ&PAさん、出演者のみなさん、そして来てくれたすべてのお客さん。さらに、優れた名曲を作った先人&シンガー。以上のかたひとりひとりに深い感謝と、北風ビュービューの握手を送ります。






凧部 第二回 凧上げ大会  
凧部 第二回 凧上げ大会  
凧部 第二回 凧上げ大会  
凧部 第二回 凧上げ大会  
凧部 第二回 凧上げ大会  
凧部 第二回 凧上げ大会  
凧部 第二回 凧上げ大会  
凧部 第二回 凧上げ大会  
凧部 第二回 凧上げ大会  
凧部 第二回 凧上げ大会  
凧部 第二回 凧上げ大会  
凧部 第二回 凧上げ大会  
凧部 第二回 凧上げ大会  
凧部 第二回 凧上げ大会  
凧部 第二回 凧上げ大会  
凧部 第二回 凧上げ大会  
 

2013.1.20
『凧部 第二回 凧上げ大会』

平成25年1月20日(日)午後3時頃〜
於 蚕糸の森公園

《凧部のテーマ》楽しくあげる。

日没後『第一回定例会』
於 近くの居酒屋

《主な議題》

○凧は飛んでいるのか飛ばされているのか

○公園施設におけるビニール凧との共存

○竹ひご入手困難な現状に伴う自作凧の減少について

○女子部員の防寒対策について(寒いからもう帰ろう発言の防止)

○枝に引っかかった時の対応、および弱風に伴う悲しみ

○民間児童からの憧憬についての考察

○上がった後、糸巻きを放したい衝動について

○今年度の目標、ならびに全部員での連凧への取り組み


という大まかな予定を各部員に告げ、今年二作目の凧をたずさえ公園へ。し、しかし…またもや、誰もいない。だまされた!

みんな、あんなに作るって言ってたのに…くぅぅぅ。と嘆くこと数十分、樹木の間から、ジャングルジムの向こうから、わらわらと部員が集まってきた。その手には自作の凧が輝いている。おお、同志よ、いつも遅いね…。

そして今回新たにニューフェイス入部。ミックスナッツハウスの林君宅の新年会で知り合ったマコちゃんが立体凧で参戦。合計6凧。まさに「凧上げ大会」と呼ぶにふさわしい幕開けとなった。

グラウンドがぬかるむ中、みんな思い思いの凧で悪戦苦闘している。僕の凧はなんなくあがり、「さすが部長」などとおだてられいい気分。

「いいかね、この手の感触、引きの強さを覚えておきたまえ」と凧グルーピーたちに持たせてやっていると、ビニール凧をあげていた親子連れの若いおとうさんが話しかけてきた。「スゴイですねえ。作った凧ですか?」「ははは、まあ、そうです」「もしかしたらみなさん…なんか…組合のかたですか…?」

組合…まあ、そう思うのも無理はなかろう。あきらかに作ったとおもわれる凧を持った人間が6人も走っている公園は、異様なのかもしれない。

「いえいえ、我々は凧部のものです」「……なんか僕、ビニール凧なのにうまくあがんなくて…恥ずかしいです」「フフフ…いやまあ、ちょっと風弱いですからねえ。よかったら入部しませんか?すぐ作れますよ」「ありがとうございます、でもウチが遠いもんですから」

開始早々、ビニール凧との共存をはかってしまった。

とにかく『楽しくあげる』これが一番大事なことだ。凧上げにかんして僕はわりとムキになってしまう。古い人間なので、ビニール凧には負けたくないという気持ちも強い。

『楽しくあげる』はそういう意味でも最適なテーマだと思う。これは、自分も深くはまりこむタイプだというきぼりおの発案。しかし、やつはさっそく研究心を発揮し、力学的な見解で部長の僕をあっさり追い抜いてしまった。

それにしてもマコちゃんの立体凧は迫力があった。あがるというよりも飛行していた。20年ぶりに作ったというが、骨組みの比率を覚えていたというから恐ろしい。

力学的きぼりお凧ははじめあまりあがらなかったが、何度も何度も微調整をくり返し、日暮れ近く、最後の最後で高く飛びあがった。喜びはだれよりも一層強かったのではなかろうか。

『女子部員の防寒対策について』実はこれを本当に危惧していた。日暮れ時、冷え込みがきつくなった頃、一番風が強くなる。「さあ、これから」という時、女衆から決まって出るこの一言『寒いからもう帰ろう』

