2018.12.16
高円寺ショウボート
『ギンガギンガvol.13』
出演:オグラ&ジュンマキ堂バンド/しゅう&宇宙トーンズ/ペリカンオーバードライブ
毎年恒例しめくくりは13年目のギンガギンガ。
今年は悪い事が重なったけど、何よりよかったのはしゅうちゃんがクモ膜下から無事生還したことだ。
まだ喉が本調子でないためウィスパーボイスと小音量演奏のしゅう&宇宙トーンズだったが、中々味わい深かいものがあった。
音楽性がまったく違う3バンドでやってきたこのイベント。メンバーは多少入れ替わっているものの、年に一度、ペリカンにも宇宙トーンズにも会えるこの日は貴重な1日なのかも。
もし、しゅうちゃんが欠場していたら今日という日はまったく別のものになっていただろう。
昔、見た映画『素晴らしき哉、人生』を思い出す。人は知らず知らずのうちに、そばにいるあらゆる人間に影響を与えている。
しゅう&宇宙トーンズ、ジュンマキ堂バンド、ペリカンオーバードライブのメンバー全員、もし仮に誰かひとりでもいなかったとしたら僕の人生は今とは違っていたはず。
毎年元気でみんながそろうというのはなんという奇跡だろう。
ああ、素晴らしき哉、人生…。
あれ、でも今年はアラケンがいない。
なぜだ?
いい雰囲気でツアー日記を締めくくろうと思ったが、アラケンにスケジュールを伝えるのをすっかり忘れていた自分。ブンケンバレエ団とライブが重なってしまい、マサルにベースをお願いしたのだった。
アラケン、君を忘れてた訳じゃないんだよ
ただ日にちを…。
高円寺ショウボート、おんださん、PA&スタッフのみなさん、真琴(写真提供)、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と素晴らしき哉、人生の握手を送ります。
そして、今年もたくさんの人にささえられ廻す事ができました。
ホントにたくさんの人に…。
こうして音楽活動ができるのも、火事の時助けてくれたたくさんの人のおかげです。
人ってこんなに助けてくれるのかという驚きと「情」の存在に気づかされる一年でした。
人の温かさを知りたかったらみなさんも是非一度、火事に…
いやいや、くれぐれも火の用心!
「オグラのヒミツ」を運営してくれてる篠田さん、ハチマクラ大家さん&娘さん、物資や御見舞いを届けてくれたみなさん、群馬前橋CoolFool、佐藤さん、早川義夫さん、下北沢風知空知 さきこさん、じゅんさん、スタッフのみなさん、うつみようこさん、原宿クロコダイル PA&スタッフの皆さん、慎吾さん、オールドラッキーボーイズの皆さん、ブラボー小松さん、かわむらきょうこさん、真琴、西荻CLOPCLOP タカちゃん、ぶんちゃん、なんちゃん、宮古島ビッグチーフ、タダさん、ネモさん、ゲンタさん、新聞社の皆さん、ギンガギンガvol.13、今村さん、スタッフの皆さん、トーコちゃん、ふーさん、RYO&ゆみちゃん、Taliちゃん、ボンちゃん、真知子さん、三島特別養護老人ホーム南二日町、おばあちゃん、おじいちゃん、館長さん、山本さん、スタッフ、ボランティアの皆さん、みしまるくん、みしまるこちゃん、ユンジさん、清水HAM 店長さん、康平君、モリさん、共演のみなさん、ケンちゃん、瑞佳さん、毛利さん御夫妻、静岡UHU、シンヤさん、きなこさん、石田さん、出演者の皆さん、住田さん御一行、ハム、かーくん、浜松POPS倶楽部、Lilyさん、AKIさん、出演者の皆さん、みつい君、愛知一宮老人福祉施設、社長さん、佐藤さん、スタッフの皆さん、そして、おばあちゃん、おじいちゃん、デイの皆さん、東京高円寺JIROKICHI、店長金井さん、PAワオさん、スタッフの皆さん、東京ローカルホンクのみんな、差し入れしてくれた皆さん、まちこさん、馬橋盆踊り「コクテイル」狩野さん、斉藤会長、PA斎藤くん、薮蕎麦親分、馬場さん御一行、「ペリカン時代」、えのもとさん、実行委員の皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、サリー、ケンジ、Ryo、久我さん、えまちゃん、カオちゃん、サダくん、ぎょら御夫婦、金谷ん、伊豆土肥CRAZY SPOT31、店長tomoさん、城さん、日本酒娘、スタッフの皆さん、サントムーン柿田川、西島さん、世古さん、SBSラジオイースト、さわかさん、PA&スタッフの皆さん、トオルさん、オンサファリの皆さん、名古屋なんや、ぷよさん、G子さん、小川ベムさん、久さん、蘭さん、坂井さん、大阪 難波Mele、ミカさん、ハマダさん、共演者の皆さん、かいさん、あっこさん、白木さん、姫路Quiet Holiday、長谷川さん、たけちゃん、共演者の皆さん、広島 おうちbarひらひら、マサル&アネモネ、Altくん、山口湯田温泉オルガンズメロディー、英三さん、飆飆のお二人、しおんちゃん、広島福山ポレポレ店長ゆうさん、きみさん、じっちゃん、岡山the ORiON ☆NORi☆さん、テラさん、よっちやん、有志の皆さん、神戸三宮Office The Other half ウタモモちゃん、天使郎さん&猫の手は借りたいのみなさん、神戸三宮BAR月 店長ゲッチューさん、横田さん、高蔵寺Cafe'花音 店長泰造くん、ルンちゃん、竹内紀さん、小向定さん、蒲郡VOODOO LOUNGE 店長きんちゃん&母上、ニナちゃん&ヒロエちゃん
そしてなにより、ライブ会場に足を運んでくれたすべてのお客さん
以上の方ひとりひとりに深い感謝と良いお年を!の握手をおくります。
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2018.12.13
−facebook投稿−
本日リズム録り全曲完了ー!!
ジュンマキのリードコーラスもいい感じに録れました。
レコーディングは一旦おいといて、今年最後の廻し納めはギンガギンガ
皆の衆?星つけてしゅうちゃんの元気な姿を見に行きとくれー♪
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2018.12.8
−facebook投稿−
『レコーディング再開』
いいの録れたー♪
生きてる実感!!
一年遅れのレコーディングやっとスタート
ジュンマキにしか出せないチンドンとゴロスのグルーヴ
前作CDのゴロスはMixに半年費やした、あなたの左耳に聴こえてくるあの素晴らしい打楽器
今回もいい音で録れてます
いやーこんなにゾクゾクする事って他にはないよ。
「ふしぎなあそび場」
「もらった車」
「きもったまに花」
「スエキチロック」
「そして木は何をしてるんだろう」
リズム録り5曲完了
いいペースです。
写真はマイドライヤーで打面を調整する2人。
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2018.11.25
蒲郡 VOODOO LOUNGE
出演/オグラ(ソロ、ワンマン)
「歩けば歩くほど足跡が消えてゆく」
新曲『満月のシンバル』に使われた歌詞だが、これはツアー中に出来た自由律俳句のひとつ。
「必要以上にポジティブな考え方は、結局自分をとじこめちゃうのかもしれない。歩けば歩くほど足跡が消えてゆく。って感覚もある」と寝起きにメモする。
曲を作った後、その歌詞の意味が自分でもう一度わかる。という事がよくある。
でも意味なんか考えてるとその歌詞自体の広がりが止まってしまうようにも思える。言葉は言葉の前にメロディなんだ。これは友部さんの歌から学んだことかも…。
なんてことをごちゃごちゃ考えながら歯をみがき、春日井市を出発。
最終日は旧友きんちゃんのお店VOODOO LOUNGE。
今年も本番中、突如きんちゃんに参加をうながす。
「急で悪いんだけどCのハーモニカってある?」
「えー?まってよ、E♭とかB♭なら普通だからあるけど、Cとなると…
あ、あった!偶然あったよC」
という毎度アホらしいやりとりの後、きんちゃんのブルースハープと『永遠の酒』をセッション。空の上で小島くんも呆れているだろう。
おばさんバッヂ売り切れなので、見にきていたきんちゃんの母上にサンプルをプレゼント。おばさんがおばさんバッヂつけてどーすんの。と自らの息子にからかわれる陽気な母上であった。ニナちゃんは創意あふれる豆太郎バッヂを独自に作っていた。
若いお客さんから年配までが集う、サイコーにいい最終日を迎えられた。
蒲郡 VOODOO LOUNGE 店長きんちゃん&母上、ニナちゃん&ヒロエちゃん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝とCの握手を送ります。
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2018.11.24
高蔵寺Cafe'花音
出演/オグラ(ソロ)、竹内紀、OA:小向定
ひとり旅、残り二カ所。
昨夜も夜走りでさすがに疲れ、名古屋の手前で、バタンのキューの車チュー泊。
午前中に起きて下道でノロノロ移動。
途中の直売所で新鮮なほうれん草をゲットし、河原でランチ。おにぎりなんかは買っているが、日頃は玄米食なので、やはり車のシガー電源で炊けるミニ炊飯器がほしいところ。
自分の場合、玄米だと大きいほうのキレが異常にいい。調子のいい時なんか紙で拭いてもゼロの時があるくらい。まあ、きたないこと言いました。
さて今宵は初めての店、Cafe'花音。店長は昔東京でベースマンをしていた泰造くん。残念ながら来年、店をたたんでしまうそうだが、もっと早く知っていればと思うほどいいつくりのお店。
お初にお目にかかる共演でトリの竹内紀さんはスタイリッシュなシンガーであり、根っからの詩人でもあった。幼い頃、言葉をフワフワした雲のようにとらえていたという話が面白かった。それをくっつけたり離したりして遊んでいたという。
言葉は道具の前にオモチャだったんだなー。
オグラくんの曲はシニカルでいい。といい、絶対に前座に使いたくないよ。という逆説の褒め言葉もいただいた。
名古屋の友達の所へ行くという紀さんとお別れし、自分は店の二階に泊めてもらった。
ああ、久々の布団寝、有難し。
高蔵寺Cafe'花音 店長泰造くん、ルンちゃん、竹内紀さん、小向定さん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と詩人遊びの握手を送ります。
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2018.11.23
神戸2デイズ 三宮BAR月
出演/オグラ、猫の手は借りたい
昨夜も車寝だったので、スーパー銭湯へ行く。
受付の若い女性がなかなかロッカーの鍵を渡してくれない。奥へ行ったりこっちへ来たり。新人でモタついてるのかと思ったら
「男性用で大丈夫ですか」との事
「あ、ごめんね、おばさんに見えるかもしれないけどおじさんです」というと、若い女性はスイマセンと真っ赤な顔、他のおばさん従業員がドッと笑い出す。
そこまでおばさんっぽいのか、サンバイザーじゃなかったのに…。
色んな人がいるから確かに難しい問題ではある。今度からは「男性ひとりお願いします」と言う事にしよう。
今宵は同い年の店長ゲッチューさんの店、BAR月。お客さんはサイコーの合唱団だった。早口言葉コール&レスポンスにもついてきてしまうほどに…もうちょっとモゴモゴしてほしいんだけど。
大阪、神戸2デイズ、すべてに足を運んでくれたかぶりつきのMさん。
「最近は紙吹雪のタイミングわかるからグラス手でふさぎました」との事。
さすがお馴染み。しかし、紙吹雪グラスに入って嬉しい。じゃなくて絶対入れたくないのね。
そりゃそーだ、使い回しかもしれないし…はは。
「今日も夜走り(よばしり)?」と天四郎さんからツアーミュージシャンの符丁を教えてもらった。
神戸三宮 BAR月 店長ゲッチューさん、ウタモモちゃん、天使郎さん&みなさん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と男性用の握手を送ります。
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2018.11.22
神戸2デイズ 三宮Office The Other half
出演/オグラ、ウタモモ
昨夜も呑まずに夜移動。
深夜の山道で鹿どんに遭遇。
ピギュー!ピギュー!
とふた鳴きして森へ消えていった。
野生の鳴き声は、鋭く孤高で、闇に二本の切れ目が入った。
海沿いにある道の駅でグッスリ眠り、昼頃目覚める。
またまた野菜ラーメンをこさえて海を見ながらのランチ。深夜移動すると昼間ゆっくりできることに気がついた。
一年ぶりにモモちゃん、天使郎さんたちと再会。
さーちゃんが大きくなっててビックリ。だがまだ2歳。大きな孫をあやす祖父のような天四郎さん、まさに友達は親戚以上の関係性だ。
お客さん山ほどという訳でもなかったが、唱歌CD、バッジ各種が売り切れとなりまずまず。
明日も神戸なので、モモちゃんとしっぽり呑む。
最初聴いた時は『方位自転車』にも『あなたの暗闇』にもあたしはいなかった。というモモちゃん。
だけど今は自分も当事者として歌の中にいる。暗闇そのものがあたしだった。
なんて、若いのにシブい事をいう。苦労や環境で人は老成するのかな。モモちゃんの感受性に乾杯。
なんだけど、ビールに氷入れて呑むのはやめてほしい。あれはアル中で死んだ親父の呑み方だ。それに、うら若き女性が身体を冷やすのを見ているのはたえられない。
という訳で、モモちゃんがトイレへ行った隙にこっそり氷を減らすのであった。
忍法、氷減の術。
神戸三宮 Office The Other half ウタモモちゃん、天使郎さん&みなさん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と氷減の握手を送ります。
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2018.11.21
岡山 the ORiON
出演/オグラ(ソロ)、OA:テラ元春、よっちやん
降る日もありゃ照る日もあらぁ…
と思いながらも、ヘヴィな気持ちで寝つけなかった昨夜。
今日も空は晴れている。
そして今日もド平日、お客は来てくれるのか…。
歌って運転して歌って運転して、なんだか体もギシギシだ。
こんな不安は音楽で吹き飛ばせという考えもあるが、肝心の音楽のせいでこうなっているというのもまた然るべき事実。
だだっぴろい公園で野菜ラーメンを茹でていると猫が二匹あらわれた。
いいなぁ、おまえらは気ままで。
年がら年中おんなじ着物を着て、生きる事だけを考えている。
ん?考えてるのかな…
「なんか考えてるの?」と聞いてみたが伸びをしてどこかへ行ってしまった。
とにかく旅を続けよう、自分だってかなりの気まま野郎じゃないか。
かくして、1年ぶりのthe ORiON
狭い店だが満席のお客さん!竹さん、仙人さん、東京からは荒井さんの姿も。
嗚呼、来て良かった、☆NORi☆さんラヴユー
CD手ぬぐいセット、バッヂも沢山売れて好景気再来!!
カカカッ
降る日もありゃ照る日もあらぁ…
岡山 the ORiON ☆NORi☆さん、テラさん、よっちやん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と照る日の握手を送ります。
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2018.11.20
広島 福山 ポレポレ
出演/オグラ(ソロ)、山姥、yu
昨夜はマサルとわかれ尾道近くまで移動、たまった洗濯物をランドリーに放り込む。
翌日は雲ひとつない上天気。
ツアー中は野菜不足になるため、にんじん、ごぼう、白菜などをラーメンと煮込み食している。
それにしても車ってホントに便利。自動でベッドにもキッチンにもなっちゃうからね、ひつこいか。
のんびり銭湯へ行きポレポレ到着。
さてじゃあ今宵も廻しますか。とステージに立つと
人生初体験!
なんと、お客さんひとり!!
ひえーーー、人気なくてスイマセン!!
ゆうさん、きみさん、共演のじっちゃんも客席に座り、もちろん自分もお客となり、まずはゆうさんの演奏。
皮肉がきいたブルース調の歌が面白かった。そして、じっちゃんもバカテクベースの弾き語りを披露。自分はいつもよりMCを多めにして、家族的雰囲気の中、やけにいい演奏が出来た。
それにしても、音楽ライブなんてもう斜陽なのかな…ひと昔前の映画館のように。
いやいや、人気のあるミュージシャンには人がつめかけているじゃないか。
嗚呼、自分のふがいなさにペラペラのぺしゃんこ。
知名度もないくせに、平日ライブを無理やり入れてもらうのはもうやめよう。
次回は週末にお願いします。といい、ゆうさんお手製のキューバンライスをいただく。
広島福山 ポレポレ店長ゆうさん、きみさん、じっちゃん、そして来てくれたひとりのお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝とペラペラの握手を送ります。
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2018.11.18
山口 湯田温泉オルガンズメロディー
出演/オグラ(ソロ)、飆飆
「すごい音だけどこの車大丈夫?」
と助手席でビビるマサル。
普段、ファミリーカーを運転しているので軽自動車の轟音が恐ろしいようだ。
ドロロローッと壊れそうに高速をとばし湯田温泉到着。
店へ入るなり「あれ?なんでマサルくん…」と英三さんビックリ。
昨日ひらひらで。と経緯を説明し、本番後半はまたマサルベースとガッツリ演奏。
このツアー、『不思議なあそび場』の早口言葉コール&レスポンスについてくるお客が多くておどろく。
どっかでネタバレしてるだか…。
翌日オフなので、たらふく酒を喰らいはしゃぎまくるおじさん二人。中々に面白い。
昼前に起き、中原中也記念館をおとずれたが、月曜休館日。
そーいえばオルガンズメロディーは毎年日曜にやらせてもらってるので、ここ何年も記念館に入れた事がない。
あーあ、ガッカリ…。
しかし
喜び過ぎず悲しみ過ぎずテムポ正しく握手をしましょう!