今回は事前に伝えてあったので、女子部員の防寒対策は強化されていた。しかし、僕ときぼりお凧がグングンあがり月とのランデヴーをはじめたころ「もう、ごはんですよ〜」のかけ声。さ、さすがのぶちゃん。じゃあ、そろそろってことで居酒屋へ移動。『第一回定例会』開催。

ただ呑むだけだと思っていたが、意外にも凧についての話があとをたたない。以下、各部員おもな発言。

【きぼりお】
○支点問題のさらなる探求。

○3本の竹ひごを長く設計し、地面に突き刺せば微風時でもひとりであげられるのでは。

○男子限定、定時制夜間部の発足。

○「もっとやりたかった」

【マコちゃん】
○凧に電飾をつけ夜間に飛ばし、杉並区UFO目撃証言の多発をめざす。命名「ネオン凧」

○やはり都内公園では限界があるので、レンタカーを借り海か川辺へ遠征してはどうか。

○「みんながパイロット」「月にぶつけたい」

【しまやん】
○「自分の人生を凧で知る」。低空飛行でハデさはないが、誰よりも安定し、対空時間はその日一番だった事からの発言。

○自転車のうしろにそれぞれの凧を結び、一列になって高速道路をぶっとばしたい。

【りゅうせい】
○紙選びの重要性を知る。

○「たこは上げるもんだから」。注文したつまみがイカばかりで、なぜ誰もたこをたのまないのか?に対しての発言。

【サリー】
○何が必要で何が不必要かがわかった。やってみなければわからなかった。破れても破れてもあきらめきれないこの気持ち。もっと凧セッションを!

【のぶちゃん】
○次回はニット凧で参戦。上がれば上がるほどニットスカートが短くなる。というが果たして…。

テーマ曲を作るだの会報作るだの、面倒くさいからやめようだの、宴会は最後の最後まで凧話、部の正式名称も決まった。『高円寺 たこすけ連組合』

げ…みんな酔っぱらっていたので、大層な名前になってしまった。プロじゃないんだから、楽しくあげよう、楽しく…。

まあいいや、素人集団『高円寺 たこすけ連組合』ここに発足。

《追伸》
「入部希望のかたは自作の凧を作り自宅で待機していて下さい。第三回目の日時決まりしだいツイッターとfacebookでお知らせいたします」組合長 オグラ






2013.1.5
『正月 高円寺 馬橋公園』

『たこあげ大会2013』
出演:オグラ きぼりお、しまやん、サリー、りゅうせい

新年、あけましておめでとうございます。

ひさしぶりに凧を作ってみた。静岡生まれなので、かたちは駿河凧。エラがでっぱってるところがかっこいい。絵はやはりとどろき豆太郎、われら庶民に小さなしあわせが訪れますよーに。


正月 高円寺 馬橋公園01


「自作の凧で大会やろーぜ」とみんなを誘い、1月4日、はりきって馬橋公園へ。しかし…誰もいない…淋しいぜよ。
えーい、めんどくせぇ、仲間なんかいらないや。と、泣きながら走っていると、しばらくしてきぼりおとしまやん登場。…くぅ、ありがとう。
遅れて、サリーりゅうせいもやってきた。しかし、作ってきたのは自分ひとり。そんな予感はしていたよ。しょーがねーなあ、最近の新人類は、カカカカ、呵々大笑。


正月 高円寺 馬橋公園02


よーし、じゃあ、景気よくいってみよー。飛べ〜、とどろき君!

正月 高円寺 馬橋公園03 正月 高円寺 馬橋公園04

正月 高円寺 馬橋公園05

正月 高円寺 馬橋公園06


あがるわ、あがる。うひょひょひょひょ。メリケンのビニール野郎をかるがる追い越し、樹木をこえ、団地をこえて大気圏突入。糸はめいっぱい。
上空80000メートルほどあがったところで、となりの小学校へ墜落。大丈夫か?と見にいけば、プールサイドで寝そべるとどろき君。きぼりおが救出をはかった。
結局最後は高い枝に引っかかってしまい、さらば、とどろき、またあう日まで。凧上げにふさわしいエンディングとなりました。
「手のさきに宇宙(そら)がある」なんて詩的なことをいうきぼりおをはじめ、みんな大いに楽しんだ。作りたい衝動がむずむずしてきたようなので『高円寺凧部』を結成した。


正月 高円寺 馬橋公園07

正月 高円寺 馬橋公園08


夜はペリカン時代で新年会、味平カレー雑煮うまかった。今回はしまやんが記録的写真をとってくれたので、AKIさん風ブログにしてみました。

というわけで、みなさま、本年もひとつヨロシクおたの申します!


 
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