という訳でまたドロロローッと高速をとばしマサル先生を広島へおとどけした。
さらば友よ。
我は今宵も車中泊。
山口湯田温泉オルガンズメロディー、英三さん、飆飆のお二人、篠やん、しおんちゃん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝とドロロローッの握手を送ります。
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2018.11.17
広島 おうちbarひらひら
出演/オグラ(ソロ)、Alt
ゆうべ深夜の高速でトラックの横転事故を目撃。
あと20分はやくここを通っていたら自分も巻き込まれていただろう…死亡事故じゃなきゃいいけど。
「あーつるかめつるかめ」と寅さんに出てくるおばちゃんの口癖を真似る。
最近は運転にも慣れて、緊張感がなくなってきた。車を乗り始めた当初は対向車とすれ違うのがすごく怖かったのに。
初心を取り戻そう、対向車の運転手なんか信じるな。誰が乗ってるかわかったもんじゃないよ。
大体ドライバーなんて5人にひとりは泥酔状態にきまってる。対向車の5台に1台はこっちへ突っ込んでくるし、交差点で信号無視しない奴なんかいる訳ねえ。
人間不信による安全運転で広島へ到着。
久しぶりにマサル、アネモネと再会。二人の子供らも大きくなっていた。
去年来ていたお客さんが今年もいる、ツアーを続ける上で何よりハートの支えになる。音楽が届いている実感。マサル先生にベースをお願いし、後半は二人で新曲と800ランプ時代の曲を演奏。CD、手ぬぐいも売れ、おばんさんバッヂは残り3つとなった。
売っといてなんだが、なぜあれを買うのか…。
打ち上げでは今年もまた怪しい整体師グラさんに五十肩を治してもらった。後部座席の物をとる時、ビキッと痛む肩があっという間に治った。まったく何という魔術!しかし、またすぐ元に戻りますよ。と言っていた。
打ち上げで聴いたアネモネの新曲がよかった。『酒乱の女』と「上手い」ってどういう事なのかという歌詞の歌がおもしろかった。
ひらひらはバータイムとなったがその後もお客が絶えず大繁盛。
最終的にマサル、アネモネと三人で呑んだくれ、ダクレのマサルが「俺も明日一緒に行く」と言いだす始末。
酔った勢いかと思ったが、翌日そそくさと車にベースを積み込んでいた。
広島 おうちbarひらひら、マサル&アネモネ、Altくん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と大繁盛の握手を送ります。
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2018.11.16
姫路 Quiet Holiday
出演/オグラ(ソロ)、つるんづマリー、村上リョーケン
ゆうべの酒が残っていたので難波の町を散歩。
サンタクロースの格好をさせられた感情認識ヒューマノイドロボットが深くうなだれていた。
もう誰も話しかけてくれないし自分はあきられてしまった。チキンを売ってる訳じゃないのにこんな衣装を着させられ、いつか道頓堀に投げ込まれてしまうのではないか…ああ、誰にも必要とされていない孤独感。
うん、わかるよわかる。という訳で話しかけてみた。
「そりゃ色々あるだろうけど元気だせよ、いい天気だぜー!」
しかし彼の感情はぴくりともしなかった、ゴメンよ能天気な言い方をしてしまったようだ。なんしろ酒は残ってるし突き抜けるような青空だしで、ふわふわしちゃってるもんで。
遅い昼食をゆっくりとすませ、姫路Quiet Holidayへ。
さあて今宵も回転全開!とはりきったが、平日ということもあり恐ろしいほどのしょんぼり動員。
ああ、誰にも必要とされていない孤独感…ロボットをはげましている場合ではなかった。
しかしこんな事は慣れっこだ。いや全然慣れてない。
お前の歌は誰にも響いてない、もういい加減やめたらどうなんだい、とリアリストな自分がランプの精のように出現する。見ないふりしてた訳じゃないけど、いたのね、そん中に、とほほ。
だけど手は抜かないぜ、来てくれた人を楽しませ、はたまた、心を立ち止まらせるために。
という訳でいつもより丁寧に演奏できたと思う。
そして、アンコールは自分が作曲した姫路グリーンバードのテーマ曲をたけちゃんとデュエット。
次回は土日に来ます。と挨拶をし、深夜の高速を福山まで移動。
今宵も車中泊としゃれこもう。
それにしても車の中はぐっすり眠れるなあ、やはり僕は車の中で産まれたんじゃないか…。
姫路Quiet Holiday、長谷川さん、たけちゃん、共演者の皆さん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と丁寧な握手を送ります。
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2018.11.15
大阪 難波Mele
出演/オグラ(ソロ)、The Monkey Business Extra Light、ぴろ男爵、美礼
今年もまた、一宿一飯の恩義にあずかり、なんやを後にする。
時間も早かったので古着の町、大須へ立ち寄った。なにしろほとんどの服が燃えてしまったので、衣装や普段着をお手頃で調達したい。
以前ジュンちゃんと来た問屋さんみたいなお店は発見できなかったが、呉服屋さんで様子のいい半てんをゲット。二千円は実にお手頃。
もらった車を走らせて実に3年ぶりのMeleへ到着。
どっかで見た事あると思ったらThe Monkey Business Extra Lightのお二人は鉄人さんの店で対バンしていた。お初にお目にかかる美礼さんの破れた傘もカッコよかった。
二日目もまだまだ元気で、見にきてくれたオソさん御一行とゴキゲンめちゃ呑み。
帰り道の記憶がなく膝にコケたような傷があることから、御厄介かけた事まちがいなし。
後々きくところによると、帰り道、ヘベのレケで車を停めた駐車場がわからず皆さんに探してもらったそうな。中々見つからないので「もうおれこの辺に置いてってください」といい都合三回転んだという。
かいさんも、あっこさんも、白木さんもすごく面白い人なので完全にメートルが上がってしまったようだ。
迷惑かけましたー、すいやせん!
でも、楽しかったー。
オレの名前は呑んだくれの「ダクレ」ってんだ、ヨロシクね。
大阪 難波Mele、ミカさん、ハマダさん、共演者の皆さん、かいさん、あっこさん、白木さんオソさん御一行、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と、ダクレの握手を送ります。
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2018.11.14
名古屋なんや
出演/オグラ(ソロ)、小川ベム
インチキ手廻しオルガンの紅葉も深まり、天高く音回る秋。
探さないで下さい…
ひとり、旅にでます。
という毎度寒いツイートをし東京出発。
高速を順調に走り、岡崎SAでひと休みして一年ぶりのなんや到着。
本来なら新譜ツアーのはずだったが、出来てないので新曲中心のメニューで挑む。
客席には意外な顔や、来週出演するCafe'花音のマスター泰造君の姿もあった。ぷよさんとも旧知だったらしく、音楽の縁で人々が知り合いなのは珍しい事ではない。
終演後、リトミックという幼児音楽教育がある事をなんやの蘭さんから教わった。音階なんかを体で感じさせる教え方らしい。
ゲストハウスを営んでいるという20代コンビの若者との話も盛り上がった。「なぜ音や色があるかなんて考えた事なかったす」って感想もうれしかった。
なんやスケジュールに書いてくれた坂井さんの紹介文も奮っていた。
「力強い声に気持ちがグルグル回り出す。インチキ手廻しオルガンから奏でられる音楽は、喜びや悲しみが練りこまれたカラフルなPOPS(中略)お客さんは気持ちよくグルグル回ってバターになっちゃう」
最後はぷよさんと社会情勢の事などをしっぽり話し、二階に泊めてもらいぐっすり。
まだまだ元気な1日目!
名古屋なんや、ぷよさん、G子さん、小川ベムさん、久さん、蘭さん、坂井さん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と、まだまだ元気な握手を送ります。
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2018.11.3
三島『サントムーン柿田川』セントラルコート
出演/オグラ&ジュンマキ堂
昨夜は土肥から富士宮の常宿まで、鹿どんに気をつけ安全運転。とにかくビール、なんつって結局寝たのは午前4時。
そして朝7時の目覚ましで、ぶっ飛び起き「サントムーン柿田川」へ。
去年、沼津で我らのライブを見た世古さんが是非!てんでショッピングモールのステージをセッティングしてくれた。
開店前に音チェックをすまし、館内にあるブースで静岡SBSラジオイースト『さわかのふくみみ』コーナーへ生出演。インチキ手廻しオルガンの説明や、この後のライブ宣伝などをしゃべった。
そして仮眠する間もなく一回目の演奏。
『船乗りマイペ』など派手なメニューでガンガン押しまくると、いちげんのお客も立ち止まり、二歳くらいの女の子がクルクル踊りだした。ゲラゲラ笑いながらステージへあがってこようとする。
「いーよあがっておいでー!」
といったがお母さんとお兄ちゃんにとめられてしまった。
あの子が我々の音楽をいちはやく理解してくれた。
つまり音楽とは回転である。
二回目のステージも人だかりができ、やたらと話しかけてくる天使のような男性や遠路遥々駆けつけてくれた人たち、トオルさん銀ママの姿も見える。
CDも手ぬぐいも沢山売れてゆーことナシの1日。そして、オレ、へとへとのヘトヘ。
サントムーンは常連さんの集いの場になっているようで、そこにでもあるここにでもあるというショッピングモールとは少し違っていた。
そして、別棟の3階にあるジュンマキさんオススメのオシャレな店『オンサファリ』でカッコイイメガネをゲット。
その後、ジュンマキは予定があったのでその日のうちに東京帰還。
自分は世古さん&横ぴーと沼津で打ち上げ、瞽女さんの話などを聞き、老舗のバーへはしご酒。
翌日はひとりで、臨済宗中興の祖、白隠さんのお寺、松蔭寺に立ち寄った。
昔、渋谷のBunkamuraへ『白隠展』を見にいった時、巨大な赤ダルマの絵に圧倒され、我知らず涙したことがある。
絵を見て泣くなんて事があるのかとびっくりしたが「お前なんにもわかんないだろう」といわれた気がしてすがすがしかった。
禅でけー。
はいその通りです、わたしはまだ言葉で考えている未熟者です。
「隻手の声」両手をたたくと音がする。では片手ではどんな音がするか?
なんて有名な公案も面白い。すたすた坊主の絵もすごく好き。
お寺の中には250年前に作られたという木像があり、そのするどい眼光でインチキを見透かされたのであった。
小倉家は臨済宗だったという偶然も出来すぎのような話。
サントムーン柿田川、西島さん、世古さん、SBSラジオイースト、さわかさん、PA&スタッフの皆さん、トオルさん(写真撮影)、そして集まってれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と、ヘトヘの握手を送ります。
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2018.11.2
伊豆土肥 CRAZY SPOT31
出演/オグラ&ジュンマキ堂、チームしめちこちゃん、尾原むつみ
季節の変わり目を自分で決められるのが大人だ。
と思う。
先週、初みかんを買い思い出した。
しまった!今年スイカ食うの忘れてたーー!!
あーあ、と視線を落とすとレジ袋の中に秋が来ていた。
今日から秋だ…。
という訳で秋ツアーの一発目は一年ぶりのクレスポ。
リハの後、奇遇な事実が発覚した。チームしめちこちゃんのみぶーさんとマキちゃんは猫をもらった里親病院が同じだった。おまけに時期もほぼ同じ。モモとみぶーさんちの猫は顔見知りかも。
ちなみにマキちゃんちのモモとジュンちゃんちのベル子は『廻せ!廻せ!チンドンバージョン』の動画にも出演している。
最近はジュンマキのコーラス部分がどんどん増えている。
Facebookで動画を見た春日ハチさんから「両サイドの女性コーラスがあったら最強だと思います」というコメントをもらったので真に受ける事にしたのだ。
『不思議なあそび場』の早口言葉コール&レスポンスはもちろん、『もらった車』『廻せ!廻せ!』のイントロダクションでもセリフを叫んでいる。叩きながらだと歌えないと言っていた『船乗りマイペ』でも追っかけコーラスができるようになった。特に最近のジュンちゃんは声が出ていてべりいぐっど。
以前、修善寺のラジオに出た時JDをしていたむっちゃんの創作朗読劇から始まった今回のライブ。役者をやっているので彼女もスゴく大きな声が出てたし、チームしめちこちゃんの横田さんもでっかい声で歌っていた。
秋の夜、土肥の星空にいろんな大声が散らばっていった。
今回も車の運転があったので、日本酒娘が持ってきた酒はジュンマキさんにとられてしまった。
2度目に現れた日本酒娘が「もう呑んじゃいなよ」というので「帰りに人ひいたら埋めるの手伝ってよ」などどふざけながら、強靭な精神力で酒を断り、最新曲『きもったまに花』を初披露。
いい曲できたぞー!今度こそ。
いや今回もだ、カカカ。
伊豆土肥CRAZY SPOT31、店長tomoさん、城さん、日本酒娘、AKIさん、スタッフの皆さん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と、でっかい声の握手を送ります。
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2018.10.20
『東京 高円寺 第6回馬橋盆踊り2018』
主催:高円寺北中通り商栄会
協力:馬橋北自治会、馬橋南自治会、中通町会、高円寺北四丁目新生会、阿佐谷北5丁目町会、馬橋小同窓会
アトラクション/オグラ&ジュンマキ堂、リトルラビッツ(バトントワリング)、天狗連(阿波踊り)
「今年は秋だよ!」という訳で馬橋盆踊り秋祭り。
心配された雨も降らず昼間から汗ばむくらいのいい天気。
今年も全曲生歌、エントリーしてくれた歌い手と太鼓の皆さんでお届けした第6回。
またもやテキトーな司会で進行していったのではあったが…
夕方からはみるみる空が暗くなり、あと30分というところで冷たい雨がザーザーザンブ。
みんなちりじりにテントへ避難、馬盆(まぼん)始まって以来、初めての早終い。
『馬橋ホーホツ音頭』の呪い、ついにきたか。
♪雨が降らなきゃ田植えはできぬ♪
ホーホツ、ノーノーエとは古くから伝わる雨乞いの言葉ナリ!
念願成就となりました。
馬橋盆踊り、「コクテイル」狩野さん、斉藤会長、PA斎藤くん、薮蕎麦親分、馬場さん御一行、「ペリカン時代」マスちゃん、原さん、えのもとさん、実行委員の皆さん、ボランティア、スタッフの皆さん、サリー、ケンジ、Ryo、久我さん、えまちゃん、カオちゃん(最後の片付けまで辱い)、サダくん、天狗連の皆さん、レリトルラビッツの皆さん、荻原魚雷さん御夫婦、金谷ヒデユキさん、ジュンマキさん、そのほか集まってくれたすべての人たち。
お疲れ様でした、ありがとー!
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2018.10.14
東京 高円寺JIROKICHI
『迷路でバッタリ!』
出演/オグラ&ジュンマキ堂バンド、東京ローカルホンク
800ランプ時代に下北沢Queでちょくちょく対バンしていたホンク。元の名をうずまき。
最後に共演してからおよそ20年、自分はソロになり、うずまきは東京ローカルホンクと改名しそれぞれ活動してきた。
まさに『迷路でバッタリ!』。弦二くんが思いついたタイトルどおり。
本来なら今頃は「オグラ文化祭レコ発スペシャル」となるはずだったが、炎事情の後始末で半年かかってしまい、レコ発どころか、リズム録りもまだ出来てない状態。
という訳で新作に入れる予定の新曲をたっぷり披露。
『ふしぎなあそび場』『スエキチロック』『彼女はまなざし』『そして木は何をしてるんだろう』『もらったくるま』に加え、出来たてホヤホヤ『満月のシンバル』も初おろし。原のピアノアレンジがさえわたるヘヴィな一曲となった。
ホンクの『ダークマター』という未録音の曲もすごく良かった。「わからないって、面白くて最高だよね」といった歌詞に共感をおぼえる。自分も弦二くんと同じようなことを歌ってるなあと思った。僕の場合少しひねくれてて
♪わかろうとしてわかるものなど、大したことじゃないのかもしれないね♪
ってなっちゃうけど。
ともかく、僕らもホンクも、一時間以上のセットリストで一晩にワンマンを二回見るようなたっぷりボリューム。立ち見のお客さんお疲れでした。
アンコールはみんなで『6月の雨の夜チルチルミチルは』をセッション。友部さんの名曲をホンクと一緒に出来るゼイタクに感謝。ホントにいい曲だなあ。歌詞はもちろんだけどメロディにそれをうわまわる説得力があるのだ。友部さんのつくるメロディはどれも、直接個人に話しかけてくるような音階を持っていると思う。
弦二くんは曲をやらせてもらう事を前の晩、友部さんに電話したそうな。さりげない気づかいが出来るニクいやつ流石です。
そして最後に『ゆっくりサンシャイン』をホンクのメンバーと歌い回し。アラケンからうけついだ井上くんのオクターブ唱法で場内は笑いにつつまれた。
東京 高円寺JIROKICHI、店長金井さん、PAワオさん、スタッフの皆さん、東京ローカルホンクのみんな、差し入れしてくれた皆さん、大盤振る舞いしてくれたまちこさん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と、たっぷりボリュームな握手を送ります。
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2018.10.9
愛知一宮 老人福祉施設
出演/オグラ&ジュンマキ堂
浜松から車を飛ばす事3時間。一宮へ到着。
2年前、静岡で僕らを見た佐藤さんとの縁で、また今年もここへ。施設の入居者さん、デイを利用する人たち合同での唱歌コンサート。女性社長さんから今年も全員出席でそろいました。という嬉しい言葉。
昨年『春の小川』をリクエストされたので、今年はみんなで歌う唱歌コーナーのメニューに加える事にした。『春の小川』は歌詞が2パターンあり、いわゆる今歌われているのは1947年の改定版にあたる。
1912年につくられた最初の歌詞は
♪はーるのーおがわーはサラーサラーなーがーるー♪
という文語体。唱歌には文語体がよく似合うと思う。
♪咲ーけよー咲けよーとーささやーくー如くー♪
なんて、すごくいい響き。という事でふたつともみんなで一緒に歌った。
その後も戦後歌謡などを歌い、最後に、ここのためにつくった音頭を披露。
ひとりのおじいちゃんが、独自の踊りかたで、ものすごく楽しそうに踊っているのを見て感激。「是非、振り付け考えて下さいよ」というと「ああいいよ、決まってたほうがみんな踊りやすいから」との御返事。来年がとても楽しみだ。
そしてまた、ここでも本気のアンコールをいただき、ズカッと一時間。
マキちゃんの運転で帰路へついた。
愛知一宮 老人福祉施設、社長さん、佐藤さん、スタッフの皆さん、そして、おばあちゃん、おじいちゃん、デイの皆さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と流るる握手を送ります。
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2018.10.8
浜松POPS倶楽部
『ACOBATTL CLUB11』
出演/オグラ&ジュンマキ堂、アルパカセブンス、TOPLESS姫と海賊、Lily
先日、台風24号の影響で停電にみまわれた浜松、車で走っている途中にも大きな木が倒れていたりと、爪痕がまだあちこちに残っている。そんな中、開催された『ACOBATTL CLUB11』
自分らにとっては、なんと今年初のAKIさんプレゼンツ企画。AKIさんと久しぶりに会うなんて、いかにツアーが滞っていたかがわかる。
TOPLESS姫と海賊はAKIさん一押しのユニット。つい最近、海賊船長の父上が亡くなられたそうで、お母さんの悲しみを歌った新曲がよかった。
店長のLilyさんは、友達の西井君に似ているが、まったくの別人。年齢も一緒のふたり、いつか合わせて見比べてみたい。ふたり並べたバッヂも作っちゃおうか。
自分らは今日も新曲中心の構成で本番にのぞむ。曲間、MCをしていると、目の前に座る女性がとてもナチュラルに相づちをうち、話しかけてくる。こっちも自然と答えてしまい、なんだか古くからの知り合いみたい。
「なんか飲む?おごるよ」とふざけると「えーいいんですか?」なんて答えるので「じゃあすいません、僕から彼女に一杯お願いします」なんて結局、ホントにおごってしまった。
お客から一杯ふるまわれるという事は多々あるが、おごったのは人生初めての体験。
本番が終わり居酒屋でかるく打ち上げていると、さっきの酒代をPOPS倶楽部に払い忘れているのを思い出す。
あわてて戻るとまだAKIさんがいた。
「払いにきたよ」というと「えーー?そんなの絶対払わず帰っちゃう人なのにどーしたの」なんていわれる始末。
まったく失礼しちゃうよ、どーゆー人間だと思われてんのかね。
ふざける時は真面目にふざけたい性分ってことかな。
浜松POPS倶楽部、Lilyさん、AKIさん、出演者の皆さん、みつい君、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と、一杯おごるよの握手を送ります。
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2018.10.7
静岡UHU
出演/オグラ&ジュンマキ堂、石田チビオヤジ、姫月夕美ミュージックファクトリー、OA:杉山二郎
清水港をぶらぶらしていると電話が鳴った。昨夜も客として来ていた旧友ハムからのコール。
高校生だった頃、世話になった人のお墓まいりに案内してもらう約束をしていた。
今どこ?と聞くと、もう駅前にいるという。
なんでこんなに早く駅にいるのか聞いたら、お墓の下見をしてきた。という。
寺はわかるがお墓の位置に自信がなかったらしい。
「せっかくオグリがきたのに、墓がわかんないじゃあ、シャレんなんねえからさ」などと笑っている。
ハム、なんていい奴…。もうオグリなんて呼ぶやつはいないけどね。
また夜顔出すよ。というハムに手をふり、ゆっくり移動。
今日は石田さん仕切りで静岡UHU。
トップで出た石田さんの写真をとっておけばよかった。歌の内容とヘルメットがばっちりキマッていた。
予定では新譜をもって回るはずだった今回のツアー。炎事情もありレコーディングはまったく間に合わず。なれどメニューは半分以上新曲ということでジュンマキのリズムもずいぶん馴染んできている。
新譜がないので、新作缶バッヂを持ってきたのだが、例のバッヂがなぜだかよく売れる。
「豆太郎の青と…おばさんバッヂ下さい」とか「迷路のジャケットと…あとおばさんバッヂ」などと、いつの間にか『おばさんバッヂ』と呼ばれている事に驚く。結局、ライブ終了後、残り1つとなってしまった。あんなの買ってどーすんだろう。
あと、意外にも僕らの写真柄のバッヂが完売。アイドルチックにふざけて作ったので、あまり持ってこなかったのだが、わかんないもんだ。
打ち上げではハムとかーくんも交え、古い話と今の話で盛り上がった。すっかり忘れていたが、葬式ギグで塔婆を盗んだ話や、家出の事など、話してるうちにどんどん細部を思い出してくるから不思議だ。
ジュンマキに「オグリ、オグリ」とからかわれながらもノスタルジックで愉快な夜は更けていった。ハムは「ここ5年で今夜が一番楽しい」とはしゃいでいた。
静岡UHU、シンヤさん、きなこさん、石田さん、出演者の皆さん、住田さん御一行、ハム、かーくん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と、ここ5年で一番楽しい握手を送ります。
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2018.10.6
清水HAM
『BELIEVED THE WAY Vol.5』
出演/オグラ&ジュンマキ堂、モリクン&ボケッツ、望月康平&BARAKAN BEACHES、fennel、gunishi&eccentric starz
♪しみーずぅー港のめいぶーつーわぁー♪
康平君の仕切りでふるさと清水へ。
店に着くとステージは紅白の横断幕が張られお祭り模様の飾り付けとなっていた。
久しぶりに会うモリさんの新しいバンドメンバーは、全員古い友達でビックリ。
ギターのハッシーは10年ほど前「お前ホントに小倉か? お前死んだってきいたぜ」と電話してきた地元の同級生。ハッシーのまわりでは『小倉は酒の呑みすぎで肝臓を患い死んだ』という噂が広まっていたらしい。
おそらくアルコール依存症&肝不全で世を去った親父の事とごっちゃになった噂だと思われる。
ベースは中野さんでドラムはフトシ君。
「小倉君おぼえてる?」「おー!誰だっけ」などと話している我らを見て、マキちゃんは「50過ぎの大人が君付けで呼びあってる」とニヤニヤしていたそうな。
リハを終え、モリさんたちと名店「金の字」で名物カレーモツを頂く。幼いころ、酔っ払って帰って来る親父の土産はこのカレーモツだった。
本番はどのバンドも盛り上がりサイコーなお祭り気分の夜となった。
そして、モリさんの変わらぬパワーと上質なメロディ。
都会へ出て行く若者の心情をセンチメンタルなしで切り取った『家を出た』は、やはり20世紀の名曲!
懐かしい顔にたくさん会えて康平君の愛を感じるブッキングだった。
清水HAM 店長さん、康平君、モリさん、共演のみなさん、ケンちゃん、瑞佳さん、毛利さん御夫妻、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と死んでない握手を送ります。
―昔書いたハッシーとの話―
●オグラの噂の話(RRN2007年10月)
先日、高校の同級生Yが静岡の飲み屋から電話してきた。
Yとは今でも連絡しあう間柄で、ガヤガヤする中、他愛もない事をしゃべり「じゃあ、また」と切ろうとすると「ちょっと待ってみ、今、お前と同じ中学だった奴とかわるわ」と言う。
「え、誰?」と聞いたが、その声は店の喧騒にかき消された。
「……」
「もしもしぃー?、オグラ?俺、わかる?はしもと」
なんとなく懐かしいその声。でも、はしもと…?と思いながらも瞬時に『ハッシー』というあだ名が連想された。
「はしもとって……ハッシー?」
「そーそう、ハッシーだよ、はしもとハッシー。お前、ホントにオグラ?」
「お、おぅ、そうだよ。ハッシーって六中だっけ?」
「そうだよ、…ホントにわかってる?」
「わかってるよ、サッカー部のハッシーだろ?」
「俺、剣道部だよ」
「あぁ、そーか。高校どこ行っただっけ?」
「お前と同じ清水工業だよ」
「ああ、情報科のハッシーか」
「バカ、俺、電気科じゃん」
「あぁ…そうだっけ…」
誰だこいつ…。
「昔、俺もバンドやるっつって、お前にバイオリンベース借りた事あったっけじゃん。覚えてねぇ?」
……まったく思い出せない。しかし、僕は確かにグレコのバイオリンベースを持っていた。
「だけど、お前ホントにオグラ?」
「そーだよ」
「マジ?」
「なんで?」
「俺…オグラ死んだって聞いたぜ」
わお、僕は死んでいた。
なんでも酒の呑みすぎで、肝臓を患い十年ほど前に死んでいるらしい。
そーいえば十年位前から、生きているような気がしない。「しまった! 死んでたのか」と思い、足もとを見た。あれ?……足はちゃんとある。へんな形だがツメもついている。
電話はまたYにかわった。
「お前、地元で死んでるらしいじゃん」
「そのようですな」
「ハッハッハッハ」
電話を切ったあと、卒業文集を見てみた。ああ、ハッシーって、あのハッシーか。完全に思いだしました。おお、なつかしい、半分忘れててゴメン。
……俺も生まれかわったつもりでがんばるわ。
末筆失礼
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2018.10.5
マキちゃんからこんな写真が送られてきた。
「オグラスタイルのおばちゃん発見」というタイトルで。
そんなに似てるかなぁ…。
友達はみんなソックリだという。
中には「え、これオグちゃんじゃないの?」という反応まで。
妻にいたっては「なんでスカートはいてんの?」というありさま。
ツアー用新作バッジを作っていたので、ついでにこれもバッジにしてみた。
なかなかオシャレに仕上がったぜ。
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2018.9.15
三島 特別養護老人ホーム
『南二日町納涼祭』
出演/オグラ&ジュンマキ堂、みしまるくん、みしまるこちゃん
雨の高速は事故渋滞。入り時間を30分ほど過ぎ三島へ到着。
今年もまた是非という声があがり呼ばれた『南二日町納涼祭』。まことにもって嬉しい限り。
演奏まえに館内を練り歩き。寝たきりで下へ降りられないおばあちゃんたちの部屋を訪れチンチンドンドン。
手足が麻痺してる指でかすかに手拍子するおばあちゃん。僕らを見た途端、顔を両手でおさえ号泣するおばあちゃん。嬉しい嬉しいと何度も握手。今日が誕生日だというのでお名前をきき「ハッピーバースデーディアちよこさーん」と歌うと感涙はさらに高まった。
その顔を見ているとこっちもかなりグッときてしまう。底知れぬ音楽の力、チンドンとゴロスの偉大さを痛感。チンドン屋という形を作った先人に敬意を表し本番へ向かう。
今年も元気なおばあちゃんたちがマイクを通して歌ってくれた。残念ながらワイアレスが用意されていなかったので後ろの方まで行き渡らなかったが皆さん大きな地声で唱歌を合唱。
ラストに用意していた「南二日町納涼祭音頭」を歌い終わると、本気のアンコールをいただいた。
アンコール問題はほとんどのミュージシャンが悩むところだと思う。
お約束だからしょうがないけど、今日はもういいんじゃない?って時や、まばらで力のない拍手を頂戴する時もある。「時間大丈夫かな」なんて後ろのスタッフを見たりするが、ほとんどの場合いいに決まっているのである。
自分の場合、拍手がおこったらソッコーで振り向き「ありがとーやります!」という事で乗り切っている。
そして、今日みたいな本気のアンコールの時は少し余裕をもってグズグズし、しかし決して帰るフリはせず「時間は…」ととぼけながらマイクに向かう。今日はガッツリしたブギウギを披露。
また今年もおばあちゃん、おじいちゃんたちのシワから沢山の何かを受け取りました。
三島 特別養護老人ホーム南二日町、おばあちゃん、おじいちゃん、館長さん、山本さん、、スタッフ、ボランティアの皆さん、みしまるくん、みしまるこちゃん、ユンジさん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と「時間大丈夫かな」の握手を送ります。
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2018.9.9
石垣島すけあくろ
出演/オグラ&ジュンマキ堂
猫のガンボに髪の毛を舐められ起床。
静かな動物の気配で目覚めるのは何年ぶりの事だろか。朝から体内にセロトニンが充満。
タダさん、ニモさんに空港まで送ってもらい、またまたプロペラ機に搭乗。
楽しそうなジュンマキに対し、離陸でかたまる自分。充満していたセロトニンは激減し、揺れては沈み、沈んでは浮かぶ気持ち悪さの中、あまりの緊張に眠気が襲ってきた。
ああ、寝ちゃダメだ…と、うとうとした途端、ギャラギュルルルルー!と殺人的な轟音とともにものすごい衝撃。
墜落だー!!と跳ね起きると石垣空港へ無事着陸していた。うとうととした間に30分が経過していた。
ゲストハウスにチェックインするとそこにも猫がいた。
石垣合流の妻に販売CDを持ってきてもらい、日本最南端のお店すけあくろで一時間みっちりとリハ。
心配されたお客も集まり、ヒジョーにいい最終日を迎えられた。地元のお客さんに混ざり、東京から、大阪から、来てくれたみんな。そしてイングランドからきた飛び込みのお客Taliちゃんもthank you!
彼女は清少納言好きの旅行者。北海道、東京、大阪、四国など日本中をまわり石垣島で最後の夜をしめくくった。翌日は香港へ。三ヶ月の休暇で世界中を旅しているというので「君のパパはオイルキングなの?」と聞いてみたが「No No」と笑いながら「日本人の休暇は短すぎる」と言っていた。
翌日はリッチなリゾートプールで寝転び、海へシュノーケリング。カラフルな魚をどっさり見て再び幸福感につつまれた。浮かぶジュンマキとはしゃぐ廻し屋。いやー苦労を忘れるぜー、ま、苦労なんかしてないけどさ。
その夜はマキちゃんの一日早い誕生日を祝い翌日ジュンマキは帰京。
東京から来た友達と僕らはまた海へ。地元漁師さんの船で白保のサンゴ(青サンゴや指枝サンゴ)と魚を堪能。眠りブカという小さなサメどんも目撃。
ふと気がつくと海の真ん中にエントツみたいなものが何個か突き出ている。
漁師さんにきいてみると。
これは昔、この海を埋め立てる形で計画されていた新石垣空港建設の名残だそうな。行政側がここまで埋め立てるという目安にたてたエントツ。
しかし、白保のサンゴは数少ない生態系を残したサンゴ礁であると認識され、住民、自然保護団体、学者など様々な人の反対運動で見直しになった唯一の事例だと言っていた。その後、新石垣空港は丘の上に建設された。
空港が出来たおかげですけあくろにも来れた訳だが、こんなきれいな海を埋め立てようとしたなんて、途方もないゾッと感。しかし丘の上にも植物や生き物はいた訳で…ああ、この世は未解決であふれている。
来年もまた呼んでもらえることになったので地元の人の話をもっと聞いてみたい。
それにしても、今回はトーコちゃんなしではありえないツアーだった。彼女が関わる「やいまタイム」に記事を載せてくれたり、台風で二回転した軽自動車ですべての送迎をしてくれたり、ホントにお世話になりました。
車で店まで送ってくれる時、もうほぼ着いているのに「やがて着くさ」というトーコちゃんの言葉が面白かった。
やがてったってもう見えてるじゃん。「やがて」は「もう」の事らしい。
すっかり土地になじむ彼女に手をふり石垣島を後にした。
ありがとう、また来るさー♪
石垣島すけあくろ、今村さん、スタッフの皆さん、トーコちゃん、ふーさん、RYO&ゆみちゃん、オソさんご夫婦、Taliちゃん、ボンちゃん、真知子さん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と指枝サンゴの握手を送ります。
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2018.9.8
宮古島ビッグチーフ
出演/オグラ&ジュンマキ堂
石垣島に移住した旧友トーコちゃんの粋な計らいからトントン拍子に決まった『南の島ツアー』
飛行機をとるのが遅く、直行便で宮古島へ行くより、なぜか一旦石垣島へ行き宮古へ飛ぶほうが安いという事が発覚。という訳で前日に石垣島へ前乗り。
人生、4回目の飛行機旅。ああ、恐ろしや。特に離陸が怖い。ものすごい轟音と重たい機体が浮き上がる瞬間はまさに天国への階段だ。神経を集中するため、何も喋らなくなる自分をジュンマキがからかう。なぜみんな高所平気症なのか。以前、離陸した直後にバナナと弁当を食いだす猛者がいてビックリ。今食うかね…。
半分気絶しながら3時間。やっと石垣島が見えてきた。ホントは見てないけど。
実は6年程前からシュノーケリング好きになった自分。毎年夏には熱海の初島や三浦海岸へ出かけるのが習慣になっている。
『海似合わねー』とみんなに言われながらも、ラッシュガードや磯ぐつなど一揃え持っている。
「島行くんだから絶対持ってった方がいいよ絶対」とジュンマキにクドい程勧めたため、三人ともパンパンの荷物で空港到着。
台風で二回転したという車でトーコちゃんが迎えに来てくれた。
荷物を家に置きそのまま海へ。
水中メガネで見てみるといるわいるわカラフルな魚たち。一気にバカンスモードに突入しビーチでビール。
夜はトーコちゃん、ふーさんたちと合流し地元の店で乾杯。
翌朝、寝ぼけまなこでケータイをいじってる姿をマキちゃんに激写された。ダメ人間の正体がバレるようなナイスショットに本来の自分を再確認。
サイコーにいい天気の中をプロペラ機で宮古島へ。ジェットエンジンと違ってプロペラはそんなに音しないかな?と思ったら大間違い。ギュルルルルーと巨大生物を絞め殺したような炸裂音とともに天国へ。
30分程で宮古へ到着。
店長のタダさんが犬のネリと迎えに来てくれた。明日の午後には再び旅たつ我ら。宮古来て24時間もいない人たちは初めてだ。といいピカピカのビーチに寄ってくれた。
店につき奥さんのネモさんにごあいさつ。お店には犬のネリと猫のガンボ、酔ったいきおいでもらってきてしまったという子猫のオクラがいる。
ジュンマキも僕も毛モノとじゃれながら、しばしうっとり。
子猫のオクラを東京へ連れ帰りたい欲望をきょうじんな精神力でおさえ、いざ本番。
初めてなのでヒジョーに心配だったが満席のお客さん。ライブも大いに盛り上がり、なんと2日分用意していたCDと手ぬぐいが売り切れた!!
地元の新聞にも載せてくれた上、タダさん御夫婦の多大なる口コミ宣伝のおかげ。「決して明るいだけの歌じゃありませんよね」というタダさんの感想も嬉しかった。
いやー来て良かった。ここがホントの天国だった。
打ち上げに連れて行ってもらったお店は何もかもが美味しく、特にミーバイという魚の旨さには舌をまき、打ち上げ中、全員巻き舌で喋っている位だった。店長さんが先日東京へ遊びにきた際、なんとなく入った店がペリカン時代だったという事も発覚し「自分らの友達が今度宮古いきますよ」といったのがここにいる我々で、なんとも不思議な縁を感じる。
いやー来て良かった。ここがホントの天国だった。二度言おう。
宮古島ビッグチーフ、タダさん、ネモさん、ゲンタさん、新聞社の皆さん、トーコちゃん、ふーさん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と天国の握手を送ります。
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2018.8.15
19才の頃、バイトで知り合った気のいい初老紳士から自分はシベリア抑留の俘虜兵だった。という話を聞いた事がある。捕虜ではなく俘虜(ふりょ)と発音していた。
毎日、寒い建築現場で働いていたが、民間人の中にはこっそりお菓子をくれる御婦人もいたそうな。
元床屋の俘虜は外には行かず、ものすごい数の日本兵の髪を刈るのが仕事だったので、手に職がある強みを痛感したと言っていた。
この現場が終わったら日本へ帰れると言われ、張り切って大きな石を運ぶと先輩に怒られた。そんなやり方をしてたら死ぬと。石は小さめなやつを重たそうに何度にもわけてゆっくり運べと言われた。
現場に一区切りつくと列車に乗っていよいよ日本へ。と胸を躍らせるが着いた所は次の現場。何度も何度もだまされあきらめたある日、今度こそ日本へ帰れると連れてこられた所は港だった。
そこでもまだ信用できず、船に乗って随分時間がたった頃、もしかしたら本当に…と感じ始め、日本の港が見えた時初めて喜びが湧き出たと言う。 ニコニコしたおじさんだったがこの話の時は目の中に深淵があった。
細部に記憶違いがあるかもしれないけど貴重な話を聞かせてもらいました。
そして昼に炒飯も奢ってくれた。さらに、定職がないなら床屋になったらどうか…。と提案もされた。
それはともかく
祈平和。
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2018.6.24
国立 地球屋
『宮本しゅう還暦祝チャリテーコンサート、復活を応援しよう!』
出演/オグラ&ジュンマキ堂+原めぐみ、シッカローラーズ、ハーレムknight(北沢孝一&Ladies)、五次元オーバードライブ、宇宙トレモロトーンズと仲間達(吉田直弘Dr/松田一善G/下山アキラB/掛橋誠一Key/タクミモンスターKey)/タコボー、高橋KAZ、金崎信敏、下山アッコ、岡村フミオ、and more
宇宙トーンズ、トレモローズのしゅうちゃん復活祭。
クモ膜下出血ときいた時は目の前が真っ暗になったけど、3週間眠り続けた後、パチっと目を開け、ロケット回復。後遺症もなく、日々リハビリをこなしていたしゅうちゃん。
僕らは早い段階でお見舞いに行ったので声は少し出にくかったけど、喋るわ喋る。
週一でシャケを出してほしいとか、できたら鰻を、なんて先生を笑かしていた。
医師の指示を待たず自らリハビリのステップアップを申し出ていると言っていた。さすが我らがしゅうちゃん、宇宙エネルギーのかたまりだ!
そして4ヶ月の入院を経てめでたく退院。
還暦祝いと復活祭となったこの日、たくさんのミュージシャン、友達が集まった。
客席でじっと見ていたしゅうちゃんだったが、最後はたまらずステージへ上がり歌まで歌ってしまった。
We are HAPPY HAPPY HAPPY HAPPY HAPPY HAPPY♪
ホントによかったよー。
元気になってくれたしゅうちゃんに深い感謝と宇宙的規模の握手をおくります。
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2018.5.5
『自主制作米』
ああいいな せいせいするなぁ〜。
と時間のないころのゆめをみながら自主制作米の田植えも完了。
毎年同じことゆってるけど、一度も豊作ならず。
今年は苗の量、少ないのと多いの、2パターンで実験。
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2018.5.4
『田植え』
なつぅ〜はきぬ〜♪
という訳で今年も田植えの季節。
去年はスケジュールが合わず参加できなかったが、やっぱりこれがないと五月が締まらない。
今年は過去最多20人の早苗ガール&たんボーイが勢ぞろい。
この田んぼは地代いくらの賃貸ではなく、一年の収穫のうちニ表を地主さんに納める年貢システム。
お神酒を田んぼに流し、お天道様、今年も豊作をおたの申します!!
お昼は小屋へ戻り、みんなで昼ごはん。
いつものようにまちこさんのカレーが食えると思ったが、今年はタコライスとの事。
なーんだ、蛸の炊き込みご飯か…とちょっとガッカリしていたが、タコライスとはメキシコ風料理タコスの具材を飯の上に乗せた沖縄県料理だそうな。
めちゃくちゃ美味かった!
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2018.4.28
西荻CLOPCLOP
『CLOPCLOP27周年前夜祭』
出演/オグラ、ペリカンオーバードライブ(増岡謙一郎vo.gt・鈴木賢B・大嶽智孝Dr)
ゲスト/ハラ☆タカシ(gt)
まったくもって居心地のいい夜だった。
CLOPCLOP27周年につき、何かやってもらえないかという事で催されたライブ。
広島からマサルがやってきて、ペリカンオーバードライブにギターのハラ君も参加。ギターが二本あると小島君の存在が大きくよみがえってくる。
自分は800ランプ時代の埋もれた佳作やめったにやらない曲をたっぷり。セッションでは『ビル風と17才』『蒸発&ランデヴー』などをロック編成で披露。
衣装はギャルソンのなんちゃんに頂いたジャケット着用。
最後アンコールは店長タカちゃんが好きなクレイジーキャッツで閉幕。
ゴールデンウィークだというのに、ヒマ人の…いや、センスのある人々で店内はぎゅうぎゅう。
まったくもって居心地のいい夜だった。
タカちゃん27周年おめでとー!!
西荻CLOPCLOP タカちゃん、ぶんちゃん、なんちゃん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と居心地のいい握手を送ります。
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2018.4.16
原宿クロコダイル
出演
オグラ(key原めぐみ Bアラケン)
サニー久保田&オールドラッキーボーイズ
members:久保田慎吾(vo) 宮崎裕二 / 村松邦男(g) 谷嶋ちから(B) 伴慶充(ds) 小滝みつる(k) 佐藤綾音(sax)サーシャ(マスコットボーイ)
サイコーにハッピーな夜!!
久保田慎吾さんは80年代ニューウェーヴバンド8 1/2のヴォーカルだった人。
当時中学生だった自分はTV「金曜娯楽館」で8 1/2を見たことがある。ヒカシューやリザードも出ていて、東京にはイカれたバンドが沢山いるんだなあ。とびっくらこきつつも「バンド」というものが身近に感じられた瞬間でもあった。
また慎吾さんは映画『星くず兄弟の伝説』の主演も務めている。
そんな慎吾さんと大御所が在籍するオールドラッキーボーイズとの対バン。
少々、緊張したが実にうれしい一夜だった。
御年60という慎吾さんの瑞々しさにも驚き。話をしていても実に精神が若い。ブコウスキーが好きという所にも感激。
リハではメンバーの方々に「あ、ギターの端塗ってるから小さく見える」「俺も真似しようかな」と早くも見抜かれた。「なんでそこ塗ってるんですか?」と聞かれることはちょくちょくあるが、一発で見抜かれたのは初めて。
また、終演後、元シュガーベイブの村松さんからインチキ手廻しオルガンも褒められた。「インチキを真面目にやりきってるのがいいよ」なんていわれ無性に嬉しかった。
やっぱり一流の人は目の付け所がちがうぜ。ひひひ。
原宿クロコダイル PA&スタッフの皆さん、慎吾さん、オールドラッキーボーイズの皆さん、ブラボー小松さん、かわむらきょうこさん、真琴(写真提供)そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と一流の握手を送ります。
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2018.3.9
『火事の話』
1月31日の夕方電話が鳴った。「杉並署ですがオグラさんの携帯で間違いないしょうか?」
え、なに…オレなにやったの?泥酔して無銭飲食でもしただか…。
「は、はいオグラですが…」「お宅が火事です。今奥様はどこにおられますか」「え、火事?妻は実家に帰ってますが、ボヤですか?」「奥様は無事なんですね」「はい昨日から実家にいるので…え、もしかして全焼?」「いや…ハッキリした事は申し上げられませんが」「えっ?もう言っちゃって下さい全焼レベルですか?」「はい、ほぼ…」
ヒーー。
急いで家へ帰ろうと自転車をこぐと、電話やメールがじゃんじゃん鳴った。電話をとったつもりが、間違えてメールを開いてしまった。
『おめでとうございます!ピンポイント当選です。振り込みはコチラヘ』
冗談じゃないよ、こっちはピンポイントで燃えてんだ。
家へ近づくと道にはロープが張られ、消防と警察の人がわんさかいて、見慣れた自宅は現場と化していた。ウチは古い木造で出来た三軒長屋の真ん中。二階の窓からもうもうと煙があがっている。消防隊員に「右の家におばあさんが一人いて、左側はおじさんが住んでます」と報告。おじさんはもう避難したというが、おばあさんの安否はわからないという。
次に浮かんだのはインチキ手廻しオルガンと妻の仕事道具(パソコン、データ)だった。
火はすでに鎮火していたので楽器を救出したい。といったが、危険だから駄目だという。いやいや大事なもんだからと無理やり入ろうとすると「では隊員と一緒に」ということで中へ。幸い楽器、録音機材は半地下にあったので無事。妻のパソコンとデータは二階だったため救出できなかった。
騒然とする現場の中、妻に電話をかけ現状を説明。切るとすぐまた電話が鳴り、近所に住むペリカンのマスちゃんが駆けつけてきた。自分の第一声は「ライト マイ ファイヤ〜」だったそうだが、よく覚えていない。
火事はテレビのニュースになり、翌日の新聞にも載った。悲しいことに隣りのおばあさんはトイレで倒れ亡くなってしまった。火はおばあさん宅の台所から出ており、ウチの壁、屋根を焼きつくし左の家までのびていた。
翌日の報道では「ひとり死亡、二人行方不明」になっていたそうで、自分にも妻にもあちこちからメールと電話が殺到、これはもうSNSで無事を知らせようということになった。ライブも中止にしない旨を伝えた。
とにかく帰って来ても寝る所がないので、妻にはそのまま実家で待機するように告げ、自分は翌日の現場検証に立ち会った。
異常なキナ臭さの中、二階へ上がると、妻のパソコンは水浸し、ベッドは跡形もなく衣類も焼け落ちていた。ただ一張羅の衣装ジャケットは上から厚手の古着をかぶせてあったので無傷だった。
何十年も住んだ家にはいらないものがたくさんあり、真っ黒になった部屋を見て不思議とさっぱりした気持ちになった。オルガンと衣装がありゃ後はいいか。出しそびれていた燃えるゴミも燃えていた。
その後、町なかで妻の店の大家さんに遭遇。「あれ?今日店お休みだったよ」というので、事情を話すと「あら大変!家賃なんかいいから上の空き部屋おいで」といってくれた。21世紀のこの御時世になんという大家さんだろう。すぐにガス電気を開き布団も用意してくれた。大家といえば親も同然。というのはホントだった。
火事当日、区役所の人がお見舞金を持ってあらわれた。なるほど、着の身着のままだったら泊まる所もないだろうという有難い配慮。そして『火災にあった方へ』という書類も渡された。色んな手続きをすると、税金が減免されるといい、まず、り災証明証をとり必ず役所を回って下さい。といわれた。
それから毎日、使えそうなものは現場から運びつつ、消防署、区役所、都税事務所、税務所へ通う日々。
役所の人はみんな感じ良かったが、り災証明証の書き方が違うとか、内容がわかりにくいなど、あっちこっちたらいまわし。消防署に書き直してもらったが、今度は家の面積が登記簿と違う数字になっていた。
都税事務所はこの数字のパーセントでは減免がきかないといわれ、翌日また消防署へ。火災保険に入っていなかったので、少しでも安くなるものがあればありがたい。
しかしもう書き直しは出来ないと、かたくなな態度。「なんでよ?登記簿どおりに書き直してくれればいいだけの話じゃん」「現場の職員が測った数値を書く事になっています」「だけど、間違ってるよ。消防署はウソの記載するって事かよ」と完全に血がのぼり輩と化す自分。
その後も清掃局と解体屋のわかりにくい説明と脅かすような物言いに苛立ち、恐ろしいほどの解体費がかかることなどで心身ともにヘトヘト。
こんな事ではイカンと、燃えてしまった『ジョンライドン新自伝』を再購入。夜な夜な読みながらメンタルをきたえ、Anger is an energy〜と日々の折衝に向かった。
結局、年度末というタイミングも手伝い減免は少しも効かなかった。トホホ。それならそれで初めから教えてよ。あの数週間はなんだったのか。
火災にあう人は年間たくさんいるのだから、災害専用窓口をひとつにまとめてくれれば…とは妻の弁。
そんな日々を支えてくれたのはたくさんの人の声と支援だった。部屋を提供してくれた大家さん、すぐに物資を送ってくれた人、米を運んでくれた人、この電化製品が余ってると連絡くれた人、近所から遠方から服や酒、お見舞いを届けてくれた人、有志を募ってくれた人、CDを大量注文してくれた人、ライブにかけつけてくれた人、片付け、引越を手伝ってくれた人、お酒をおごってくれた人、パソコンデータを復旧してくれた人、そして、タイミングを見計ってくれた人。
『人ってこんなに助けてくれるのか…』という驚きと、様々な種類の気遣いがある事にもびっくり。
みんな自分で大変なのに…くう。
おかげで今は新居も決まり、家電、身の回りの物もあらかた揃いました。現場の片付けはまだまだかかるので、ゆっくりマイペでやっていこうと思います。
中原中也の「喜びすぎず悲しみすぎずテムポ正き握手をしましょう」というフレーズがすきで、そんな風に生きられたらと思っていましたが、大勢の人の温かさが全身にしみ、落涙、そして、感情は揺れに揺れ、膨大な感謝で膨らんでゆく毎日。
僕はもう喜びすぎようと思います。
みなさん、ほん、とーーーーに、ありがとうございました!!
マリアナ海溝より深く感謝です!!
びっくり!めちゃくちゃ助かりました!!!
そして「絶対火災保険入ろう」という妻に「もう入んなくて大丈夫だよ、二回はねえだろう」とタカをくくる自分であった。
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2018.2.11
下北沢 風知空知
「ふたりでラララvol.2」
ゲスト うつみようこ
ホスト オグラ
「ふたりでラララ」風知空知、沢山のお越しありがとー!!
第三回目もうつみさんを迎えたい位いい夜でした。
野太い声の奥に繊細な優しさを感じたよ。
ニベアを使ってる所もベリーキュート♪
とにかくやれて良かった。
また、支援物資やチョコレート等沢山のプレゼントもありがとねー。
海より深いディープキッス!
下北沢風知空知 さきこさん、じゅんさん、スタッフのみなさん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝とラララの握手を送ります。
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2018.2.2
−facebook投稿−
沢山の温情あふれるメール、コメントありがとうございます!
3名行方不明という報道もあったそうですが、とにかく無事です。
昨夜から寝泊まりする所も決まりました。布団もあります。
事務処理や片付け等やること満載ですが、手廻しオルガンが燃え残ったのが本当に幸いでした。
また警察、消防、区役所の方々にも感謝申し上げます。
ってちょっと堅いか…
燃えるゴミ出し忘れてたから手間はぶけたぜー。
では!下北沢にオルガンの無事確認しにおいでー。
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2018.2.1
−facebook投稿−
無事のお知らせです。
既に知ってる方もいるかと思いますが、昨夜、隣家からの出火で自宅が全焼しました。
幸い僕も妻も留守にしていたので無事でした。
さらに楽器類、機材類も救出できました。
皆さん火の元にはじゅうぶん御注意を。
炎の廻し屋、元気です!
では2/11下北沢で会いましょう♪
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2018.1.14
−facebook投稿−
大家といえば親も同然、店子といえば子も同然。つーことで毎年恒例の新年会。
隣の子供らもいて賑やかー。
大家さんとライン交換したよー。
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2018.1.8
『群馬前橋CoolFool』
出演/オグラ(ソロ)、早川義夫
年末に風邪をひき、喉は痛いわ鼻はでるわの寝込み正月。
なんだか毎年正月に風邪をひいてる気がする。
鼻がダメなので何を食っても味がしない。
味というよりニオイなのか。
ふと思う…なぜニオイなんてものがあるんだろう。
よくよく考えてみると、音や色なんてのがこの世に存在してるのも実に不思議なことだ。
熱にうなされたせいか、変なことを考えてしまう。
今年初めてのひとり旅は前橋CoolFool。
昨年、店長佐藤さんから「早川義夫さんとツーマンやってみない?」というありがたいはからいで実現した夜。
早川義夫といえばジャックス。高校生の頃、ライブハウスのマスターから、秘蔵だぞ。とまわってきたジャックス日仏会館ライブテープ。その後のソロ「かっこいいことはなんてかっこわるいんだろう」を聴いたのは上京したて二十歳の頃だった。
早川さんの一曲目はなんと『マリアンヌ』。お客のリクエストに応えるという贅沢な構成だった。
自分は喉が本調子でなく、酷い声。
東京から荻原魚雷くんや荒井さんたちも来ていたのに面目無し。
こいつぁ春からてんでダメオ。
反省の帰路についたのっだった。
群馬前橋CoolFool、佐藤さん、早川義夫さん、そして来てくれたお客さん、以上の方ひとりひとりに深い感謝と
酷い声の握手を送ります。
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2018 1.7
新年明けすぎましておめでとうございます。
都内一発目のライブは「ふたりでラララVol.2」。 ゲストはその昔、800ランプラストライブにも出演してくれたうつみようこさん。 デュエット曲たくさん歌いたいなあと思ってます。
歌っても歌っても決してなくならない歌、つまり音楽とは回転である!
今年もよろしくどうぞ♪
インチキ手廻しオルガンオグラ拝
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